伊予高日誌

5月11日(月)以降の日程について

2020年5月8日 15時58分

5月11日(月)から22日(金)までの期間は、次の表のように学年出席番号で登校する日や時間を指定します。

曜日
11日12日13日14日15日
午前3年奇数番
1年奇数番
3年奇数番
2年奇数番
2年奇数番
1年奇数番
3年奇数番
2年奇数番
3年奇数番
1年奇数番
午後3年偶数番
1年偶数番
3年偶数番
2年偶数番
2年偶数番
1年偶数番
3年偶数番
2年偶数番
3年偶数番
1年偶数番
18日19日20日21日22日
午前3年偶数番
1年偶数番
3年偶数番
2年偶数番
2年偶数番
1年偶数番
3年偶数番
2年偶数番
3年偶数番
1年偶数番
午後3年奇数番
1年奇数番
3年奇数番
2年奇数番
2年奇数番
1年奇数番
3年奇数番
2年奇数番
3年奇数番
1年奇数番


 

この期間の時間帯は次のようになります。

午前の部(30分4コマ)

09:00〜09:20            SHR

09:30〜10:00            ①

10:10〜10:40            ②

10:50〜11:20            ③

11:30〜12:00            ④

午後の部(40分3コマ・放課後清掃)

13:00〜13:20            SHR

13:30〜14:10            ⑤

14:20〜15:00            ⑥

15:10〜15:50            ⑦

16:00〜                      清掃

 

時間割は、その日の曜日の時間割で実施します。

なお、尿検査を5月12日・13日に実施しますので、確実に提出できるようにしてください。

登校する前に検温をお願いします。また、風邪症状のある人は、無理に登校する必要はありません。家で静養してください。その時は、学校へ連絡をしてください。

自分がどの時間に登校すればよいのか確認して、登校してください。具体的な例を「続き」に書きましたので、参考にしてください。

学校再開について

2020年5月8日 15時31分

令和2年5月8日

 保護者の皆様へ

 愛媛県立伊予高等学校長 芳之内 亮

 本校における学校再開について(お知らせ)

 

 新緑の候、日頃は本校の教育活動に御理解・御協力をいただき感謝申し上げます。

 さて、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、令和2年4月13日から臨時休業を行い、生徒の安全を最優先に取り組んでまいりました。

 5月8日(金)に発表されました知事の感染第二波への対処戦略により、5月11日(月)から下記の要領にて学校教育活動を段階的に再開いたします。そして、5月25日(月)からの完全再開を目指します。

 つきましては、保護者の方におかれましても、趣旨を御理解の上、御家庭でも感染症対策をよろしくお願いします。

 

1 分散登校日は学年単位で割り振り、1教室当たり20人以下となるように調整します。(詳しい時間割は別紙を御覧  ください。)

2 家庭学習の充実支援を目的とし、課題解説や学習成果を確認するための指導、家庭学習方法のアドバイス等を行います。グループ活動や生徒同士が接近・接触する実習・実技等の活動は行いません。

3 授業者は飛沫感染を防ぐためにフェイスシールド等を用います。

4 マスクの着用、手洗いや咳エチケットなど徹底した対策を行います。

5 換気の悪い密閉空間にしないために、2方向のそれぞれ1つ以上の窓を開けるなど換気に努めます。

6 物品の共用による感染を避けるため、ドアノブ、スイッチ、蛇口等、生徒の触れる場所や、共用の教材、教具、情報機器などを定期的に消毒します。

7 現在休止中の部活動は引き続き休止とします。

8    家庭においては、次の事項に御協力ください。

(1)  毎朝、お子様の検温をしてください。健康観察を徹底して行います。

(2)  以下の症状に該当する場合は、自宅で待機させてください。

 ①風邪の症状や発熱(概ね37.5度以上を目安として)がある場合

 ②強いだるさ(けん怠感)や息苦しさ(呼吸困難)味覚障害等がある場合

 ③その他、けが以外で体調不良や基礎疾患等があり、登校に不安がある場合

(3)  健康観察時、授業中においてお子様が体調不良を訴えた場合には、保護者の皆様に連絡をとって、下校させますのでよろしくお願いいたします。

 

パラダイムシフト=生活の枠組みが変わる

2020年5月8日 14時14分

 連休中に読んだ新聞に、次のような内容の記事がありました(要約)。

 

