茶道部_文化祭
2023年11月7日 15時17分9月23日(祝)に開催された文化祭では、「うさぎと月」とテーマにお茶席を設けました。
懐紙にお月様を貼ったり、待合にうさぎを飾り付けたり、部員みんなでアイデアを出し合って準備しました。夏の暑さが残る日でしたが、秋の静けさや風情を感じていただけたのではないかと思います。
短冊は大内教頭先生に揮毫していただきました。
私たち茶道部は、3年生5名、2年生3名、1年生9名の計17名で、週1回金曜日に、講師の先生の御指導のもと、お稽古に励んでいます。
「和敬清寂」の心を忘れず、日々のお稽古に励み、自分たちで計画したお茶席からボランティアまで、1年を通して四季を感じながら、茶の道に精進していきます!
私たち華道部は、現在1年生6名、2年生2名、3年生4名で活動しています。普段の活動では、校外から講師の先生に来ていただき、「池坊」という流派の生け方を習っています。
毎年、それぞれ自分の持ち味を生かした作品を仕上げ、校内の文化祭で展示をしたり、高文祭に出品したりしています。また、卒業式の時には、先輩方の門出をお祝いするために、各教室にお花を飾らせていただいています。
月に2回の活動ではありますが、和気あいあいとした雰囲気で楽しく充実した時間を過ごしています。講師の先生が優しく丁寧に教えてくださるので、生け花の経験がない人でも大丈夫です。私たちと一緒に生け花の技術や感性を磨いてみませんか。お花が好きな人、興味のある人は、ぜひ地学実験室まで見学に来てください。お待ちしています。
今月のお花はソルゴー、ガーベラ、オミナエシ(女郎花)、ドラセナです。
部員の作品↓
【作者のコメント】
全体のバランスをとるのが難しかったけど、先生にご指導いただき、キレイにまとめることができました。(1年女子)
先生の作品↓
↑ シュッとした緑の葉っぱに赤い縁取りがあるのがドラセナです。ドラセナには様々な種類がありますが、どの種類も育てやすく、観葉植物としても人気です。
トウモロコシに似て(ヒエにも似ているような…)いるのがソルゴー(ソルガムともいわれます)です。よく見るとつぼみ様のものがたくさんついているのですが、つぼみではなく、いちおう“咲いている”状態だそうです。咲いているのにつぼみだと思われ、可哀想な(?)ソルゴーですが、家畜の飼料になったり、甘味料に使用されたりする優れものです。
黄色く小さな花を咲かせているのがオミナエシ。女郎花とも書きます。秋の七草の一つです。黄色い花が粟に似ていることから別名「粟花」とも。ちなみに「男郎花(オトコエシ)」という花もあって、こちらは白く、形はオミナエシと似ていますが、多少“力強く”見えるらしい。(後で画像を確認しましたが、確かに…。可憐な女郎花に比べると、野太い男郎花でした。)
最後に、おなじみのガーベラ。単品でも十分な存在感があります。色によって違った花言葉がありますので、花束をプレゼントする時は、お花屋さん任せではなく、花言葉を参考に自分で選んでみるのもいいですね! (顧問)