「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座⑪
2022年3月17日 18時42分新年最初の活動である1月11日は、松前町役場 総務課広報広聴係 酒井 菜月様に御協力をいただきました。私たちは、これから聞き取りの内容を振り返るとともに、成果をまとめ松前町の方々に発信したいと考えています。それにあたり、町広報誌「広報まさき」の担当である酒井様から、情報の整理やまとめる時の注意点などについて教えていただきました。
毎月発刊される「広報まさき」では、記事にまとめていく際の留意事項が整理、そして読者に読んでもらうための工夫がなされており、記事一つ一つ大切にまとめられていることが分かりました。
昨年度作成したリーフレットを基に、改善案を紹介してくださったため、注意しなければならないことが分かりやすかったです。写真、文字の大きさ、色の配置だけでなく、言葉遣いや文章構成などこれから私たちが考えなければならない課題が明確になりました。
今後、活動を分析、整理、まとめていく段階に入ります。聞き取りの成果を私たちだけの成果にするのではなく、松前町全体の学びにつながるよう今回の学びを生かしていきます。伊予高校まで足を運んでくださり、お話をいただきありがとうございました。
【生徒の振り返り】
○ 松前町の広報まさきを編集されている酒井さんに編集の際に気を付けていることや色の配色、写真の大きさで工夫していることなどを教えていただきました。誰が読んでも分かるように言葉のニュアンスを変えたり、同じ意味の言葉を使ったり、専門用語などは説明を入れたり、取材に行くときは極力職場に行ってお話を聞き、仕事をされている様子など様々なアングルの写真を使ったりするなどの工夫をされていることが分かりました。また、写真を何枚も掲載する場合は大きい写真から順に写真の大きさを決めて行ったりすることも説明していただきました。また、内容を具体的に書き、内容について知っている人にも、知らない人にも分かるような内容にしたり、余白を大切にされたりしているとも話されていました。さらに、広報誌の場合は役所が出すような文書とは違うため、文語体を使うのではなく口語体を使うなどの工夫をされているそうです。さらに、敬語は相手に失礼のない程度で極力使わないようにしているそうです。いつも文を書くときに長くなってしまいがちですが、短くても相手に伝わる文章の書き方も教えていただきました。文を一度書いてみて、書かなくても伝わることは省くことや、箇条書きでいいところは無理に文章にしなくてもいいことを知りました。だらだら書いてしまいがちなので、削ることも大切だと知り、これから今まで以上に文章を書く機会が増えてくるので、今回お聞きしたことを生かして、読んでいる人に伝わりやすく、書き手が伝えたいことを余すことなく伝えることができるようにしたいと思います。
強調したいところの色は危険を示す黄色や赤色を使い、柔らかい雰囲気にしたいときはオレンジ色やピンク色を使うといいことを聞きリーフレットだけでなくパワーポイントなどを作成するときにも用いたいと思いました。今回作成するリーフレットは、主に中学生に配布予定なので中学生の皆さんが読んでも分かりやすく、自分たちが伝えたい内容がしっかり伝えられるようなリーフレットにしたいと思います。今回お聞きしたことを自分たちが実際にリーフレット作成をする際に気を付けていきたいと思います。
これから自分たちが作るリーフレットを中学生の皆さんが見て松前町の企業について興味が湧き、松前町の唯一の県立高校である伊予高校に来て、松前の魅力についてもっと知ってほしいと思いました。これからのリーフレットづくりがすごく楽しみです!!
○ 今回、私はリーフレット作りをする上で気をつける点や、工夫の仕方などを、松前の広報を作っている酒井さんからお話を伺いました。リーフレットを作ったことはありませんが、丁寧に説明して下さり分かりやすかったです。写真の枚数や配置、空白の作り方、字体、いままで分からずしていたことをコツと一緒に教えて下さり、よりいいリーフレットを作れると思いました。小さい頃から、文章をまとめるのが苦手で苦労していたので、最初は箇条書きで書いてから話をまとめようと思います。自分の伝えたい話から逸れないように作りたいです。今回学んだことを忘れることなく、次作るときにも参考にしたいと思います。お忙しい中ありがとうございました。