愛媛県立伊予高等学校
 
本日までの来訪者676655
アクティブ・ラーニング推進拠点校
12
2017/02/10

【アクティブ・ラーニング】広島で開催されたAL型授業研究会

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    「アクティブラーニング型授業を定着・発展させる」研究会

  • 開催日時 2月4日(土)14:00〜17:00
  • 開催場所 TKP広島平和大通りカンファレンスセンター
  • 主催   (株)ラーンズ 営業開発部

 先日、広島にて開催されたAL型授業研究会に参加してきました。昨年の研究会でも京都大学の溝上先生は登壇されていましたが、今年はその溝上先生に加えて、先生が教育顧問をされている桐蔭学園の実践が聞けるというので、大変楽しみにして出かけて行きました。第一部は溝上先生による講演。今回は自身の研究テーマである学校から社会へのトランジション(移行)という話は押さえつつ、AL型授業への転換の必要性等、会場からの質問を交えながら分かりやすく説明していただきました。「深い学び」は「ディープラーニング」に譲り、ALのポイントは「対話的」のところにあるという先生による学術的な見地からの興味深い話も聞けました。第二部は楽しみにしていた桐蔭学園の取組。佐藤透先生による講演です。桐蔭学園がなぜALに踏み切ったのか、その過程、また1年目の苦労2年目の実情、そして3年目に向けての展開などなど。どれもこれも聞き逃すまいと必死に傾聴しました。また、ALにかける、いや将来の子どもたちのためにかける先生の情熱に圧倒、感動、そして自身奮い立たされました。桐蔭学園がALの先鞭を付ける、ということで個人情報以外はすべてオープンにされています。「YouTube」始め、様々なツールで学園の取組が拝見できます。興味のある方は御覧下さい。

 「意味を深く考えず、授業は黒板の丸写しで、暗記に頼ってテスト問題を解くような勉強だけなら、もうAIのほうが優れている・・・。」「目の前の生徒の10年後、20年後をイメージした授業デザイン、学習デザインを考える。」まさに生徒たちの未来のために。それが我々教育に携わる者の使命であることを再認識させられた研修となりました。ぜひ、来年度こそ訪問し、意見交換したいと思います。

(N.)

研究会1
研究会2
研究会3
研究会4

14:57 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0)
2017/01/12

【アクティブ・ラーニング】教育改革推進フォーラム(那覇開催)

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    教育改革推進フォーラム(那覇開催)

     〜アクティブラーニングと学力の関係を考える〜

  • 開催日時 12月24日(土)11:00〜18:00
  • 開催場所 沖縄県市町村自治会館
  • 主催   産業能率大学
  • 協力   有限会社オーシャン・トゥエンティワン
  • 協賛    株式会社AL&AL研究所

 先日、沖縄にて開催された教育改革推進フォーラムに参加してきました。講演や体験授業等多くのセッションが用意されていました。私は、4時間とも文系の授業を体験しました。まずは、香山真一先生(岡山県立和気閑谷高等学校校長)の国語からスタートです。ジグソー法を用いて、二つの文章を比較するという比べ読みのような授業を体験しました。教科の値打ちを分からせるという大きな視点に立った、HR活動でも使えそうな授業でした。二時間目も国語。鈴木建生先生(産業能率大学経営学部教授)の授業は、コミュニケーション能力について考えることで、協同学習の意義を我々に教授してくれる構成となっていました。授業の最後には必ず個に返すというリフレクション。ALの基礎基本のような授業展開を学べました。三時間目は、前川修一先生(明光学園中学校・高等学校)の日本史。絵画資料を駆使した「看図アプローチ」という手法を初めて体験しました。最後は、自分にとって権力とは何か、という本質的、根源的な質問に収束していきました。自分たちにとってどれだけ価値ある質問ができるか、質問となり得るかを考えて発問しなければと改めて考えさせられました。四時間目は皆川雅樹先生(産業能率大学経営学部准教授)の日本史です。16マスに分割された一枚の紙に要点を書くというKP法は、生徒自身にやらせてみると自分の頭の中が整理されていいのではないかと感じました。140字要約はまさしく2次試験のようであり、国語力(要約力)が試される高度なものです。なかなか実施は難しいのではないかと思いましたが、確実に思考力は高められます。最後まで行き着かなくても過程が学習であると定義すると十分授業でも使える手法であると思います。全ての授業が、4〜6人のグループで行われ、多種多様な先生方と多くのことを共有することができました。自分たちがアクティブラーナーになったことで、それら実際の経験を十分生徒たちに還元できるのではないかと感じました。その後、意見交換会があり、全国の先生方と情報交換することができました。

