鵬翔の記念碑

第16代校長 芳之内 亮

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校長室よりブログ

校長室より 令和元年度第1学期終業式式辞(2019.7.19)

 おはようございます。昨日の野球応援、お疲れ様でした。残念な結果に終わりましたが、全校生徒で応援し、自分は伊予高の一員なのだという連帯感を味わうことができたことは、本当にすばらしいことです。応援のリーダーをはじめ、吹奏楽部のみなさん、生徒会、家庭クラブのみなさんに改めて感謝したいと思います。ありがとうございました。さて、今日で第1学期が終わります。みなさんはどのような1学期を過ごしたでしょうか。新しい令和の時代になってもう3か月がたとうとしています。少し違和感があった令和元年も、ようやくしっくりしてきました。新しい時代を迎え、自分の目標を立て、それに対して努力をしているでしょうか。今日は皆さんに2つのことを話します。

 一つ目は、言葉をそして言葉遣いを大切にしてほしいということです。皆さんは親兄弟、先輩、後輩、そして先生と話すとき、言葉遣いを気にしているでしょうか。親しき仲にも礼儀あり、先生、両親など目上の人に話すときには、きちんとした、そして丁寧な言葉遣いが必要だと思います。一方、先生も同じで、生徒は成長途上の未熟なものではあるけれども、一人の人間として接する、話す、ということは言うまでもありません。また、スマホの普及に伴って短いメールやメッセージを送ることが多くなりました。相手の顔を見ながら話していると、その表情から相手がどう思っているか、自然と分かります。電話では相手の表情は見えないけれど、相手がどう思っているかどうかはその口調で分かります。しかし、メールやラインはそれが一切分からないので、一字一字の言葉の持つ意味がとても重要になってきます。また、顔文字やスタンプも使いようによっては誤解を招きます。自分の言葉で発信する際は、慎重にも慎重を重ねて送らなければならないと思います。このライン、メールを受け取って相手はどう思うか。相手の気持ちになって考えることが重要です。皆さんには一つ一つの言葉を大切にして、人の痛みが分かる人間になってもらいたいと思います。

 二つ目は、皆さん一人一人が伊予高校の広告塔(宣伝の中心)であると言うことです。少子高齢化と言われてからもう長くなりました。最近では人口減少、そのために移住奨励、という言葉さえ聞くようになりました。本校の生徒数もその影響からか、ここ数年減少しています。今年の1年生は250名です。伊予高校37年間の歴史の中で最も少ない数であると思います。いかにして生徒数を増やすか、そのために伊予高校を少しでも魅力のある学校にしていかなくてはなりません。そのために、探究活動を充実させるとともに、総合科目選択制度を実施しています。ホームページも充実させ、伊予高校のことを少しでも多くの中学生に知ってもらうために様々な努力をしています。しかし、何より一番効果があるのは、皆さんが元気に活動する姿を地域の人、中学生に見せることです。1年生は先日インターンシップを行いました。わずか1日ではありましたが、先生方の報告を聞くと、すばらしい活動ができ、たくさんのお褒めの言葉も頂いているようです。伊予高校の制服を着ている皆さん一人一人が、部活動や勉強など活躍している姿を中学生に見せることで、特に何をしなくとも自然に生徒は集まってきます。逆に皆さんが地域の人たちの信用を下げるようなことをすれば、これまた自然と生徒が離れていってしまうでしょう。夏休み、地域に出ることもあるかと思います。地域の目を十分に意識して活動してください。

 さて、1年前の西日本豪雨災害による被害は、本県にも大きな爪痕を残しました。健康、安全が一番です。夏休みの皆さんの活動が充実したものとなり、8月26日の第2学期の始業式に皆さんが元気で参加できることを祈念して、終業式の式辞とします。

