伊予高日誌

奉仕活動行いました

2021年7月21日 15時16分

7月19日(月)に奉仕活動を行いました。トラックからあふれんばかりの雑草を回収することができました。皆さんお疲れさまでした。

 

「社会共創コンテスト2021」奨励賞(地域課題部門)受賞!!

2021年7月19日 10時35分

報道にもありましたように、「社会共創コンテスト2021」の地域課題部門において、333件の応募の中から、本校の大西ことみさんが選ばれ、奨励賞を受賞しました。また、大西さんが所属する、探Q「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座が団体としても、奨励賞を受賞しました。

探Q「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座内容はこちら

華道部 7月のお花

2021年7月18日 12時35分

今月のお花は、入才、ヒマワリ、ケイトウです。 

ヒマワリが夏らしさを感じさせ、入才の葉でカーブをつけた空間が変化を生み、緑が涼しげな感じがします。中央部のケイトウの赤がアクセントとなって全体のバランスがグッと引き締まった

印象に仕上がりました。

 

サイクリングで地域探Q

2021年7月17日 14時40分

先日の探Qの時間に、北伊予駅、伊予横田駅周辺のサイクリングスポットを探しに出かけました。たこ焼き屋さんやいちごソフトのお店を発見!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネコの話

2021年7月15日 14時31分

ケガしたノラネコに… 

7月の金曜日、伊予鉄電車に乗って帰宅するため、伊予高校を出て松前駅に向かって歩いていたときのこと。私が歩く道の前方に、4人の伊予高3年生男子が集まっていました。どうかしたのかと思って声をかけると、「ネコがケガしています。」見ると、ネコが、道端にうずくまっていました。生徒が「朝、見かけたときと同じ場所にいます」「ケガしています。病院でみてもらったほうが…」と言いました。私は毎日朝晩、その場所を通っていましたが、その日、ネコがうずくまっているのに気付きませんでした。

 ネコにきれいなタオルがかけられていたので、「タオルは?」と尋ねると、「ぼくのタオルです」と生徒の一人が答えました。ネコに缶詰のエサが与えられていたので、「エサは?」尋ねると、別の一人が「ぼくがやりました」と言いました。生徒は、エサの缶詰を持ってきていたのです。自分の家で飼っているネコではない、年とったノラネコを、生徒たちは心配して介抱していたのです。私は、思いがけないことに、ただただ驚きました。

 生徒たちがネコを心配して立ち去らないので、私も何かしなくてはと思いました。私は毎日この道を行き来していて、すぐ近くにネコを何匹も飼っている家があるのを知っていました。そこで、その家のインターホンを初めて押して、ネコの世話をしているおじさんを呼び出しました。「すみません。ネコがケガしているようなのですが、お宅のネコでは?」と、おそるおそる、おじさんに尋ねました。おじさんは、すぐ出てきて、ネコを見て言いました。「このネコはノラだが、うちへ来てエサを食べています。昼には、うちに来て食べていましたよ。心配はいりません。」とおじさんが言いました。電車の時間を気にしていた私は、その言葉を聞いて、あとはそのおじさんに任せればいいと思いました。生徒たちも、おじさんの言葉を聞いて、自転車に乗っていなくなりました。

 次の月曜日の朝のことです。いつもの時間にその場所に通りかかると、おじさんが道端で待っていました。おじさんから私に「先週の金曜日はありがとうございました。ネコがケガしていることに気が付きませんでした。あのあと、ネコを動物病院に連れて行ったのですが、今朝、亡くなりました。生徒さんたちに、くれぐれもお礼を言っていたと伝えてください。」と丁重に話がありました。私は、ネコが亡くなった残念な気持ちとともに、世話してくれたおじさんにお礼が言いたくて、頭を下げました。

そして、学校への道を進みながら、伊予高校3年生男子4人の、ケガしたノラネコを心配してくれた、その優しさに感動しました。「命を大切に」という言葉を聞きますが、彼らは、言葉だけでなく、きちんと実践したのです。そんな気遣いが自然にできる生徒が、私たちのこの伊予高校にいることが、とてもうれしいのです。