 2016年、年の瀬。巷はクリスマス一色。私に取っては、今回の経験が何よりの自分へのクリスマスプレゼントとなりました。2016年4月、AL元年となった本県、本校のAL型授業が2017年、ゆっくりとではあるが、前に進み、生徒たちの主体的学習へ寄与できるように教職員一同研鑽に励む所存です。2017年も宜しくお願い致します。

(N.)

教育改革推進フォーラム1
教育改革推進フォーラム2
教育改革推進フォーラム3
教育改革推進フォーラム4
教育改革推進フォーラム5

11:38 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0)
2016/11/24

【アクティブ・ラーニング】公開授業(香川県立高松高等学校)

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公開授業(香川県立高松高等学校)

(全国高等学校国語教育研究連合会 第49回 研究大会 香川大会)

  • 期日   平成28年10月28日(金)
  • 会場   香川県立高松高等学校
  • タイトル  生徒の疑問点を活かした古典の授業
  • 科目、単元 2年古典B 「大鏡」

 高松高校は、高松市の中心部に位置し、創立124年目を迎える「独立自主」をモットーとする普通科高校である。授業は、生徒自らが学ぶことに重点を置き、65分5コマで組まれている。私は、2年古典B『大鏡』「弓争い」の授業を参観しました。生徒の疑問点から授業を組み立て、その疑問をみんなで解決していくことで教材を読み解いていく。1時間目に初読で疑問点を指摘させ、3つに絞った状態での2時間目であった。まず主語を押さえようと授業が始まった。ペアワークで疑問を解決していく。「では、話し合ったことを言ってもらいましょう」で、答え始める。「他に違う意見あるかなあ」で、どんどん手が挙がる。「さっき、だれそれ君はこう言いましたが、私はこう思います」「ここにこういうフレーズがあるから、こうと考えられます」自分の意見を持つ。何を言ってもいい雰囲気。また、分からないことを投げ出さない。分からないから考えてみる。分かる喜びを知っている。まさに主体的な学習が展開されていました。おもしろいなあ、と思わず鳥肌が立つ場面もありました。いい授業を参観させてもらいました。その後の研究協議でも、「生徒たちに自らが調べたい」と思わせるように授業を組み立てたとの発言があり、主体的な学びが担保できていると改めて授業者に感心した次第です。高松高校の皆さん大変お世話になりました。

(N.)

高松高校1
高松高校2
高松高校3

11:14 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0)
2016/11/18

【アクティブ・ラーニング】愛媛県立大洲高等学校

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平成28年度 学校訪問研修(愛媛県立大洲高等学校)

「トライ!アクティブ・ラーニング」

―思考を活性化する主体的・協同的な学習の推進―

  • 日時 10月25日(火)8:00〜14:45
  • 会場 愛媛県立大洲高等学校
  • 日程
    • 8:00〜 9:00 受付
    • 8:25〜 8:35 朝読書
    • 8:35〜 8:45 ショートホームルーム
    • 8:50〜 9:00 清掃
    • 9:15〜10:05 第1時限(授業参観)
    • 10:20〜11:10 第2時限(授業参観)
    • 11:25〜12:15 第3時限(ホームルーム活動参観)
    • 12:15〜13:15 昼食
    • 13:15〜14:45 分科会

