人権・同和教育


◯ いじめ防止に向けて

 いじめは、冷やかしやからかいなどのほか、情報機器を介したいじめ、暴力行為に及ぶいじめなど、学校だけでは対応が困難な事例も増加しております。また、いじめをきっかけに不登校になってしまったり、自らの命を絶とうとしてしまったりするなど、深く傷つき、悩んでいる生徒がいるのも事実です。いじめ問題への対応は学校として大きな課題です。

 

 

 そこで、生徒達が意欲を持って充実した高校生活を送れるよういじめ防止に向け、日常の指導体制を定め、いじめの未然防止を図りながら、いじめの早期発見に取り組むとともに、いじめを認知した場合は適切に且つ速やかに解決するため、 いじめ防止対策推進法 第13条及び、「 愛媛県いじめの防止等のための基本的な方針 」に基づき、「愛媛県立伊予高等学校いじめ防止基本方針」(いじめ防止全体計画)を定めます。 (愛媛県立伊予高等学校いじめ防止基本方針本文より)
 全文は pdficon_small こちら でご覧ください。


◯ 人権デーについて

 本校では、月に1回「人権デー」という日を設けています。この日にはSHRで、自分たちの人権意識を見直し、誰もが幸せに生活できる社会を目指すため、いろいろな話題を取り上げ、全員で考えています。

 

 

ブログ

人権デー等資料

人権・同和教育課 校内人権・同和教育教職員研修会を行いました。

 10月2日(水)、校内人権・同和教育教職員研修会を行いました。本年は、特別支援教育に関する知識や理解を深めるため、愛媛県総合教育センターの特別支援教育室室長の蒲池慎一先生をお招きし、「自閉症スペクトラム障がいについて」という演題でお話しいただきました。
 蒲池先生からは、「自閉症スペクトラム障がいとは」「自閉症スペクトラム障がいの特性理解」「自閉症スペクトラム障がいの指導・支援」の3項目をお話しいただきました。「自閉症スペクトラム障がいとは」では、4コマ漫画を使って自閉症スペクトラム障がいの方がどのような判断をするか、分かりやすく説明していただきました。「自閉症スペクトラム障がいの特性理解」では、社会性、言語・コミュニケーション、こだわりと想像力、感覚の4分野における障がいを丁寧に説明していただきました。最後に「自閉症スペクトラム障がいの指導・支援」では、生徒への接し方について具体的指示のあり方などを、実例を交えて説明していただきました。
 このような研修会を通して、本校に在籍する多様な生徒への接し方を学び、今後の指導に役立てていくことができるのではないかと考えています。

人権・同和教育 松前町いじめSTOP子ども会議

 8月22日(木)、松前町総合文化センターで令和元年度 松前町いじめSTOP子ども会議が開かれました。この会議は、松前町教育委員会が主催して、町内小・中・高等学校の児童生徒の代表が集まって、いじめ問題への取組を話し合う会議です。
 本校からは、町内3中学校出身の生徒3名と総合司会の生徒1名が参加しました。それぞれの学校での実践発表のあと、校区別話し合いに移りました。校区別話し合いでは、北伊予・岡田・松前の校区ごとに7名ほどの班に分かれ、小・中学生各2~4名と伊予高生1名が、いじめをなくすための話し合いをしました。
 今年は、「スマホのSNS上でのいじめにどう対応するか」という課題を話し合いました。「送られた立場に立って書く」、「相手と直接話し合う」、「そのときの感情で書かないようにする」、「送る前に必ず確認する」などの意見がありました。また、「いじめでどうにもならなくなる前に、親しい友達やきょうだいに打ち明けて相談する」という意見がありました。さらに、先生へも「いじめられた人から相談を受けたら、いじめた人にだけ指導するのではなく、クラス全体で考えてもらいたい。生徒一人ひとりと相談してほしい。」と意見もありました。
 この会議で話し合ったことを、本校で行う9月の人権デーで全校生徒に伝え、いじめについて認識を新たにしたいと考えています。

【人権・同和教育】11月8日(木)全校集会

 11月8日(木)の全校集会は人権委員会からの発表でした。今年度行われた人権デーの内容を振り返り、生徒が書いた感想を紹介しました。人権デーでは、身近で起こっている問題や、世界で今起きている人権侵害など、さまざまな話題を放送しています。これからも人権デーを通して、人権問題について真剣に考えていきましょう。

人権・同和教育出前講座

 10月3日(水)、愛媛県総合教育センターの山下太志先生を講師としてお招きし、教職員対象の人権・同和教育出前講座を行いました。「人権・同和教育の進め方―系統性を踏まえた人権・同和教育―」という題名の下、部落差別解消推進法や指導方法の工夫などについて学びました。この研修で学んだことを、日々の教育活動で活かし、人権課題の解消に、生徒と教職員が共になって学校全体で取り組んでいこうと思います。

松前町明るい人権の町づくり大会で発表しました。

 松前町では毎年5月に「明るい人権の町づくり大会」が開かれています。今年の大会は5月26日(土)に開催され、町の依頼により、伊予高等学校による「内藤素行の生き方」を本校生徒と教員が50分間発表し、約500人の町民の皆さんに御覧いただきました。
 この発表は、明治時代の初め、松山地域で学校設立を進めていた内藤素行が、差別されていた人々の子どもたちを他の子どもたちと一緒に学べるよう力を尽くした話をもとに、本校教員が地域教材として構成したものです。

 内藤や同行の役人たちが、差別されてきた人々の指導者の家に行き、子どもたちの就学を依頼します。そのあと、指導者の家で内藤はお茶を飲みましたが、同行の役人たちが飲まなかった場面を、生徒が劇で演じました。
 発表では、お茶を飲んだ内藤素行と飲まなかった役人たちを比べ、どうして内藤が飲めたのかを追究し、東京で新しい知識を得た内藤に「分かったことを実行する強い気持ち」が身に付いていたこと、そして会場のみなさん自身に「分かったことを実行する強い気持ち」が身に付いているかどうかを強く問いかけました。
 そして、差別してしまう弱い心を克服していこうと、「友よ」の歌をステージ上の生徒、ステージ前の生徒が合唱したところ、会場から大きな拍手がわきおこりました。
 最後に、本校生徒会の年間テーマ「鑑」(自分を見つめる、手本になる)を紹介し、差別やいじめのない社会・学校づくりを呼びかけました。

 ボランティアとしてステージ前で合唱した生徒は、「会場の皆さんに喜んでもらい、参加して本当によかった」と感想を述べてくれました。先生方や生徒の皆さんの支えのおかげで、町民の皆さんに感動を与え喜ばれる発表をすることができ、心地よい時間を過ごすことができました。