【地域イノベーション】地域文化資源の見学と聞き取り調査

【地域イノベーション】地域文化資源の見学と聞き取り調査
Tweet ThisSend to Facebook | by:WebMaster
 総合的な学習の時間に開講されている課題研究グループ(地域イノベーションコース)の「歴史や文化をいかした地域活性化にチャレンジ!」という講座で、「正岡子規と夏目漱石の句碑やゆかりの史跡を地域に発信しよう」というテーマで活動している生徒がいます。
重信川の北側、松山市の出合橋の近くに正岡子規の県内最古の句碑「若鮎の 二手になりて 上りけり」があり、伊予市の鎌倉神社には夏目漱石の全国最古の句碑があります。そしてその中間の松前町には、正岡子規が「良友」と呼んでいた武市庫太の屋敷跡があります。正岡子規は、明治15年(1882)年に初めて武市庫太邸を訪問し、庭にあった「富士石」をとても気に入り、漢詩を作ったそうです。
 5月22日、富士石を見学させていただこうと、松前町永田にある旧武市庫太邸に伺いました。旧武市庫太邸の現在の所有者の方にお話をうかがうと、屋敷を昭和になって建て替えたのですが、富士石はそのままで、正岡子規に興味を持つ人が時々富士石を見学しに来ると語ってくれました。子規にゆかりの歴史的文化的価値がある富士石が松前町内に残っていることは、とても嬉しいことです。

 また5月29日には、伊予市の鎌倉神社と称名寺に行き、夏目漱石の全国最古の句碑を見学しました。夏目漱石が明治28年にこの地を訪れて詠んだ俳句を、句碑にして建立しています。見学では、なぜ漱石が鎌倉神社を訪れたのか、その伝説の内容はどのようなものか、子規はどうかかわったか、もう一つの句碑があるのはなぜかなどについて、引率教員の話を聞いて理解を深めました。

 庭の片隅に置かれた一つの石や山里の丘に立つ句碑から、歴史文化を学ぶことができる。これからも地域の歴史文化を調べて、地元の隠れた地域資源を発信していきたいです。