令和元年7月19日
愛媛県立伊予高等学校長 芳之内亮

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【校長室より】入学式式辞

 爛漫の花に彩られ、新しい季節がめぐって参りました。本日ここに御多用にも関わりませず、松前町長岡本靖様をはじめ、多数の御来賓の皆様方の御臨席を賜り、新入生を迎える式典をこのように盛大に挙行できますことは、本校関係者一同、大きな喜びでございます。御臨席をいただきました皆様に厚くお礼申し上げます。

 また、保護者の皆様方におかれましては、お子様の高校入学という記念すべき日を迎えられ、喜びもひとしおのことと拝察いたします。心からお慶び申し上げます。

 ただ今、入学を許可いたしました250名の新入生の皆さん、御入学おめでとうございます。在校生、教職員を代表して皆さんの御入学を心から歓迎いたします。

 伊予高校は昭和58年、ここ松前の地に誕生いたしました。今年度入学する皆さんは37期生となります。13000人あまりの卒業生は全国各地で、各方面で活躍されています。そして、新入生の皆さんも、今日この日より伊予高校の生徒として、ここに新たな一歩を踏み出しました。また、来月より新元号「令和」の時代が始まります。新しい時代が始まるこの年に、高校生活を始める皆さん、今のこの新鮮な気持ちをいつまでも持ち続け、しっかりとした目標を立てて、高校生活に臨んでほしいと思います。

 本年度伊予高校の重点努力目標は、「魅力ある“伊予の国のIYOKO”を目指して」~知性・若さ・規律・思いやり・創造力でチャレンジ!としました。この目標は、本校の教育方針である「豊かな人間性を育てる教育の推進」をするために、具体的な伊予高生の目指す人間像を示した目標です。皆さんが自分自身の目標に向かって学校生活を送ることを期待したものであり、「知性を磨き、若さでチャレンジしよう。そして、規律正しく思いやりの心と創造力を大切にして欲しい」という思いが込められています。

 この目標を実現させるために、私たち教職員は常に皆さんを中心とした学校づくりに取り組み、皆さんの期待に全力で応えていきたいと思います。どうか皆さんも私たちに全力で応えて下さい。そして、本校のシンボルである伝説の鳥「鵬」のように、大きく翼を広げて羽ばたいていただきたいと思います。

 そして、私は皆さんにまずもって「大きな志」を持って欲しいと思います。高校3年間で、将来自分は何を学ぶのか、どのような職業に就くのか、また、どのように生きていくのかを徹底的に考えて、進路先を決めることを望みます。人は誰しも、社会で果たすべき使命、役割があります。とりわけ重要なのは職業です。皆さんは何にでもなれる可能性を持っていますが、実はまだ何者にもなっていない。この期待と不安が入り交じった矛盾に満ちた状態から抜け出して、一歩ずつ、社会の中で自己の果たすべき使命と役割を見出していくことが、まさに青年期の大きな課題です。そして、この高校時代においては、単に卒業後の進路を選ぶだけでなく、どんな職業に就くのかについて十分に考える必要があります。どんな職業を志すか、どんな生き方を志すか、たった一度の人生をかけて何を実現したいのかといったことを徹底的に考え、人生を構想する。その思いは、結果として変わっていくかも知れませんが、高校時代に真剣に考え抜いていくかどうかで、その後の人生を価値あるものにしていくかどうかの鍵を握っていると思います。

 最後になりましたが、保護者の皆様におかれましては、重ねて御入学のお慶びを申し上げます。この15年間、様々な御苦労があったかと存じますが、お子様をここまで立派にお育てになったことに対し、心より敬意を表します。

 本日、大切なお子様を確かにお預かりいたしました。我々教職員一同、本校の教育に誇りを持って全力で取り組んで参ります。必ずや、いまだあどけなさが残る少年達を、心身ともにたくましい大人の若者へと成長させることをお約束します。お子様の成長に向け、保護者の皆様とともに取り組んでいきたいと考えておりますので、何卒、御支援、御協力をよろしくお願いいたします。