 4月に指定されたAL拠点校の一つ、大洲高校で学校訪問が開催されるというので、出かけていきました。第1時限カラ第3時限まですべての授業を参観させていただきました。どの授業も適切なところでALの手法を取り入れ、生徒の主体性を促していました。特に目を引いたのは、ICTの有効活用です。若い先生からベテランの先生まで、プロジェクターに始まり、スマートフォン、iPad、それぞれの機器を駆使して授業展開されていました。主体的・対話的で深い学びの実現には、ICTの活用による「わかりやすい授業の実現」が重要になってきます。これが見事になされていたことに感心しました。本校は昨年度よりICT教育の推進校にもなっているため、大変見習うべきところの多い、学校訪問となりました。先生、生徒が同じ方向を向いて、生徒たちの自己実現のために学習活動がなされているなあという印象を持ちました。大洲高校の皆さんありがとうございました。

(N.)

大洲高校1
大洲高校2
大洲高校3
大洲高校4

10:08 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0)
2016/11/06

【アクティブ・ラーニング】香川県立観音寺第一高等学校公開授業研究会

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香川県立観音寺第一高等学校 公開授業研究会

「主体的で対話的な深い学びをめざして」

〜アクティブ・ラーニングとクロスカリキュラム〜

  • 日時 10月19日(水)10:00〜15:35
  • 会場 香川県立観音寺第一高等学校(百周年記念館大会議室)
  • 日程
    • 10:00〜10:20 受付(百周年記念館玄関ホール)
    • 10:20〜10:45 開会行事 講師紹介・日程等
    • 10:55〜11:50 研究授業1(数学・家庭)、公開授業1
    •        昼食
    • 12:20〜13:15 研究授業2(国・地歴・理科)、公開授業2
    • 13:30〜14:30
        基調講演
      • 講師 国立教育政策研究所 総括研究官 後藤顕一氏
      • 演題 「求められる資質・能力とアクティブ・ラーニング」
    • 14:35〜15:25 パネルディスカッション
    • 15:25〜15:35 閉会行事

 香川県立観音寺第一高等学校は、平成23年度からSSHの指定を受け、地域に根ざし、国際舞台で活躍できる、高い志と使命感をもった科学者、技術者を育成するために、探究力や国際性、科学リテラシー、地域貢献への意識の育成に向けたプログラムの研究開発や、全教科・全科目でALの視点に基づく授業改善に取り組んでいます。そのような中、現時点での授業改善の取組と研究を公開し、今後の取組に活かすべく、公開授業研究会が開催されました。隣県ということで、早速出かけていきました。平成27年には溝上先生(京都大学教授)、小林先生(産能大学教授)をお呼びして研修したり、先生方も各地の研究会に赴き、研鑽を積んでおられるようです。私は、入江孝彰教諭の数学と佐?ゆみ教諭・乃口哲朗教諭による国語の授業を参観させていただきました。入江先生は、グループでパソコンを操作させ、図形を表す公式を描画させていました。ICTを上手く活用されており、学ぶところの多い授業でした。国語は『二十億光年の孤独』という詩を扱っていました。物理の乃口先生が宇宙の講義をされ、そこから詩の鑑賞に移ります。文理が融合された不思議な空間が生まれ、生徒たちは新鮮な気持ちで詩の学習に取り組んでいました。その後、後藤顕一氏から基調講演がありました。子どもたちに本当に付けたい力は何なのか。だからこの方法を取る。その一つがALである。また、小学生から高校生、いや大人まで表現力のなさが目立つ。それが我が国の教育課題である。失敗を恐れる。自己肯定感が低い。よって、表現したがらない。このあたりを問題意識として持ちつつ、授業をデザインしていきたいと切実に感じた講演でした。パネルディスカッションでは、授業をされた先生方の本研究授業への思いが述べられました。後藤氏、大崎理乃氏(産業技術大学院・産業技術研究科・助教)による総括の中で、大崎氏が鳥取のある先生の言葉を紹介されました。「子どもは学びたがっている。だから、子どもに主導権をどう渡すのかが大切である」大崎氏は「教員はそれをどうやって促すか、どうマネジメントするかを考えなければならない」と続けられました。まさにファシリテーターとしての力量が問われているということでしょう。

 初めて訪れた学校でしたが、学校全体が力強く前進している印象を持ちました。生徒たちの言動、多士済々、この中から優秀な人材が生まれるのだろうなあ、と思わされました。

 本校も負けぬように社会に有益な人材を輩出できるよう精進していきたいと思います。

(N.)