 13~14世紀、モンゴル帝国がユーラシア大陸の大半を統合したことで、アジアとヨーロッパが結び付き、人・モノ・カネ・情報がさかんに行き交うようになった。ところが、交易がさかんになると、ペストが流行し、ヨーロッパでは人口の3分の1が死んだ。そうすると、それまで神を信じていた人たちが「神様はいないのでは…」「どうせ死ぬなら好き勝手に」となって、ペストは従来の価値観に大きな変化をもたらした。これがルネサンスにつながる。

一方、ペストによる大量死で、極端な労働力不足に陥ったため、領主は、農民の労働意欲を高めるために土地を貸し出した。農民たちは、何を植えるか、羊を飼うか、自分で考え自分で行動し、その成果も自分で受け入れるようになった。これが資本主義、自由経済の始まり。ペストの流行により、資本主義が芽生えた。

 新型コロナウイルスによる外出自粛は、テレワークやネット授業を急速に普及させている。新たな感染症の流行がもたらす変化を、私たちは熟考すべきだ。

(朝日新聞 令和2年5月5日別刷から)

 

いかがでしょうか。「部活がないからつまらない」「教室で授業がないので勉強ができない」など、「当たり前だ」と思ってきた学校生活がこれまでどおりにできない事態を、どう受け止めるのか。今までの生活に戻りたい思いだけで、これまでの価値観にとらわれたままで、そのまま漫然と過ごしてよいのだろうか。

 

進路希望を再考してみてください。このまま今の進路希望を進めて、その分野の仕事に就いて、生活できるのだろうか。アルバイトを当てにした進学で、本当にやっていけるのだろうか。

生活に困った人たちのニュースがあふれていますが、それをどう読み解いていますか。どう自分と結びつけていますか。

 

世の中全体の生活の枠組みが変わる今(パラダイムシフト)、「新しい生活」という言葉を自分のものとして、どう生活を見直し対応していくか。毎日の生活の中で、何をすべきか、自分で考え自分で行動し、どう自分を育てるかが重要ではないでしょうか。

今までとは違う新しい枠組みの中で、自らを高めるためのアクションが求められています。

【定時連絡】「Google Arts & Culture」、休業中に見てみませんか。

2020年5月7日 11時56分

休業期間中にゴールデンウイークも終わってしまいました。毎年、楽しみにしていた祝日ですが、今年はそのほとんどを自宅で過ごしたことでしょう。現在のところ11日より学校が再開される予定ですが、日本全体や世界の状況を見るとまだまだ先行きは不透明で、不安が残ります。学校再開となっても、緊張感を持って過ごしましょう。

さて、ここで紹介する「Google Arts & Culture」ですが、これはGoogleが提供するアートに特化したサイトです。世界80か国、2000以上の美術館や博物館の作品が掲載されています。そして、一番の見どころは「ストリートビュー」を使って、多くの美術館を散策することができるところです。オンライン上ではありますが、実際に世界の有名な美術館にいるような雰囲気にさせてくれます。自宅でアートを楽しんでみましょう。

Google Arts & Culture  https://artsandculture.google.com/

 

ネットでデマを流すと…

2020年5月7日 11時55分

 4月下旬のある日、新聞を読んでいると、「新型コロナウイルス感染リスクを避けるため、ネットを活用した遠隔授業を大学が始める」の記事の横にある「ネットにデマ投稿して罰金30万円」の記事が目に入りました。

 

 この記事は、2017年に、高速道路であおり運転をして相手を死亡させた加害者の勤務先が北九州市内の建設会社だなどと、デマ(誤った情報)をネットの掲示板サイトに書き込み、建設会社の名誉を傷つけたとして、名誉毀損(きそん)罪で起訴された5人に、裁判所が罰金30万円の命令を出したというものです。

 当時、この建設会社には、誤った情報を信じた多くの人たちから、嫌がらせや攻撃の電話がかかり、仕事ができなくなってしまいました。会社は警察に訴え、警察がネット上で誤った情報を書き込んだ人を特定したのです。

 

 皆さんは、ネット上に多くの誤った情報が登場することは、すでに知っているでしょう。しかし、自分が周りの人に見せるために、誤った情報を「書き込」んだり、「転載」したりしたことはありませんか。

 新型コロナウイルス感染に関する話題でも、誤った情報を流された人(店)が悲しんでいる、怒っている、という新聞記事を目にします。記事にはなっていないけれど、誤った情報を流されて困っている人が他にもいるのではないでしょうか。もしかすると、身近なところにも。

 不安定な世相ですが、私たちが余裕を失って「誤った情報」を信じ、「拡散」し、他者をねたんだり攻撃したりすることのないよう、冷静さを保って生活していきたいものです。