 それでは、3年後の卒業式の際、ここにいるすべての生徒・保護者の皆様が「伊予高校に来て本当によかった」と思えることを心から願い、私の式辞といたします。

平成31年4月8日
愛媛県立伊予高等学校長
芳之内 亮

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【校長室より】第1学期始業式式辞

 おはようございます。今日から平成31年度が始まりました。また、4月1日には来月1日からの新しい元号も発表されました。令和です。新しい時代を予感させる、すばらしい名前だと思います。しかし、今日本社会は、少子高齢化が進み、人口減少、労働者不足による外国人労働者の雇用、というように先行き不透明な混沌とした状況であります。また、人工知能AIを活用することでの変化など、今の我々が予測不可能な問題も生じてくると言われています。これらの難解な問題に対応するためには、一人ではなく、複数の人間で知恵を出し合う、つまり、対話的な学び、協働的な学びが必要ですし、身に付けた知識や技能を活用して思考力・判断力・表現力などが必要になってきます。この変化著しい社会を生きぬいていくために必要な力が、今皆さんには求められています。

 その「生きる力」を皆さんに身に付けてもらうために、伊予高校は今年度、変革をめざし挑戦します。それは2本柱からなっています。一つは、皆さんの進路実現に向けての大胆な科目選択制度です。昨年、2年生は5つの選択群から、そして3年生は8つの選択群の中から科目選択をしたと思います。そして、もう一つは、昨年から始まっている「総合的な学習の時間」です。装い新たに名前を「探Q」(探は、探偵の探、探すという字、そしてきゅうはアルファベットのQ)としました。多くの普通科の学校が3年間で3単位のところを伊予高では5単位行います。伊予高がいかにこの時間を大切にしているか、わかってもらいたいと思います。自分が興味・関心を持った課題について、研究し、発表する。これによって、問題発見能力や問題解決能力、情報活用能力、言語能力、思考力・判断力・表現力など、いわゆる「生きる力」が身に付くのです。半年に1回、成果発表会も行われます。とても楽しみにしていますので、積極的に取り組んでください。

 さて、皆さんは何のために勉強しているのか、何のために学んでいるのか、考えたことがあるでしょうか。
 いろいろな人がいろいろ定義しています。
 「『学び』とは、前進する勇気を養う行為である」
 「『学び』とは、生き方を見つめ直すことである」
 「『学び』とは、他者を知り、己を知ることである」
 「『学び』とは、新しい世界に目を開かれ、自分を耕していくことである」
 「『学び』とは、他者の森を自分の心の中に作ることである」
 「『学び』とは、社会に適応できるように自己を変えていくことである」

 明後日くらいから本格的に授業が始まると思いますが、最初の授業を、皆さん、集中して受けてください。1年で最初の授業、たぶんこの授業は1年間の中でベスト5に入るくらいの授業を行っていただけると思います。集中して受けて、そして何のために歴史を勉強するのか、何のために数学を勉強するのか、ということを探ってみてください。

 今年度様々な場面で皆さんが限界に挑戦し、はつらつと活躍している姿を見られることを楽しみにして、第1学期始業式の式辞とします。

平成31年4月8日
愛媛県立伊予高等学校長
芳之内 亮

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【校長室より】個性をみがき、自分を創る―得意を伸ばして、進路を拓く―

個性をみがき、自分を創る
―得意を伸ばして、進路を拓く―

松岡武彦 2019.3.20

 「失ったものを数えるな!残っているものを最大限に活かせ!」
 医師で、太陽の家の創始者でもある、中村裕の言葉です。彼は、障がい者の自立に心を砕き、日本におけるパラリンピックの父とも言われる人物です。確かにこの言葉は、障がい者に向けて語られた言葉ではありますが、健常者の生き方にも当てはまるものです。どんな人にも凸凹があります。得意なこともあれば、苦手なこともあります。興味を持っていることもあれば、興味を持てないこともあります。人は、皆それぞれ違っているのです。だから、自分の人生を考える時、自分に何ができるのかを考えることが必要なのです。