観音寺第一高校1
観音寺第一高校2
観音寺第一高校3
観音寺第一高校4

08:29 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2016/11/01

【アクティブ・ラーニング】大学教育再生加速プログラムシンポジウム

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大学教育再生加速プログラム(AP)シンポジウム

「主体的な学びを促す高大接続の取り組みと課題」

  • 日時 10月13日(木)13:30〜17:00
  • 場所 愛媛大学南加記念ホール
  • 主催 愛媛大学教育・学生支援機構、高大接続推進室
  • 対象 高等教育機関・高等学校関係教職員

 愛媛大学では、文部科学省の「大学教育再生加速プログラム」に採択された事業(テーマ3:高大接続)において、高校と大学が各々の教育目標や教育内容、方法について相互理解を図り、高校教育と大学教育の連携を強力に進めるための新たな取組を展開している。その取組について、シンポジウムが開催されるというので参加してきました。「堀川の奇跡」荒瀬克己先生(大谷大学文学部教授)の基調講演から始まりました。学び方を学ぶ「探究」という話をじっくりと伺うことができました。便利な世の中だからこそ、生徒にある程度の負荷をかける必要性を述べられました。先生の言葉で言えば、「楽しんどい」。ALにも言及されました。クラスで「分からない」と言える環境がまず大切である。その言葉が受け入れられるクラス作り。私も常々感じていることですが、ALがうまくいくクラスは雰囲気がいい。これは人権教育にもつながるかもしれません。逆に、ALを通してクラス経営ができるとも言えます。自己を受け入れるとともに他者を受け入れる。中教審答申にある「開かれた個」をいかに育てるか、考え続けていきたいと思います。続いて、事例が3本報告されました。野村純先生(千葉大学教育学部教授)は理系に強い千葉大学という観点で、留学生活用の取組を述べられました。地元松山東高校の加藤伸弥先生は、SGHにおける探究学習を紹介しながら愛媛大学といかに連携しているかを述べられました。愛媛大学社会共創学部の徐祝旗先生は、社会共創学部の入試方法と入学後の教育を述べられました。大変詳細に説明していただき、今後の進路指導の参考になりました。最後は先生方のディスカッションで閉会しました。現場でいつも話題になる「探究型学習をさせて、受験は大丈夫なのか」「テストで高得点を取る生徒と課題研究でいいものを作る生徒は違うのか」はっきりと言えることは、探究型は無駄にならないということ。探究型で学習意欲が高まるため、受験勉強にも意欲が出る。高校側、大学側の生の声が聞け、充実した研修となりました。

 ホールを出ると卒業生に声をかけられました。愛媛県の教員採用試験に合格したとのこと。大学でがんばったそうです。「主体的な学び」とはそもそも何か。帰校して、推薦入試指導(探究型)をしなければ、と思いながら太陽が沈み行く西の空を眺めました。

(N.)

 パンフレットはPDF形式ファイルです。ご覧ください。

 パンフレット.pdf

大学教育再生加速プログラム1
大学教育再生加速プログラム2
大学教育再生加速プログラム3
大学教育再生加速プログラム4

18:44 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2016/10/10

【アクティブ・ラーニング】アクティブ・ラーニングについての講演会

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  • 日時 8月23日(火)14:00〜15:30
  • 会場 愛媛県立松山西中等教育学校 会議室
  • 講師 広島県立祇園北高等学校長 柞磨 昭孝 氏

 松山西中等教育学校が柞磨昭孝先生を呼ばれるというので、早速申し込みをさせていただきました。柞磨先生は本校が夏季休業中にお招きした才木先生と一緒に広島県立廿日市高校でAL導入に尽力された先生で、実践を理論的に解釈されると伺っていたので、楽しみにしていました。

