令和8年度評価規準(シラバス)
令和8年度 芸術科【書道 篆刻】 評価規準
|
教 科 |
書道 |
科 目 |
篆刻 |
|||||||||
|
単 位 数 |
1 |
学 年 |
1 |
学 科 |
普通 |
情報 |
芸術 |
|||||
|
教科書 |
書道テキスト 篆刻 (二玄社) |
コース 専攻等 |
文 |
理 |
教員 |
|
音 |
美 |
書 |
教員 |
||
|
|
|
|
|
|
|
〇 |
|
|||||
|
科目目標 |
中国や日本の優れた印章文化(古典)の美に触れ、篆書体の特徴や章法・刀法の基礎を理解し、印面全体の構成を深く思考して創意工夫ある作品を刻すとともに、伝統的な書を愛好する態度と、互いの作品を尊重し鑑賞する能力を養う。 ⑴ 古典の理解と、基礎的な作刀技術を習得する。 ⑵ 印面の構成(章法)を工夫し、創意ある表現を工夫する。 ⑶ 丁寧な制作態度を養い、互いの作品を尊重し鑑賞する。 |
|||||||||||
各単元における評価の規準<1学期>
|
単 元 |
篆書の理解 |
||
|
評価期間 |
1学期 4、5月 |
||
|
単元の目標 |
・篆書体の歴史や特徴を理解し、正しく文字を表現する。(知識・技能) ・印面への配置を考え、適切な印稿を考え制作する。(思考・判断・表現) ・文字の成り立ちに関心を持ち、丁寧な準備作業に取り組む。(主体的) |
||
|
知識・技能 |
思考・判断・表現 |
主体的に学習に取り組む態度 |
|
|
・篆書を構成する様々な要素について理解している。 ・篆書の特徴と用筆・運筆との関わりについて理解している。 |
・印面の条件(形状や文字数)に応じて、構成を工夫している。 ・文字と余白の調和を意識して、適切な印稿を工夫している。 ・反転した状態での見え方を予測し、文字のバランスを判断している。 |
・篆書の成り立ちや美しさに関心を持ち、進んで文字を調べようとしている。 ・印稿の作成や布字など、刻する前段階の作業に丁寧に取り組んでいる。 |
|
|
単 元 |
姓名印の制作 |
||
|
評価期間 |
1学期 6、7月 |
||
|
単元の目標 |
・姓名印の構造を理解し、基礎的な作刀技術を習得する。(知識・技能) ・姓名の文字数に応じた章法を考え、美しい印影を工夫する。(思考・判断・表現) ・安全管理を徹底し、粘り強く丁寧な制作に取り組む。(主体的) |
||
|
知識・技能 |
思考・判断・表現 |
主体的に学習に取り組む態度 |
|
|
・姓名印(白文・朱文)の基本的な構造や特徴について理解している。 ・印刀の正しい持ち方や動かし方を理解し、適切に運刀している。 ・石という素材の特性を理解し、線の太さや深さをコントロールして刻している。 |
・姓名の文字数や画数の違い(疎密)を考慮し、適切な配置を工夫している。 ・文字と枠、余白との響き合いを意識し、調和のとれた印面を工夫している。 ・試し押しした印影を客観的に捉え、どこを修正すべきか判断している。 |
・刃物の安全管理を徹底し、用具を正しく扱おうとしている。 ・一度の彫りで終わらせず、補刀を根気強く繰り返そうとしている。 ・テキストの古典を参考にしながら、より質の高い作品を目指して取り組んでいる。 |
|
各単元における評価の規準<2学期>
|
単 元 |
章法の理解 |
||
|
評価期間 |
2学期 8~10月 |
||
|
単元の目標 |
・章法の様々な原理を理解し、その特徴をとらえる。(知識・技能) ・文字と余白の調和を思考し、変化のある印面を工夫する。(思考・判断・表現) ・古典の構成美に関心を持ち、創意工夫を凝らした設計に取り組む。(主体的) |
||
|
知識・技能 |
思考・判断・表現 |
主体的に学習に取り組む態度 |
|
|
・印面を構成する様々な要素について理解している。 ・章法の違いによる視覚的効果について理解している。 ・古典(名印)にみられる章法の工夫とその特徴について理解している。 |
・文字の画数や形状に応じて、適切な章法の原理を工夫している。 ・文字と余白が互いに響き合うよう、全体のバランスを思考して印稿を構成している。 ・自身の表現したいイメージに合わせ、線の太さや配置を適切に判断している。 |
