新学期を迎え、始業式が行われました。

式辞では、校長先生が先日の能登半島地震で被災された方々に対し、お悔やみとお見舞いのお言葉をかけられました。その後、「準備」することの大切さについてお話がありました。駅伝やマラソンは、人の人生に例えられることがあります。マラソン選手の君原健二さんは、レースで苦しい時は「まず次の電柱まで走ろう」と考えることを繰り返し、最後まであきらめずに完走した人です。皆さんも、第一歩をしっかり踏み出し、毎日の小さな目標を達成することで、最終的に自分の将来の夢に到達できるよう頑張りましょう。
「ドローンの活用」講座では、プログラミングを用いてドローンを自動操縦することを目指して学習しています。
まず、コントローラーを用いてドローンを動かしました。操作が難しいところもありましたが、初めてドローンが動いたときは歓声が上がりました。次に、ビジュアルプログラミング言語を用いてコードを書き、ドローンを動かしました。自分が考えた通りにドローンが動かないことがありましたが、プログラムを修正して繰り返し行いました。


12月までは教科書やインターネットで調べながら学習してきました。3学期からは大学や企業の方に御協力いただき、学びを深めていきたいと考えています。
2学期には様々な国際ボランティア団体について調べ、発表しました。
11月7日にはNPO法人アジアキッズケア事務局長の喜安勝也さんを招き、国際ボランティアの活動についてお話していただきました。そして、私たちにできることは何か考えました。
3学期にはアジアやアフリカの貧困の子どもたちに支援物資を送る活動をします。皆さんのご協力をお願いします。

「データ利活用探究講座」では、一人一台端末を用いて、複数の班に分かれて、様々なデータを分析しながら活動しています。

今回は海水魚について調べている班が、現場の実情を知りたいと「松前町漁業協同組合」を訪問させていただきました。漁港の方々からお話を伺い、大変興味深い内容に、生徒たちは真剣にインタビューをしていました。現場の声とデータを結び付けて考察をしていきます。また、地元・松前町の魚をより積極的に食べたいと思うようになりました。
お忙しい中、取材にご協力いただき、本当にありがとうございました。
「みて、きいて、話そ~や」講座は、1,2年生16名で対話型鑑賞を行っています。
対話型鑑賞とは、絵をみて感じたことや考えたことをグループで共有し、その対話を通して鑑賞を深めていきます。鑑賞していく中で、問いをもったり、話を聞く力や伝える力を伸ばしていきます。
講座前半では、愛媛県美術館からお借りしたアートカードを使って鑑賞の練習をしました。

作品をよく見て特徴をつかみ、グループ全員にその特徴を伝えるにはどのような言葉を選べばよいかを様々なゲームを通して学びました。

生徒の感想
・他人と自分の感性は違うので、自分が思っている事と、相手に言われたことが違っていることが多くて難しかった。それでもお互いの感性が合うところを回数を重ねることで探し当てていくことができて楽しかった。自分の伝えたいことを伝わる言葉にすることの大変さや大切さを知ることができてよかった。
・カードに描かれているものを具体的に相手に伝わるように言うとみんな納得してくれたり、賛同してくれた。普段の生活で、ここまで細かく絵をみることはしないので、細かく見て相手に分かりやすく伝えるにはどうすれば良いかすごく考えながら活動した。