 今回の演題「ICEモデルを軸としたアクティブ・ラーニング」とあるようにICEが話の中心でした。I(Ideas)、知識レベル。C(Connections)、知識のつながり。E(Extensions)、応用や創造。どのレベルで目標を設定するかが大切である。そして、どのレベルで発問するか、発問の大切さを改めて学びました。普段我々は普通に発問していますが、これはIレベルだ、これはCレベルだ、Eレベルだとしっかりと問いを作ってから発問する、いわゆる授業をデザインする必要があります。また、I・C・Eと順次「積み上げていく」ことを考えがちですが、逆にEを先に提示して、生徒たちに「おもしろそうだな」と思わせてI・Cへと展開するという方法も早速使える方法だと思いました。「E」からの逆算による授業構成、「刺激的」「役に立つ」というリアリティのデザイン、ジグソー活動等による知識・技能の統合的な活用により「深い学び」が実現する。この3ポイントを念頭に置いてALの授業を展開していきたい。最後は、評価という話をしていただきました。評価もICEレベルでルーブリックを作成し、得点化していけばいい。それら評価問題から授業を変えてみるという示唆もいただきました。

 始めに、「ICEモデル」という考え方が私には合っていた、とおしゃっておられたが、確かに、これはどのレベルか考えた発問、授業デザインは授業する側からしても意識化できるし、今、何をやっているのか、どこに向かっているのか、分かりやすいと思いました。

 才木先生もおっしゃっておられたが、「全校的な取組にする」という重要さを最後に述べられた。やはり学校という大きな組織が同じ方向を向いていなければ、教育的効果は現れない。形を作り、逆戻りさせないという強い思いの大切さをも学んだ講演でした。

(N.)

アクティブ・ラーニングについての講演会1
アクティブラーニングについての講演会2
アクティブ・ラーニングについての講演会3

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2016/10/03

【アクティブ・ラーニング】教育改革先取り対応セミナー

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  • 開催日時 8月18日(木)13:00〜17:20
  • 開催場所 神戸国際会議場
  • 主催 日本教育新聞社/株式会社ナガセ

 「大学入学希望者学力評価テスト」(仮称)の導入や、次期学習指導要領の審議が本格化している高校教育など、高大接続改革に焦点を当てた「教育改革先取りセミナー」が今夏、全国12会場で開催されました。昨年は広島会場に参加しましたが、今年は当日本校にて才木先生の講演会があったので、別日、神戸まで足を伸ばしました。

 文科省が進める「高大接続システム改革」をテーマに、伯井美徳氏(大学入試センター理事・副所長、前文科省大臣官房審議官)の基調講演で始まりました。高大接続システム会議の「最終報告」を踏まえ、「高大接続改革」の理念と経緯、高校教育の改革、大学教育の改革、大学入学者選抜の改革の狙いなどを説明していただきました。常に最新の情報を得ていなければならないと改めて感じました。

 特別講演は溝上慎一先生(京都大学高等教育研究開発推進センター教授)に「アクティブラーニング型授業への転換」という演題で講演していただきました。先生のメイン研究テーマは「トランジション」(移行)です。学校から仕事・社会へのトランジション課題解決のために、ALが必要だと主張されています。「高校1・2年生で将来を見通せない生徒は大学でも成長しない」という調査結果にはいつもながらどきっとさせられます。その追跡調査を元に高校での授業改善が必要であるという従来からの主張に共感しています。

 続く分科会Aは東進英語科講師、元「英語教育の在り方に関する有識者会議」委員の安河内哲也先生による英語4技能教育の授業実践が行われました。短い時間でしたが、実際に高校で行われているAL型授業の実践映像も交え、授業のポイントを解説していただきました。

 最後は実際に高校でALを実践されている先生の講演です。神戸会場は布村浩二先生(東大寺学園高等学校)による実践と考察でした。中学1年生から高校3年生各段階でどのような指導をしているのか、詳細にお話ししていただきました。模試を解かせるだけでなく、自分たちで問題を作らせる。「自分たちだけの」というのが大切なことであろう。また、実際に「経験させる」重要性も述べられました。経験に勝るものなしということであろう。「教員側もアクティブにならないとアクティブ・ラーニングはできない。授業の工夫に時間と労力をかける必要がある」と語られました。目の前の生徒の状況に合わせて工夫することを忘れないように生徒と向き合っていかなければなりません。

 その後、意見交換会があり、他県の先生方と情報交換することができました。文科省関係者などから直接、改革の狙い、進捗状況などを聞くとともにALの視点から授業改善についても学ぶ良い機会となりました。

(N.)

