「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座③
2021年7月14日 15時28分5月25日は、株式会社ハラプレックス 原竜也 様にオンラインでの聞き取りを行いました。
原様は、中高生向けのキャリア教育冊子『ココロエえひめ』の発刊人です。社会で活躍されている方々のやりがいや志を「見える化」して、発刊から10年が経過しています。
私たちが取り組んでいる松前町のリーダーの思いの「見える化」の活動と、共通点が多いことから、お話を聞かせていただきました。
オンラインでのやり取りではありましたが、「地域や社会をつなぐプラットフォーム」を作りたいという原様の思いを理解することができました。また、私たちの取組を知ってもらう良い機会にもなりました。
6月からは、実際に松前町で活躍されているリーダーの方への聞き取り調査が始まります。今回の学びを生かしながら、よりよい聞き取りができるようしっかりと準備したいです。
【生徒の振り返り】
○ 原さんのお話で特に印象に残ったことは、仕事を通じて継続できる地域貢献をすることが大事だとおっしゃっていたことです。対価をもらうからこそ、より良いものを作ることができ、それが地域に貢献することにつながるという考えを聞き、様々な地域貢献の形があることに気付くことができました。
また、「期待通り」ではなく「期待以上」のものを提供し、感動を与えるということを大切にされているとおっしゃっていたことも印象に残っています。原さんは「やりたいこと」よりも「やりがい」が大切だとおっしゃっていました。私は今までやりがいよりもやりたいことについて考えていたことに気付くことができたので、どんなやりがいがあるかということも考えたいと思いました。様々な視点を持って将来のことについて考え、一歩踏み出してみるという気持ちを大事にしていきたいです。
○ 特に印象に残ったのは、『ココロエえひめ』を発刊するための準備段階のお話です。私たちは、昨年度企業リーダーの思いを中学生へ伝えるリーフレットの作成・配布を行いました。その中で、スケジュール管理や内容をまとめることの難しさを体験しました。4か月に1回の発刊のため、その期間内のスケジュールは細かく決めているそうです。私たちだと、探Qの時間を通して進捗状況の確認等は行っていましたが、すべての見通しを立てていたわけではありませんでした。この点は、改善できると思います。