【探Q】1月26日「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座
2021年1月29日 09時06分
「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座です。
1月26日(火)の活動は、「えひめスーパーハイスクールコンソーシアム」への参加です。
私たちは、一般参加として発表者からの動画を事前に確認したうえで、意見交換を行いました。同世代で、同じ愛媛で学びを深める他校の生徒との意見交換は、生徒たちにとって刺激になり有意義な時間となりました。
特に、私たちが今取り組んでいる松前町のリーダーへの聞き取り調査をする意味や目的を見つめ直すことができたことや、取組は違えども似たような目的で活動に取り組んでいる他校生がいることに気付けたりできたことは、参加したことで私たちの日々の活動につなげられると考えています。
意見交換では一人一質問を達成するだけでなく、いくつもの学校が参加しているディスカッションブースの中で一番に質問する生徒が現れるなど、普段の取組を生かして積極的に物事に取り組む姿勢が見られました。
また、私たちのグループは他校の生徒と比べて、自分たちの活動と結び付けたり、なぜその活動に取り組んでいるのかなど活動の背景や目的を訪ねたりする質問を行う生徒が多かったように思いました。これは、普段から「なぜその質問をするのか」について考えを深めているからこその成果だと考えています。
このように、その時その時の活動をただするだけでなく、自分たちの日々の活動に生かしている様子が見られたことに生徒の成長を感じることができました。
このように成長する機会を与えていただいた、「えひめスーパーハイスクールコンソーシアム」に参加した皆さまありがとうございました。
【生徒の振り返り】
○今回はえひめスーパーハイスクールコンソーシアムにオンラインで参加しました。時間などの都合上、全部の発表を聞くことはできませんでしたが、三つの中予の高校の発表を聞くことが出来ました。どの発表もとても興味深く、こんなことをしているのかと内容の特徴を発表から感じることが出来ました。
特に松山北高校の活動では、興居島を盛り上げようとして、『ごごしまカレンダー』を作ったり、島民の方々にお話を聞き、それを愛媛県内に共有したりする活動に取り組んでおり、私たちの「地域のリーダーから学ぶリーダーシップとマネジメント講座」の活動に似ている部分もあると感じました。オンラインだからこそ質問しやすいこともあり、今回のえひめスーパーハイスクールコンソーシアムに参加出来たことはとても有意義であったと思います。来年は受験生になるため、発表する機会を得ることは叶わないかもしれませんが、自分たちの活動をなるべく多くの人に知ってもらえるように頑張りたいと思いました。
○反省点として、初めてのオンライン活動で緊張してしまい、質問の内容をまとめることができず 十分に聞くことができなかった。県内の高校生の方とこのようにお話することで一面的ではなく多面的に物事を見ることの大切さを学んだ。表面的な問題だけでなく、その背景につながることについても考えなくてはならないと思った。また、積極的に自分から学ぼうとする姿勢や、コロナの影響で人と直接会えることに制限がかかっている今だからこそ気付くことができた人と人とのつながりの大切さなど改めて感じることができた。
○他校の生徒の活動内容の話は、とてもためになりました。Zoomでのオンラインミーティングを通して、話し方や聞き方を見直すことが出来ました。自分が今やっている活動の根本をしっかり考えて活動しなければならないと考えることが出来ました。質問を聞いたり、質問をしたりする中で、相手の意見を考えて、自分の意見もしっかり伝えること考えることが大事であるとともに、それをきちんと説明できることがもっと重要だと学びました。そのような目線で、これからの活動もしなければならないと思いました。
○今回は、「えひめスーパーハイスクールコンソーシアム」に参加させていただきました。昨年度とは違い、オンラインでの開催でしたが、その分積極的に質問するなど交流を深められたと思います。
三つのブースに参加しましたが、中でも、最後にディスカッションを行った松山北高校さんの発表が心に残りました。動画を見たときから、SDGsやまちづくりといったキーワードや、興居島に視点を当て地域活性化を図る取組をしていることなど自分の興味のある話題が多く、詳しくお話をうかがいたいと考えていました。意見交換をしている中での、「人口減少や高齢化というとネガティブなイメージがある。けれども、そこをポジティブな面として捉えて発信することこそが地域活性化につながる。」という言葉が、深く心に刺さりました。
