ブログ

【アクティブ・ラーニング】大教大附属天王寺中・高等学校教育研究会

第65回 大阪教育大学附属天王寺中・高等学校 教育研究会

〇開催日時 11月10日(土)9時30分 - 16時30分
〇開催場所 大阪教育大学附属天王寺中・高等学校
〇日程
 1  9時30分 - 10時00分
    全体会
 2 10時00分 - 10時50分
    公開授業Ⅰ 中学校1年社会科
    地域経済分析システム「RESAS」を用いた地理の授業 授業者:髙橋誠矢教諭
 3 11時05分 - 11時55分
    公開授業Ⅱ 高校3年世界史
    「記憶」をめぐる歴史の授業~ピョートル革命をめぐって~ 授業者:笹川裕史教諭
 4 13時00分 - 14時45分
   研究と協議
  「問い」を発見する学び 指導講師:大阪教育大学 峯明秀教授
 5 15時00分 - 16時30分 全体講演会
  「教育の不易と流行 ~深い学びと評価の本質~」 講師:大谷大学文学部教授 荒瀬克己教授

 大阪教育大学附属天王寺中学校・高等学校で行われた、第65回教育研究会に参加してきました。
 中学1年社会科の公開授業では、内閣府および経済産業省が運用する地域経済分析システムRESAS(Regional Economy Society Analyzing System)を用いて、日本の産業構造や対外的な物の動き、各国と日本のつながりを可視化する学習でした。生徒に身近な大阪の経済情報と、世界との関係を整理し理解したうえで、その関係や特徴から「問い」と「仮説」を立てる授業でした。
 高校3年世界史の授業は、ロシアの近代化を強力な指導力で推進したピョートル1世とその業績を題材にした授業でした。教科書では、客観的な事実のみが記されている内容に対して、歴史上の出来事や人物に対する見解の時代による変化を考察する学習でした。その中で、生徒たちから主体的に「問い」が生まれるよう工夫されていました。
 そのほか、高校1年地学基礎の授業では、「古典作品にみる十種雲形」というテーマで授業実践が行われていました。「源氏物語」における「雲」の描写から、それらを十種雲形に分類し、雲の形から大気の状態を考察するという学習でした。教科横断的な視点で授業実践が行われており、教科を越えて多くの参観者が集まっていました。
 研究協議にも、高校教員、大学研究者、教員を目指す大学生など、多くの参加者が見られ、熱心に協議がなされていました。多様な考え方から、より良い教育実践が生まれるのではないかと感じました。