教員養成コースを選択すると、総合型選抜や学校推薦型選抜でしか大学進学できないのですか?
違います。普通科、芸術科ともに大学共通テストの受験や、大学の一般選抜に対応できるカリキュラムを編成しています。もちろん、総合型選抜や学校推薦型選抜での受験に向けたサポート体制は充実させていますが、大学共通テストや一般選抜への受験にもしっかりと対応しています。
違います。普通科、芸術科ともに大学共通テストの受験や、大学の一般選抜に対応できるカリキュラムを編成しています。もちろん、総合型選抜や学校推薦型選抜での受験に向けたサポート体制は充実させていますが、大学共通テストや一般選抜への受験にもしっかりと対応しています。
愛媛大学教育学部は、
令和11年度入試(令和10年度実施・伊予高校教員養成コース修了1期生が3年生になったタイミング)で、学校推薦型選抜Ⅱ『教員養成特別選考(仮称)』を新設し、将来、愛媛県の教員として活躍することを強く志望する学生を募集する入試を現在検討しています。
令和9年度入試(令和8年度実施)からは、総合型選抜Ⅰ『地域教員希望枠(募集人員10名)』を新設し、本学卒業後、愛媛県内の人口減少が著しい地域の教員として地域創生に貢献しようとする強い意志を有する学生を募集します。
詳細は、愛媛大学教育学部の地域教員希望枠ページをご覧ください。(←は愛媛大学教育学部の該当ページへジャンプします。)
本校は、県立学校振興計画に基づいて、令和8年度より普通科と芸術科に教員養成コースを設置いたします。
地域の小中学校と連携し、愛媛の教育の将来を担う人材育成に取り組みます。
12月3日(水)に、松前町立岡田小学校と北伊予小学校の2つの小学校に分かれて、合計20名の生徒が教育体験実習を行いました。
具体的には、将来、教員や保育士など子どもに関わる職業を志望する生徒20名が参加し、子どもたちとの交流や授業補助などを通じて教育現場を学びました。
生徒は各クラスに1名ないし2名入らせていただき、
昼休みに児童と一緒に遊ぶ交流活動
授業中の指導補助
先生方の教え方や授業づくりを学ぶ授業観察
といった内容に取り組みました。
今回の実習では、生徒一人ひとりが「教員の声掛け」「児童との接し方」「学習支援の工夫」といった視点を持ちながら参加しており、児童に積極的に関わろうとする姿が多く見られました。
特に、前回翠小学校での実習に参加した生徒は前回の経験を生かし、教師が児童のペースに合わせて声をかけたり、気持ちに寄り添って関係を築いたりする姿を近くで学ぶことで、生徒たちも自然と笑顔で声をかけたり、自分から関わりを広げたりする場面が増えていました。
また、解き方についてのヒントを出しつつ一緒に解き、児童の「あ!分かった」という言葉聞いて、教師という職業のやりがいを感じた生徒もいました。
一方で、振り返りでは、児童との距離の取り方の難しさや、自分から声をかける勇気を持つことの大切さ、特定の児童としか関われなかったことなど、次につながる課題も見つかりました。
今回の実習は、生徒が「子どもと関わる喜び」とともに、教える立場としての視点を身に付ける貴重な機会となりました。
実習を受け入れてくださった岡田小学校、北伊予小学校の先生方、児童の皆さまありがとうございました。
今後も本校では、教職のやりがいや教育の魅力を体験的に学べるカリキュラムを研究し、教育現場での実践的な学びを提供することを通して、愛媛県の教育の即戦力の育成を進めてまいります。
☆☆☆小学校のホームページでも紹介されています☆☆☆
岡小日記「伊予高生徒の教育体験実習」(令和7年12月3日更新:岡田小学校の該当ページにジャンプします)
北伊予小日記「【全校】伊予高校生がやってきました!」(令和7年12月3日更新:北伊予小学校の該当ページにジャンプします)
☆☆☆生徒の振り返り☆☆☆
前回の反省を生かしつつ生徒と関わり楽しむだけでなく、先生と生徒の距離感のつかみ方、生徒が何かをしている間先生はどのようなことをしているか学ぶことを意識しました。前回子供と関わることだけに集中してしまっていたところがあったので、今回は先生の立ち回り方に注目しながら生徒にどのような呼びかけをしたら最適か考えながら積極的に行動することを心掛けました。
5時間目は、2クラスの授業を見学させてもらいました。前半は国語を見学させてもらいました。リレー読みをグループでしていて読んでいる間に先生は授業の板書をしていて時間の使い方が上手いと感じました。一人に読ませるのではなく、順番に読むことによって、一人一人の読む力を高めてるのかなと思いました。そしてすぐ答えを言うのではなく「大きな問いだから後半のほうかな」などと答えを導くような形で教えていたり、発表の時に話している生徒に「発表をしている人の方を向こう」など、メリハリをつけさせるような呼びかけの技術が素敵だと思いました。分からないと言った児童には「あとでみんなと考えよう」などと呼びかけ、児童が間違っても空気が悪くならないようなクラスの雰囲気を作っていて、素敵なクラスだなと感じました。
後半は算数を見学させてもらいました。「比例と反比例」の範囲をしていました。先生が授業をされた後、自主学習の時間になりました。質問をしてくる児童がいなかったので、言いにくいのかなと感じました。そのため、手が止まっていたり、悩んでそうな子を見つけ声をかけてみました。子どもたちの様子から分からないところを感じ取ることが難しかったです。私も算数が苦手なため、分からない気持ちが分かるので同じ立場になって、ゆっくり少しずつ教えることを心掛けました。
集団下校の時に1年生から6年生を見て、やはり6年間の成長は凄まじいと感じました。次回の教員養成プレ事業では、今回よりもっと積極的に行動し、先生にもどんどん質問していきたいです。(高1)