話は変わりますが、私たちの探Qでの活動では、松前町にある企業の社長さんからリーダーシップやマネジメントについて学び、それを自分の生活や進路に生かすことを目標としています。また、今期は松前町の方々に松前町にはこんなにも素晴らしい企業があり、こんな熱意を持ってお仕事をされていることを伝える広報活動も行う予定です。松山北高校さんの活動と私たちの活動は、場所や内容は違いますが、似ている点がとても多く、今回聞いたお話は自分たちの活動にも有効活用出来るのではないかと思いました。
松山北高校さんのこの活動は、3年前から行われていて、今の代の方が実際に活動したのは、1年半の期間だそうです。どのように引継ぎをしたのかという質問に対して、前に活動していた先輩が、大学に入った後も継続して活動しており、その方と協力して引き継いだとおっしゃっていました。
私もこの探Qの活動を続けて今期で1年半です。継続して学ぶ中で、物の見方や考え方が広がったり、ずっと意識してきた「共通点・相違点」のデータがたくさん増えたりするなど、最近になってやっと手応えを感じ始めています。大学でも継続して同じような内容を、多方面の視点から見ることで、考えを深めていきたいと考えています。今回発表していた人も私と同じような進路を目指していると知り、焦りと共に競争心を強く抱きました。これから、もっと意欲的に活動を行いたいと思います。今回のえひめスーパーハイスクールコンソーシアムでは、同年代の人達がどのような活動をし、考え、どう生かしていきたいと考えているかなど、自分自身と照らし合わせて進路や今の状況について考えるいい機会だったと思います。滅多にない機会に参加出来たことをとても嬉しく思うのと同時に、本当に楽しんで参加することができました。これからの活動や進路実現に向けて、自分がどう動くか、考え行動することを続けていきたいと思います。
○今日は、愛媛スーパーハイスクールコンソーシアムにオンラインで参加させていただきました。他校の様々な取組をたくさん聞くことができ、とても貴重な経験となりました。また、私たちが探Qでしている取組と似ていると思う部分も多々ありました。
最初は、「えひめ高校生次世代人材育成事業」のリーダー養成塾に参加していた方々との意見交換でした。そこで私が心に残っていることは、お話の内容はもちろん、オンラインのミーティングに慣れていた学生の皆さんの様子です。オンラインでも落ち着いて周りの状況を見ながら進めていて、とてもかっこよかったです。参加していた側からすればとても聞きやすかったです。
次に参加した松山東高校さんとのディスカッションでは、地域と世界の持続可能な社会への発展に貢献「グローバルからグローカルへの挑戦」について意見交換しました。題目を見た時からこの内容には、一番興味を持っていたのでお話を聞くことができて良かったです。東高さんは、海外研修、海外高校生との交流、留学など国境を越え活動されており、とても感心しましたが、正直少し自分たちが遅れているような気がして焦りも感じました。私も国際関係にはとても興味があり、将来、地域と世界の持続可能な社会の発展に貢献したいと思っています。そのため、東高さんの活動内容を聞いて、高校生の時期から国境を越えて様々な経験をされていて素晴らしいと思いました。
最後に、松山北高校さんの「まちおこしプロジェクト」です。実際に興居島に行き、島の方と触れ合い、カレンダーで島の魅力を発信し、それらにより人口減少を食い止めることを目的としている活動でした。北高さんの行っている活動が、最も具体的で聞きやすかったです。また、「なぜこのプロジェクトに参加されたのですか?」という質問に対して、「初めは島に行ってみたかったという理由だけで参加しましたが、島に行くたびに島に魅力を感じ、それをたくさんの人に発信していきたい」と気持ちが変化したことをおっしゃっていました。私はその言葉が心に残っています。この生徒さんのように、初めはちょっとした興味だけでのった話や参加したことであったとしても、そこから段々と気持ちが変化し、夢中になれることはたくさんあると思いました。そのため、出来るだけたくさんのことを自分からやってみることや、ちょっとした興味でも一歩踏み出してやってみることが大事だと感じました。
今回えひめスーパーハイスクールコンソーシアムに参加し、学べたことや感じたことは、英語力と、プレゼン力や話す力です。また、オンラインミーティングでの進行の仕方について、オンラインだからこそ学ぶことができました。コロナ禍でオンラインでのやり取りが増えていますが、対面でのやり取りの感覚とは違うことが分かりました。オンラインでも皆をまとめ、上手に進行できるように成長したいです。
他校の皆さんの発表を聞いたり、意見交換をしたりして、勝ち負けではないですが自分たちの探Qも負けてられない!と気合いが入りました!!!!!!