【探Q】「地域のリーダーから学ぶリーダーシップとマネジメント」成果報告会
2019年10月18日 13時02分
9月24日(火)に無事成果報告会を終えることができました。また、成果報告を行うにあたり、取材した内容、学んだ内容を記録として残した活動成果報告書の冊子も作成しました。
発表は、「発表したい!」と希望した生徒12名で行いました。800名以上の全校生徒の前で発表した経験は、人の前に立った時のリーダーシップとして、今後生かされると思います。
また、活動成果報告書は、大きく2部で構成しています。
第1部 「リーダーから学ぶ」では、御協力いただいた企業の取材内容についてまとめています。第2部 「生徒の振り返り」は、探Qで本講座を選択した理由、今私が考えるリーダーシップとマネジメント、講座を終えて学んだことや成長したことについて、一人一人がまとめています。
本講座を選択した26名の生徒それぞれが、地域のリーダーから学んだ内容や次世代を担う高校生にくれたメッセージを受け止め、自分の言葉で表現した本冊子は、この半年間の学びの記録です。本当に、御協力いただいた企業の皆さまありがとうございました。
(活動成果報告書から一部抜粋【講座を終えての感想、学んだこと、私の成長】)
前期講座を終えて、今社会が求めている人材は昔とは大幅に変わっており人間性が主に重視されています。そのため、日々の学校生活の一つ一つの行動や出来事が自分のこれからの成長に繋がっていくのだなと感じました。そして、チャンスは今しかない!と思って積極的に、相手が何を望んでいるか、またはそれ以上の行動をすることを大事にします。
今回学んだ様々なことは、自分にとって大切な学びになりました。「何事にも準備が大事」ということが深く心に残っています。準備をすることで心に余裕ができたり、お招きした相手の方に不快な気持ちをさせなかったり、自分の印象が大幅に変わっていきます。どのようなことでも、準備が大切だと分かりました。
また、目の前のことだけに集中するのではなく、広い範囲で物事を見ようとする考えようとすることで、今までなかったような発見や考えが生まれるのだと感じました。「見ようとする」という気持ちが日頃の生活で身に付くことで、自分も一歩成長できるのではないかと思います。成長することは前文でも述べたように日々の生活にいくつも転がっています。それに気付くことは自分の意識や意欲そして気持ちが大切だと思います。これからの学校生活で少しでも成長できるよう物事を「見て・考えて・行動」します。
(3年生・女子)
初めは、よく耳にするリーダーシップとマネジメントという言葉が、いったいどんな意味を持っているのか、深く考えたことはなくあいまいな捉え方をしていましたが、事前に班になり調べ学習をして、少し自分の考えを持った上で、地域のリーダーの方々からお話を直接聞き、新たに発見したことや仕事に対する思い、そして仲間との接し方を様々な角度から考えることができました。
特に印象に残ったのは、東レ愛媛工場から来ていただいた、大河内様と池内様のお話です。東レがどのように人材育成をしているか、またどのような人材を社会が求めているのか、そして高校生である今何を考え、何をすべきか詳しく教えてくださったことです。
そして、株式会社世起 企画開発部の今村さんのお話では、お店に対する意識が想像以上に高く、特に会社に来たいと社員さんが思えるような会社にしたい。というところや、ワンマンリーダーではなく一番下からみんなを支えていける人になりたいというところや、本当に客が求めているものは何か情報を得る努力をするところがとても印象に残りました。頼まれごとは試されごとだと思うようにしていることや、今の時代に合わせて人気だった商品も進化させていかなければならないという考え方は、今の状態に満足せず、更なる向上を目指して活動する意識の高さが心に響きました。
わざわざ伊予高校に来て、お話をしてくださった方々全員のお話が心に響きました。リーダーシップとマネジメントについて、あらゆる視点から考え直すことができ、とても有意義な時間となりました。
(2年生・女子)