伊予高日誌

一斉休業の延長について

愛媛県教育委員会の通知により、新型コロナウイルス感染症対策のための県立学校における一斉臨時休業の終期を、令和2年5月6日(水)としていましたが、5月10日(日)まで延長することにしましたのでお知らせします。学校再開は、5月11日(月)とします。

なお、連休が明けた後の国の方針や感染状況等を踏まえ、再度、休業期間の延長を行うこともあり得ることを御理解ください。

【定時連絡】地歴・公民科より

 昨日、大きく報道されました「インターハイ中止」。皆さんにとって重たい、悔しい、受け入れがたい複雑なニュースだったと思います。

【ニュースを正しく読む】

 たしかに、「インターハイ中止」が決定し、全国大会という大きな目標が無くなってしまいました。しかし、「君たちの部活動が終わった」わけではありません。報道を詳しく見ると「代替策として、安全に部活動が実施できるようになった時に、最終学年の生徒が成果を発表する場や大会の実施を都道府県の高体連に要望する」とあります。

つまり、「インターハイは中止になったが、3年生が成果を発表するための場や大会が実施される可能性はまだ残っている」ということです。

 「インターハイ中止」という衝撃が大きすぎて、気持ちが切れてしまったり、運動を継続する意思が無くなったりした人もいるでしょう。「ニュースを正しく読む」ことができれば、まだ気持ちを切っている場合ではない、トレーニングを続けておいた方がよい、ということが分かるはずです。

【ニュースを通して、相手の気持ち(相手の立場から)考える】

 高体連の理事の方々は、「生徒の安全最優先」という考え方で「インターハイ中止」を決定しました。はたして、それだけでしょうか。自分がその「実施するか、中止にするかを検討する会議に出席したつもりになって考える」とよく分かります。

 なんとなく、「生徒の安全最優先」だけで「中止」を決定したわけではなく、この決定に至るまでに、「なんとか3年生にこれまで積み上げてきた努力を発表する場を設けることはできないか」、「早く決定しなければ、競技をする者、運営する者にも迷惑をかけてしまうかもしれない」、「オリンピック・パラリンピックやプロスポーツが延期・中止決定をする中でも、3年生のためにも何とか実施する方法はないか」、「保護者の方々にもできる限りの説明をしなくてはならない」、「全国一律という考え方でよいのか」、「仮に、実施するならばどのような形が考えられるか」、「実施を延期すれば、3年生の進路決定・準備などに影響を与えるのではないか」など、さまざまな対応について話し合ったかもしれません。

 しかし、その答えは「分からない」です。

 その「分からない」ことについて考える。まさに、ニュースという「見えるものから見えないものを考える」ことが大切です。「分からないもの」「見えないもの」について、相手の気持ち(相手の立場)から考えることができれば、「私たちの気持ちも考えずに中止だなんて。。。」、「とりあえずクレームやリスクを避けるために中止にしたのでは。。。」などと心無い言葉を言う前に踏みとどまることができるはずです。

【「知らない」ことが恐ろしい】

 ここまで、

  • 「インターハイの中止は決まったが、部活動の成果を発表する場や大会がまだ残っているかもしれない」
  • 「生徒の安全最優先だけでインターハイの中止を決めたわけではない」

という二つについて話しました。しかし、この内容について、すべての高校生が知っているわけではありません。

 この記事を読んでいる伊予高生のように「知っている」人は、「まだ県レベルで大会がある可能性が残っているから朝一の試合でもきちんとパフォーマンスが発揮できるように早起きをしておこう」、「筋力の中でも瞬発力が一番下がりやすいからジャンプやダッシュ系のトレーニングは継続しておこう」など、心と体の準備をすることができます。

 一方で、「知らない」人は、「もう俺の部活動人生終わったわ。。。」「トレーニングしたって何の意味もないじゃないか」などと考え、自分の心と体をコントロールすることができなくなっているでしょう。そうなると、仮に県総体が実施されたとしても、きっと思うようなパフォーマンスを発揮することができず、残念な結果になるはずです。

 つまり、「知る」か「知らない」かで大きな差がついてしまうということです。「知らない」とは実は恐ろしいことで、「知る」「知っている」ことが自分にとって武器になることが分かると思います。

【「知ろうとする」努力をすること】

 「知る」「知っている」という武器を手にするために、情報を「知ろうとする」努力をすることが大切です。むしろ、「知ろうとする」努力をしさえすれば何とかなることが多いです。

 例えば、昨日伊予高校のホームページにリンクが貼られましたが、「えひめ新入生学習サポート」というサイトがあります。愛媛県教育委員会と愛媛県内のCATVが提携し、新入生向けのガイダンス動画を作成し、発信しています。

 その他、本校の地歴・公民科YouTubeもあります。特に、3年生には先日送付した資料にログイン方法が記載されています。皆さんの学習の補助となる動画を順次アップします。

 学校では、皆さんの「知ろうとする」努力をサポートする準備をしています。「知る」「知ろうとする」ことによって、気付きを増やし、成長する機会をぜひ増やしてください。

教育相談室から~5月~

 3月から休業になり、春休みがあり、新学期が始まった途端に再度休業。この2か月間は、家庭で過ごす時間が多くなりました。いつも以上にいろいろと考える時間があったかと思います。今後の目標を立てて前向きな気持ちの人もいれば、不安な気持ちを抱えている人もいるのではないでしょうか。

 教育相談係では、それぞれの場所で、自分らしく輝けるよう、みなさんのサポートができたら嬉しいなと思っています。教育相談室には、普段は教育相談係の教員がいます。週1日程度はスクールライフアドバイザー(専門的な立場の先生で、教員ではありません)がいらっしゃいます。困ったことがあったり、気になることがあったり、話を聞いてもらいたいときには、気軽に教育相談室に来てください。

 御家庭でも、何か相談したいことなどがありましたら、遠慮なくお声掛けください。

 

‘     5月、6月のスクールライフアドバイザー来校予定日(9:45~16:45)     ’

【5月】1日㈮、8日㈮、15日㈮、22日㈮、29日㈮

【6月】5日㈮、12日㈮、16日㈫、19日㈮、26日㈮

※予約なしでも面談できますが、予約優先ですので事前に予約をすると安心です。

  
 ★当面の間、面談中はマスクを着用し、廊下に面していない南側の窓で換気します。(外からは室内の様子は分かりませんので安心してください。)

 新型コロナウイルス感染防止のため、御理解、御協力をお願いします。

 

文部科学省「子供の学び応援サイト」紹介

 文部科学省のウェブページにて、「臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト(子供の学び応援サイト)」が開設されております。学習支援コンテンツとしてNHK高校講座(NHK)等が紹介されています。学習の参考にしてください。(コンテンツには動画が含まれます。携帯端末等の通信契約を確認の上利用してください。)

 

リンク:https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index_00001.htm