セミナー1
セミナー2
セミナー3
セミナー4

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2016/09/09

【アクティブ・ラーニング】メディア教育研究会 夏季セミナー

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    D-project香川 メディア教育研究会 夏季セミナー

  • 日時 7月31日(日)9:00〜17:00
  • 場所 丸亀市保健福祉センター
  • 主催 D-project香川 香川メディア教育研究会
  • 後援 香川県教育委員会
       丸亀市教育委員会 高松市教育委員会 観音寺市教育委員会
       三豊市教育委員会 坂出市教育委員会

 主体的・対話的で深い学びの実現には、授業やカリキュラムの改善に向けた取組、21世紀を生き抜くために必要不可欠である「情報活用能力」の育成、ICTの活用による「わかりやすい授業の実現」が重要になってきます。ALの参考になればと香川メディア研究会のセミナーに参加してきました。放送大学中川一史先生の基調講演の後、それぞれのワークショップに分かれてICTの活用方法を学んでいきました。私は、「21世紀型スキル育成アクティブ・ラーニング研修」というワークショップを体験しました。Intelマスターティーチャーの資格を持つ講師陣によるワークショップです。21世紀型スキル養成、プロジェクト型アプローチの視点での授業改善方法を学びました。21世紀型スキルとは「イノベーションのための学習スキル」「情報、メディア、テクノロジーのスキル」「キャリア(生活と仕事)のスキル」であり、それらのどのスキルを生徒に身に付けさせたいかを意識しながら授業を組み立てていきます。また、プロジェクト型アプローチの視点においては、内容質問、単元質問、本質的質問と次第に上位概念の質問を考えていきます。はっきりと答えが出る知識の問題からその生徒が単元が終わってからも考え続ける、社会人になってからも考え続ける本質的な質問ということです。実際、私も単元計画シートを作成してみましたが、この本質的質問(生徒に考え続けさせる質問)を作るのに大変苦労しました。しかし、この質問の善し悪しでALが活発になされるか否か大きく分かれるだろうと実感しました。

 最後は金沢星稜大学の佐藤幸江先生のクロージングパネルで幕を閉じました。その後、情報交換会・懇親会があり、活発な意見交換ができました。今回は義務教育の先生方も多く参加されるセミナーであり、常々ALは義務教育の方が研究が進んでいると思っていた私にとって、いい刺激となり、義務教育の現状も本校へ持ち帰ることができました。当日の丸亀は、アスファルトからの照り返しも強く、丸亀城が歪んで見えるほどの暑さでしたが、出かけていった甲斐があった密度の濃い研修でした。

(N.)

夏季セミナー1
夏季セミナー2
夏季セミナー3
夏季セミナー4
夏季セミナー5

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2016/09/01

【アクティブ・ラーニング】授業アンケート

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 本校では教員の授業改善、また生徒の学習意欲を高めるために「生徒による授業評価および生徒による自己評価」を実施しております。本年度も1学期期末考査終了後、3年生を対象に本アンケートを実施しました。その項目の「授業に対する要望があれば書いてください。」の中からアクティブラーニング(以下AL)に関するものを抜き出してみました。

    [現代文]

