【探Q】「ふるさと愛媛学」出前講座を実施
2019年10月21日 12時37分10月8日(火)に全体の講座分け、オリエンテーションを行い、「地域のリーダーから学ぶリーダーシップとマネジメント」講座は、9名(2年生7名、1年生2名)で後期講座をスタートしました。なんと2年生7名のうち6名が前期講座から継続して本講座を選択してくれました。継続して活動し、学びを深めることに意味を感じてくれていることを嬉しく思います。後期講座も有意義な活動にしましょう!!
さて、10月15日(火)が本格的な活動1回目です。
その大切な最初の授業に「ふるさと愛媛学」出前講座として、愛媛県スポーツ・文化部まなび推進課研究科 研究科長 岡本 淳 先生に講演を行っていただきました。
地域のリーダーから学ぶにあたり、その方の思いや考え、願いなどを「すべて」まとめたいという思いを実現する手法「『聞き書き』の在り方」について教えていただきました。
5・6時間目を2部構成で行いました。
第1部は「『聞き書き』とは何か」について御講演いただきました。前期講座の冊子にも目を通していただき、前期講座の成果も踏まえながら、「聞き書き」に必要な「話を聞く」こと、聞き取った内容を書いたり、まとめたりすることについて教えていただきました。
第2部では、「『聞き書き』の練習」を行いました。映像、音声を見聞きしながら、実際に「聞き書き」を体験することで、現場でメモを取ることの難しさ、その人が話す言葉や単語の意味を掴むための事前準備が必要であることを学びました。
第1部の講演を必死でメモをしていた生徒たちが、第2部の「聞き書き」の練習になると手が止まっている様子が印象に残りました。「聞き取り(インタビュー)」を通して、その方の思いや考え、願いを「すべて」をまとめることの難しさを感じていたと思います。その一方で、前期講座で教えていただいた取材に行くときの事前準備(きちんと事前にネットや文献などで調査しておくこと、質問項目を練っておくこと、相手の貴重な時間をいただいていることを理解しておくことなど)の大切さも改めて実感しているように思えました。
今回の学びを生かし、「聞き書き」をする目的や意義をしっかりと相談し、この活動を通して「自分づくり」ができるような講座にしたいです。
貴重なお時間をいただき、「聞き書き」について教えてくださりありがとうございました。