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【探Q】2月9日「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座

 「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座です。

 

 2月9日(火)の活動は、「株式会社アイビ広告吉田拓史様への聞き取り調査」です。

 松前町神崎にあるアイビ広告事務所にて聞き取り調査を行いました。

 代表取締役社長の吉田様は、本校の15期生であり、私たちの大先輩です。

  

 最初に、作業過程を見学させていただき、その後事務所にて、業務内容や事業概要を説明していただきました。

 その後はたっぷり1時間半程度私たちからの質問に丁寧に答えていただきました。令和元年11月に社長に就任されてから、日々試行錯誤されている取組やその思いを聞くことができました。

 

 中でも吉田様のお話から強く感じたことは、「今までどおりではいけない」ということです。先代社長と同じことはできない、今までは大丈夫だったかもしれないが時代が許してくれないという思いが、社員とのコミュニケーションの取り方や各部署との情報共有の在り方の工夫につながっているように思いました。

 

 また、後輩へのメッセージとして「多様な価値観に触れ、チャレンジしてほしい」という思いも受け取りました。「今持っている自分の価値観や正義が正しいわけではない」、「その時その時を一生懸命やることが将来の役に立つ」、「チャレンジすると当然失敗があるけど、今はそれが許される」など一つ一つの言葉からは、伊予高の後輩たちへより大きく成長してほしいという思いを感じとることができました。

 

 貴重な時間を割いて、後輩たちにお話していただいてありがとうございました。

 

 

【生徒の振り返り】

○今日はアイビ広告さんを訪問させていただきました。多くのお話の中で、私は印象に残っていることが二つあります。一つ目は「失敗を楽しむ」ことです。吉田さんが「社会に出てから、物事に答えはないし、いろんな価値観の人がいる」とおっしゃっていました。現代文の授業で『思考の肺活量』を学んだ時、「答えが分かりやすいものに逃げるのではなく、答えがないものを自分なりに考えるプロセスが重要である」と学びました。まさに、吉田さんがおっしゃっていたことだと思い、何事もチャレンジしなければ自分の気付きに出会うことができないと感じました。また、今まで自分が物事を消極的に捉えていたことも実感しました。私は、つい相手のことを考えすぎて「相手が傷つかないように」と自分のしたいことを我慢してしまうことがあります。しかし、「いろんなことに失敗しても、逆にそれを楽しむことが大切」と吉田さんはおっしゃられており、「もっと楽に考えていいんだ」と考えることができ、今までの消極的な自分に対して一歩踏み出す勇気を持つことができました。失敗や周りのことを恐れるのではなく、その時その時で逆境を楽しんだり、失敗してから学んだりできるよう前向きに捉えることで、新たな気付きも生まれると感じました。

 二つ目は「多様な価値観を認める」ことです。吉田さんは、「自分が正しい、相手が間違い、ではなく、自分と相手にも様々な価値観があると思うようにする」とお話されていました。「この人、間違っている」と自分が思っている時は、自分が正義だと勝手に思い込んでいると教えていただきました。自分を基準で全てを決めてしまえば、ただ自己中心的な物の考え方になります。社会では、今よりも多様な価値観を認めることが大切になります。相手を否定するのではなく、物事を多面的に捉えて柔軟に考えることで、自分にはできなかった新しい気付きにもつながると思うので、前向きな姿勢を持つことを意識していきたいです。

 

○今回は、アイビ広告さんに行かせていただき吉田社長様から貴重なお話を聞くことができました。文章としてまとめきれないぐらい学び、感じたことがたくさんありました。アイビ広告さんは看板制作をする企業です。まず、実際に作業している現場を見る機会やお話を聞く機会が初めてだったのでとても貴重な経験でした。吉田様のお話の中にもありましたが、「職業名を挙げてみてと言われた時、この看板制作という仕事は挙げられにくい仕事で、あまり聞くことがないかもしれない。だけど、もしこの仕事がなくて、この世の中に看板がないことを想像してみたら・・・」というお話を聞いた時、改めてこの看板制作の仕事の凄さと、決して目立つわけではないがその仕事がないと世の中が成り立たないような仕事の大切さを学び、私が知らないだけで世の中にはまだ知らないことがたくさんあることを実感しました。当たり前のことではありますが、その当たり前のことの大切さに気付くことができました。

 次に、「他責の人間、自責の人間」というお話を聞き、他者を責めるのではなく自分の出来ることを考えられる自責の人間を目指したいと思いました。私は、生徒会長として「挨拶」について質問をしました。その質問に対して、分かりやすく丁寧に教えていただき、有難うございました。相手を変えるのではなく、自分の見方や行動といった「自分自身」を変えなければならないことに加えて、その思いの矢印が自然と「相手側」に向いてしまっていることに吉田様の言葉から気付くことができました。相手を変えようとするのではなく、今、何ができるのかを自分で考え、行動していきたいです。吉田様がおっしゃってくださった「見てくれている人は絶対いるよ!」という言葉は私の心の中にとても残っています。誰かが見ていたとしても見ていなかったとしても、常に頑張って動ける人間になりたいです。

 人との関わりの中で、自分の価値観とは合わない人もいて、凄く逃げたいし、腹が立ってしまう自分もいますが、学生である今、色々な価値観の人と触れ、逃げず腹も立てず、「こんな価値観の人もいるんだな〜」と楽しめるぐらいの自分になりたいと思いました。吉田様もおっしゃっていたように、たくさんの価値観に触れ、たくさんのことを経験していきたいと思います。

 またお会いする機会がありましたらお話を聞かせていただきです。本当にお忙しい中有難うございました。

 

○今回は株式会社アイビ広告の吉田拓史様にお話を伺いました。アイビ広告さんは愛媛県内に限らず中四国や近畿地方においても広告の依頼が多く来る企業です。アイビ広告さんには、今までお話を聞いた他の企業と明らかに違う点があります。それは経営理念が無い、決められてないという点です。吉田様によると「先代からの宿題」とおっしゃっていました。私は、新しい視点でお話を聞くことができると思い、とてもワクワクしました。

 お話の中で特に印象に残っているのは、「言葉が大事な要素である」ということです。何か言葉を発して人に何かを伝える時に、ただ自分が理解している通り相手に伝えると、言葉の語弊が生まれてしまったり、会話が噛み合わなかったりすることがあります。だからこそ、言葉の重要性は大きいと思うと話されており、とても共感しました。自分が理解している言葉をそのまま使うのではなく、相手が何を考えているのか汲み取ったり、相手の意見を尊重したりして、自分が伝えたいことを別の表現で伝えることも常に考えておかなければならないと思いました。言葉一つ交わすだけで、相手との関係構築や、私自身への気付きにつながり、私たちの活動をよりよいものにする可能性が無限に生まれると思います。

 3月には成果報告会があります。今回の聞き取りを生かし、自分たちが学んだことをそのまま伝えるのではなく、聞いてもらう全ての方に自分たちの活動を理解してもらい、そしてアドバイスや感想を言ってもらえるような発表にするために、「言葉選び」を特に意識していこうと思います。今回は、お忙しい中、私たちのために貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

 

○今回の活動で学んだことは、たくさんありました。社長からは「諦めない、これからだということを考える、失敗は許される」と教えていただき、自分は物事に積極的にチャレンジしようと思いました。企業のたくさんの人の話を聞く中で生まれた疑問を、次週の聞き取り調査の場面で積極的に聞くなどしてみようと思いました。やらないといけないことを一生懸命頑張ろうと思いました。