  1. 先生の授業を受けるのは今年で2回目で去年よりもちゃんとグループディスカッションができるようになり、自分で考え、意見を言い、友達の意見も取り入れ、自分たちが主体となって現代文を学べるようになりました。また、グループディスカッションをしていて、普段の会話の中でも自分の意見を言えることが多くなりました。
  2. 班で活動すると分からないところを友達に聞けたり、自分なら考えないような考えと出会ったりするので楽しいです。
  3. 文章を読んでいて「この一文にはどういう意図が込められているんだろう。作者が一番言いたい部分はどこなんだろう」と考えることが本当に楽しいです。要約することによって自分の理解度もよく分かるし、友達の意見を聞いたときに自分の解釈と全く違っていたり、それがおもしろくて現文の時間はとても充実できてあっという間に終わってしまします。
  4. ALは他の人に意見を聞きやすい環境が自然とできあがるので、とても楽しく活発に行うことができます。何より授業中に寝ることがないのも利点の一つだと思います。
  5. ホワイトシートにまとめるのは黒板に書くより覚えやすくてとてもいいと思います。一人でまとめるよりみんなでまとめた方が他の考えとかも出てきてよりいいまとめができています。まとめる力、それをどう上手く発表したら相手に伝わるか(表現力)が一時間で学べてすごくありがたい。
  6. ALによって、他の人の意見を聞けたり、他の班のまとめ方を見ることができて、自分の考えがどれだけ片寄っているか知ることができた。視点を変えてみるということを意識して読んでも、自分の気づかないことが沢山あるのでALは本当にいいと思った。
  7. 友達と一緒に考えることによって、分からない問題が理解できるようになったり、自分が思っている考えとは違う意見が出てきて別の視点について考えられるようになったと思います。私は積極的に意見を言うことができないので、ちゃんと自分から進んで言うことができるようになりたいです。自分でしっかり考えるのは大切であると改めて実感できました。
  8. ALを通して友達の意見をたくさん聞くことが増え、自分から興味を持って本文を読んだり、考えたりできるようになりました。今までは、ただ読んでいただけの教科書でしたが、最近はこんなことが伝えたかったんだなあとか、こんな考え方したことなかったなあ、と教科書からたくさん学ぶことが増えました。
  9. 授業のスタイルが今までの先生とは違い、最初は全然分からなくて戸惑うことも多かったです。ですが、自分も参加しているという意識もあり、聞くだけでなく、自分も考えたり、発言するということで授業に参加しているという実感がありました。ですが、まだまだ理解しきれていない部分もあり、あいまいな部分も多々あります。なので、これからは分からないところを問題解決をもっとできる場を作っていきたいと思います。
  10. ノート作りは自分たちだけで作るからどこが大切でどこが重要なのかを考えながら作るから、普段の授業より頭に入る。班活動で行うから友達の意見を聞きながら自分の主張を言ったり、他の班のものを見て意見を言ったり、自分で言いたいことが言いやすい授業だと思う。
  11. 班での話し合いに参加して自分の意見を言えるようになった。違ったことを言ったりしたけれど、いい経験で逆に頭に入っていたと思う。他の人の意見を聞いて新たな考え方とかを知り、ALはとてもいい授業だと思う。
  12. ALのおかげで授業で習ったこと、考えたことがノートをちょっと見ただけですぐに頭に戻ってきてずっと残っているので、テスト勉強もやりやすかったです。
  13. ALをして、お互いを高め合ってるのを感じました。友人が理解しているのに自分が理解していなかったら悔しいし、やる気がおこりました。
  14. 自分の頭を使って教科書の内容をまとめてノートを作るということが初めてで最初は授業について行けなかったけど、最近は話し合いに参加して一緒にまとめることができるようになってきて学習することが楽しく感じます。
  15. 多くの作品を読んで、少し自分の考え方が変わった気がします。班の中にも違う意見を持った人がいて、その人の話を聞くとまた違う考え方もあるんだなと思う時があります。人の意見を聞くことで、さらにいい結果が出るんだと思いました。
  16. 2年生の時は正直寝てしまっていることが多くて、欠点を取ってしまうこともあったのですが、3年生になって積極的にALに参加することで、以前より頭にちゃんと入っていった気がします。ALでは意見を出し合うことで、その題でいろんな視点から見ることができました。
  17. 私は1学期を振り返って2年生の頃より力が付いたと感じます。ものをまとめる力が付き、たとえなのかまとめなのか、はっきり分かるようになり、前よりも読みやすくなりました。
  18. 1学期の授業を通して、文章に対しての意見を持てるようになりました。また、人の意見を聞く力も付いたと思います。
  19. ALのおかげで、国語のおもしろさに気づきました。様々な意見を共有することが大事だと感じました。
  20. ALを通して、やはりできる人との会話の中で、何を考え、何をポイントに見ているかが分かりました。まだ、模試などではなかなか答えまでたどり着くことができませんが、考えられるようになりたいです。