 さて、皆さんも知っていると思いますが、今春から、伊予高校では、2年生以降に、科目選択制が導入されます。それは、個性の時代に、皆さんの個性を、得意を磨こうと考えて、行われるものです。そして、その個性を得意を武器にして進路を切り拓いていこうという試みです。だから、皆さんそれぞれに自分で選んだ科目なのですから、何かを得意にしようと思って取り組んでください。

 さらに、今年度から始まった火曜日の午後の2時間続きで行われている「総合的な学習の時間」(来年度からは探Qという名前になるのですが)も同じ意図からの試みです。皆さんが興味を持っているもの、得意だと思っているもの、それを総合的に伸ばすことで、皆さんの個性として磨き、その個性を活かして、進路を切り拓こうとしているのです。

 さて、大学入試も大きく様変わりしようとしており、今後、AO入試や、公募推薦入試の枠が広がってきます。その中で求められているのは、個性のある人なのです。つまり、何かに強く興味を持っていて、何か得意なものを持っている人なのです。実際、この春の卒業生にも、この「総合的な学習の時間」で探究したことを武器にして国立大学に進学した人が複数出ています。

 間もなく「平成」の時代が終わります。一つの時代が終わろうとしている今、学校も社会も新しい時代を迎えようとしています。その新しい時代をい見抜いてゆく人として、皆さんに自分を、自分の個性を磨いてほしいと、私たちは願っています。そして、その磨いた個性で、皆さんの新しい道を切り開いてください。

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【校長室より】新しく出会う

 春になりました。今年の季節の動きは少しずれているようにも感じますが、あたたかくなって、いろいろなものが動き始めました。
 さて、皆さん、皆さんは見ていますか、聴いていますか?人は、毎日いろんなものを見ていますし、いろんなことを聴いています。でも、本当に、見ていますか、聴いていますか?
人が成長してゆくためには、世界を広げないといけません。そのためには、一つ一つ新しい人に出会い、新しいことに出会うことが必要です。そしてその出会いの中で、しっかりと見て、しっかりと聞くことができなくては、一つ一つの体験は十分に生きてきません。ものが見えている、聞こえているだけでは十分ではないのです。自分から見よう、聴こうとしてください。
 皆さんはこの伊予高校に世界を広げるために、成長するために、来たはずです。一人一人新しい人と出会い、一つ一つできることを広げてゆくことで、皆さんは、この伊予高校で間違いなく成長していくはずです。

 

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【校長室より】目標のスモールステップ

 冬休みが終わりました。皆さんはどう過ごしましたか。
 さて、以前から、将来就きたい職業を決めると、意欲的になって、学習への取組が変わってくるという話を聞くことがあります。本当でしょうか。
 学習への取組が変わるには、実は、目の前の目標をしっかりと持つことの方が重要です。将来なりたい職業を目標として持っていて、そして、今、今日、明日、今週、何をするかという目標をしっかりと持っている人は、確実な努力をすることができ、意欲も高まり、成果も上がります。
 つまり、意欲を持ち、成果を上げるには、将来なりたい職業を早く決めることよりも、目の前の目標をどれだけしっかりと意識できるかということが重要になるのです。
 皆さんはまだまだ発展途上です。まず、今何をすべきか、この三学期に何をするのか、ということをしっかりと意識して、目の前の目標を定め、有意義な三学期を送ってください。

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【校長室より】大人の理性は想像力

 よく「理性」という言葉を聞きます。「理性を働かせろ」とか、「理性的に判断しろ」などと言われますが、「理性」って何でしょうか?
 辞書によれば、「物事を論理的・概念的に思考したり、自己を抑制する能力」とありますが、ギリシャのストア派の哲学者エピクテトスは「自分自身やその他すべてのものを省察する能力」と言っています。では、それはどういう力で、どうすれば身につけることができるのでしょうか?
 私は、すべての源は「想像力」にあると思っています。自分が何か言った時、相手の人はどう思うか、自分が何かをした時、この行動はどういう結果になるか、そういうことを想像する力、それが、「理性」を働かせることにつながると思っています。
 ところが、この「想像」ということは案外難しことです。人は理屈で動くのではなく、感情で動くことが多いものです。だから、そのとき、そのとき、想像することは難しいのです。つまり、練習しないとできるようにはならないものなのです。皆さんも、少し時間のある冬休み、ちょっと「想像」の練習をしてみてください。