・古典にみられる章法の美しさに関心を持ち、進んでその工夫を見出そうとしている。 ・より美しく変化のある印面を目指して粘り強く印稿の修正を重ねようとしている。 ・テキストの様々なアイデアを参考にしながら、自身の作品を高めようとしている。 |
|
|
単 元 |
成語印制作 |
||
|
評価期間 |
2学期 11、12月 |
||
|
単元の目標 |
・成語印の特質を理解し、高度な章法・刀法の技術を習得する。(知識・技能) ・成語の意味や響きを思考し、情趣ある印面を工夫する。(思考・判断・表現) ・言葉の美しさに関心を持ち、表現の完成度を高める制作に取り組む。(主体的) |
||
|
知識・技能 |
思考・判断・表現 |
主体的に学習に取り組む態度 |
|
|
・成語印を構成する際の、文字同士のつながりや配置のルールについて理解している。 ・成語の意味や雰囲気を引き立てるための、適切な書体の選択について理解している。 ・これまでに学んだ刀法を応用し、文字の細部や枠を適切に刻している。 |
・選んだ成語の意味や世界観を思考し、それにふさわしい印風を工夫している。 ・複数の文字が持つ画数の多少を考慮し、全体のバランスが崩れないよう配置を工夫している。 ・全体の風格を高めるために、枠の処理を適切に判断している。 |
・成語の持つ意味や言葉の美しさに関心を持ち、自身の表現意図に合う言葉を主体的に選ぼうとしている。 ・細部の表現にこだわり、納得がいくまで根気強く修正を重ねようとしている。 ・古典の持つ表現技術を自分の作品にどう取り入れるか、探究的な姿勢で制作に取り組んでいる。 |
|
各単元における評価の規準<3学期>
|
単 元 |
印款について |
||
|
評価期間 |
3学期 1、2月 |
||
|
単元の目標 |
・印款の役割を理解し、単刀法による刻技や拓本の技術を習得する。(知識・技能) ・側面の限られた空間を思考し、美しい文字の配置や刻みを工夫する。(思考・判断・ 表現) ・伝統的な印款の文化に関心を持ち、丁寧かつ安全な作業に取り組む。(主体的) |
||
|
知識・技能 |
思考・判断・表現 |
主体的に学習に取り組む態度 |
|
|
・印款が持つ役割や、古典にみられるその美しさについて理解している。 ・印款特有の運刀法を理解し、石の側面に適切な深さで文字を刻している。 ・拓本の原理を理解し、刻んだ文字を鮮明に写し取っている。 |
・石の側面の形状を考慮し、文字の大きさや全体の配列を工夫している。 ・単刀法による線の切れ味やかすれを生かし、風合いのある文字を工夫している。 ・拓本を採る際、水分量や墨の濃淡を客観的に見極め、美しく仕上げるための方法を適切に判断している。 |
・印面だけでなく側面にも美意識を注ぐ印款の文化に関心を持ち、進んで刻そうとしている。 ・刃物の安全管理を徹底し、慣れない単刀法の作業にも慎重かつ丁寧に取り組んでいる。 ・拓本がかすれたり滲んだりしても諦めず、用具の扱いを工夫しながら納得がいくまで根気強く挑戦しようとしている。 |
|
|
単 元 |
作品展示・作品鑑賞 |
||
|
評価期間 |
3学期 3月 |
||
|
単元の目標 |
・1年間の表現の歩みを振り返り、展示や鑑賞の方法を理解する。(知識・技能) ・作品の美的な価値を見出し、言葉や文章で表現する。(思考・判断・表現) ・篆刻の魅力や伝統文化の価値を実感し、学びを今後に活かそうとする。(主体的) |
||
|
知識・技能 |
思考・判断・表現 |
主体的に学習に取り組む態度 |
|
|
・1年間の自身の制作プロセスを振り返り、作品を美しく展示する方法について理解している。 ・中国の名印にみられる独自の様式や、歴史的な表現の価値について理解している。 |
・名印が持つ美的な特徴を多角的に分析している。 ・作品から受ける印象や作者の意図を思考し、自身の言葉や文章を用いて分かりやすく表現している。 ・1年間の自身の成長や課題を客観的に捉え、自己の表現の歩みを適切に振り返っている。 |
・中国の名印の美しさに改めて関心を持ち、授業で学んだ知識を総動員して、その背景にある伝統文化の奥深さを味わおうとしている。 ・1年間の篆刻学習を通じて得た知識や独自の美意識を、これからの自身の書作や生活、芸術の見方に活かそうとしている。 |
|