    [古典]

  1. 班で授業をするので、自分と違う意見を共有し合えることができたり、分からないところを教えてもらったりできるので理解しやすいです。
  2. グループで話し合う時にもっと声に出して意見を出し合えたらよかった。答えを求めるのではなく、どのように考えたかをたくさんの人から聞きたい。全く分からない問題でもすぐあきらめずに、どうにかして何らかの答えの手がかりを見つけたい。
  3. 古典の読み方が分かるようになりました。自ら友達と分からないところを教え合っていると、自分にとっても授業内容が身に付いているのを実感します。これからもALの授業スタイルで取り組みたいです。
  4. 2年でも伸び悩んでいた成績が少しずつ上がってきているのでよかった。ALは印象に残りやすく楽しいから、どの授業でもしてほしい。
  5. 分からないところがあったら友達にすぐ質問できるAL好きです。
  6. 毎時間のALで他の人の考えが分かり、自分が考えてないことが分かり、知識が増えて楽しかったです。
  7. 3年生になると2年生よりもALの質が高まった気がしました。みんなの意見を聞いて納得するようなことが何度もありました。ALの授業はとても頭に定着すると思いました。
  8. 前のクラスの先生とのギャップに慣れるまでしんどかった。ALで自分の意見を持ちやすくなった。
  9. 授業では班の人たちも積極的に発言してくれていたので理解が深まって行くのが分かったし、楽しくできた。自分自身も分かるところがあれば積極的に発言することができたと思う。
  10. 1年生の時に比べて文法が身についてきていると感じることが多くなりました。分かることが多くなると読むのが楽しくなりました。
  11. 授業はALという形で先生が先に教えてくれるのではなく、まず自分たちの分からないところを話し合って進めていて覚えやすいです。
  12. ホワイトシートにまとめて前で発表することは自分のためになりとてもよかった。「誰かが挙手して発表する」のではなく「個人個人で自由に発言する」ことができる授業の雰囲気が好き。
  13. とても楽しく充実した授業ができました。座ってずっと黒板に向かっている授業なんかよりもよっぽど自分のためになったなと思います。おかげでテストもさほど悪くない得点でした。
  14. 班に仲のよい人がいないと話し合いに参加できない時があるので、2学期はもっと積極的に参加したい。
  15. ○○先生の授業に初めはどうしていいか分からず、ついて行けるか心配でした。でも、先生の授業スタイルで古典が楽しくなりました。自分でやっていくので頭にも残りやすくまた積極性も身に付いたと思います。まだまだ、分かっていても口に出せずにいる時があるのでもっと積極性を出していこうと思います。
  16. 今までにない授業の方法で勉強することで、自分たちのペースでできるので授業内容も理解しやすい。
  17. 古典好きになってきました。まだまだ点は出ないけど、ALでみんなと助け合って知恵を出して、全くだった単語も少しできるようになりました。
  18. 自分は古典が苦手なので班のみんなで分からないところを教えてもらったり、一緒に考えるというこのスタイルの授業は自分に合っていると思います。
  19. 自分たちで考える授業をしてくれるので、その日にやったことが身に付いていっている気がします。
  20. ALをすることで、自分一人の片寄った考えだけでなく、いろいろな視点から話を読むことができて楽しかった。

 今回は国語のアンケート結果を抜粋しましたが、本校教職員積極的にALを授業に取り入れ、生徒たちに自ら学ぶ姿勢が身に付くように授業を工夫しています。生徒たちにもおおむねAL型授業は好評であり、また定着もしてきたようです。2学期もこの調子で生徒の主体性を育んでいきたいと思います。

授業アンケート1
授業アンケート2

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