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【校長室より】発見の夏

 夏休みになりました。とはいえ、補習に部活にと忙しい日々を送っているでしょう。しかし、学期中よりは少しは自由になる時間もあるでしょう。

 さて、人は「こと(出来事)」に出会って大きくなると言います。「こと」に出会い、新しい世界に出会って自分の世界を広げ、成長してゆきます。先日の野球応援や、1年生が出かけた職場訪問などもその一つの「こと」、経験でしょう。

 しかし、ただ経験しただけでは、その「こと」は皆さんの身体をすり抜けてゆき、消えてしまいます。そこで、その出会った「こと」に、自分なりの意味をつけてください。すると、その経験は皆さんの中に定着し、成長を促すのです。さらに、その意味を、「よかった」とか、「楽しかった」といった短い言葉ではなく、もっと長い言葉にしてみましょう。その言葉の長さが、皆さんの成長のバロメーターなのです。

 この夏休み、何かの「こと」に出会ってみてください。そして、その「こと」に自分なりの意味をつけてみてください。意味はそこにあるものではなく、皆さんがつくるものなのです。そして、夏休みを終えて、一つ成長してください。

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【校長室より】二つのコース ―気づきの喜び、力の実感、知の総合―

二つのコース

―気づきの喜び、力の実感、知の総合―


 21世紀に入り、時代は進化し続け、私たちの生活も大きく変化しています。そうした中、現在の高校生が生き抜こうとする社会で必要されるのは、私は「感性」と「思考」だと思っています。それも、20世紀に重要視された、専門化し、細分化された「知」から、越境し、総合化された「知」への移行なのです。

 さて、平成29年度から伊予高校で立ち上げた二つのコースは、まさにそうした越境し、総合化した「感性」や「思考」を育もうという試みなのです。芸術クリエーションコースでは、音楽・美術・書道の専門的な学習にとどまらず、それぞれの枠を超えた体験をして、総合的な「感性」を育むことを目指していますし、また、地域イノベーションコースでは、各教科の授業の中で身につけた知識や技能を、現実の社会の中で総合的に活かした「思考」をすることを目指しています。

 様々な体験の中で何かに気づき、自分にはこれができるということを実感し、総合的な「知」を身につけてゆく。まさに、これからの高校生に必要な「力」を身につけるためのコースとして取り組んでいこうと思っています。

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【校長室より】新しい春

 いつもより遅い春が、この松前の平野にも来ました。校内を歩いてみると、春の花が咲き、鳥のさえずりも聞こえてきます。

 4月10日の入学式で、320人の新入生を迎えた35年目の伊予高校は、この入学生から、地域イノベーションコース、芸術クリエーションコースの二つの新しいコースを作ることになりました。いよいよ、伊予高校の新しい時代が始まると思っています。

 この二つのコースでは、変化の激しい時代を生き抜いていく子どもたちに不可欠な力といわれる、感性と思考力を培うことをねらいとしています。これはこのコースに所属した生徒だけでなく、伊予高校で学ぶすべての生徒に身につけてもらいたい力でもあります。

 さて、入学式で、新入生の皆さんに「世界を広げよう」と、始業式で、在校生の皆さんに「斜め上に手を伸ばして成長しよう」と話をしましたが、思いは同じで、新しい世界に出会ってほしいということです。確かに、今いる場所にいても十分に生きていけます。でも、人が成長するには、今まで見たことのない世界、未知の世界に出会わなくてはなりません。そこで、何かを感じ、何かを考えることで人は大きくなるのです。

 幸運の女神には前髪しかないといいます。だから振り返って追いかけて捕まえることはできないのです。この伊予高校で、自分から手を伸ばし、何かに出会い、世界を広げて、一回りも二回りも成長しましょう。

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