R07-0305 掲載 芸術科概要

R07-0307 芸術科学びのイメージ

Q

美術専攻の学びを教えてください。

A

1年次に基礎を学び、2年次から専門の内容を深めていきます。

たとえば「素描」ではおもにデッサンをしますが、1年次には基本的なものの見方や鉛筆・木炭の使い方、表現の仕方を、2年次には各自が深めたい分野に合わせた表現方法を学びます。

1年次では美術の基礎となる知識・技術や考え方、表現力を広く身に付けながら、自分に合った分野、深く学びたい分野を模索します。

2・3年次の「表現探究」「表現研究」では、油彩、水彩、彫刻、デザイン、映像メディア等、各自が研究したい分野に分かれ、技法の研究や大作などに取り組みます。

基本的には一つの分野を研究しますが、分野を超えた研究、制作も可能です。実技科目以外にも「美術史」「鑑賞研究」「美術概論」など、歴史や理論も学びます。

美術系の大学や専門学校への進学を考えている人には最適な学びが得られます。

それ以外の進路を考えている人にとっても、美術を通したものの見方、考え方を通して、社会に出てからも必要とされる豊かな発想力が身に付く内容です。

芸術科

芸術クリエーションコース生徒がミウラートヴィレッジで鑑賞授業を行いました(芸術科設置に係るプレ事業)

2024年10月13日 13時12分

 本校は、県立学校振興計画に基づいて、令和8年度より芸術科を設置いたします。

 令和6年7月17日(水)、普通科にある芸術クリエーションコースを改編し、音楽、美術、書道の各分野に特化した教育課程で、愛媛県の芸術教育のフラッグシップ校を目指す『芸術科』を令和8年度に新設することが愛媛県教育委員会から発表されました。

 

 ◇◇ 芸術科設置に係るプレ事業 第2弾! ◇◇

 現在、伊予高校には芸術クリエーションコースがあります。具体的には、2年次から希望者が芸術の専門教育を受けられ、これまで東京藝術大学や大阪教育大学、多摩美術大学など全国でも有名な国公立大学や私立大学への進学実績を積み上げています。

 

 今回は、その芸術クリエーションコースの授業でミウラートヴィレッジ(三浦美術館)に行き、「非水百花譜展」を鑑賞しました。

 芸術科への改編を意識して、課外ではなく授業枠内で校外での鑑賞授業にチャレンジしました。

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 杉浦非水のスケッチの美しさ、版の細かさなど、手仕事のすばらしさに感銘を受けて帰ってきました。

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 今回の鑑賞は音楽・美術・書道の垣根を越えての活動です。芸術の中でも他の分野に触れるよい機会となりました。

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 (本校は、令和6年度県立学校振興計画推進事業における「進学指導研究推進プログラム」において、「探究学習実践型」モデル校に指定されています。)

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