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「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座④

6月8日は、株式会社向井燃料 代表取締役 向井佑輔様からお話しを伺いました。

向井様からは、最初に「この時間は、一生に一度しかない。だからこそ大切にしてより深い時間にしたい」、「自分にしかできない授業をしたい。だからこそ、僕の引き出しを開けてほしい」という二つの思いを話していただきました。

このような思いに応えようと私たちも本気で取り組み、向井様が日々取り組まれているコミュニケーションや、マネジメントなどについての考えなどを聞き取りました。予定時刻を大幅に過ぎたにも関わらず、私たちの質問に本気でお答えいただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

【生徒の振り返り】

○ 向井燃料さんは地域に密着し、困った時街の便利屋さんとして対応できるよう、ガスだけでなく家電製品や水道などお客様のニーズに合わせた多様な事業をされています。  向井さんの「無駄なことはないし、失敗はない」とおっしゃっていたことが特に印象に残っています。 私はついネガティブ思考になり、小さなことでも「失敗してしまった」と感じて反省してしまうことが多くあります。向井さんは「1日で解決できることは失敗じゃないし、必ずリカバリーはできる」とおっしゃっており、「失敗した」という一面だけを捉えるのではなく、その先に自分の成長や人との信頼関係につながるなど前向きに捉えることが大切だと感じました。前向きに考えることは、今までお話をお伺いした多くのリーダーの方もおっしゃっていました。それだけ、高校生にとっても、社会に出て大人になっても、ポジティブに考える大切さは共通していると思います。

  また、「小さなことですぐに諦めてしまう癖がついてしまうと、大きな困難が立ちはだかった時、それに耐えることができない。」というお話もされていました。高校3年生となり、受験生となった今、どうしても「楽な方に逃げてしまいたい」と思うことが多くあります。しかし、それを選択するのは自分で、後悔するのも自分です。目先のことに囚われず、先の未来を考えて、今何をするべきなのかを考える必要があります。それに対してひたすら解決しようとするのではなく、向井さんは、問題に対して「どう対処するかを考える」ことで、ふと気づいた時に解決できているとお話されており、実践してみたいです。結果だけを見て、評価するのではなく、その過程を見ることに注意したいです。

  今回のお話では、リーダー論、マネジメントだけでなく、受験生である今の私たちに大切な考え方を学ぶ機会にもなったと感じました。 問題を失敗と考えるのではなく、自分の成長と考えること、物事を多面的に捉えること、何事にもエネルギーを持って、さまざまなことに触れて多くの人と関わること、これらのことを踏まえて、自分の価値観を模索し、自分にできることを考えて行動を起こしていきたいです。

 

○ この回のお話を通して、向井さんの人柄や考え方から学ぶことが多く、印象に残っています。特に、今回の聞き取り調査に対する思いを語ってくださる場面が多々ありましたが、その度に、本当に自分のやっていることに誇りを持っていることを感じました。また、これまでの向井さん自身の経験が私たちに生きるように、と考えてくださっていることが伝わってきました。

  中でも「気付いた時には壁を越えていた」という話を繰り返ししていただきました。悩みを抱えた時、それを解決しようと考え始めます。けれど、考えること=挑戦することであり、ふとしたきっかけで気付いた時には、もう悩みが悩みでなくなっていたそうです。私自身、一人で抱えて悩んでしまうことが多く、どうしたらよいのか分からなくなって何もできなくなってしまう時があります。友達に話を聞いてもらったり、寝て忘れようとしたり。そしてある時、ふと思い返してみると、そんなに悩むほどでもなかったのではないかと感じた経験があります。お話を聞いて、これこそ「気付いた時には壁を越えている」経験なのかなと思いました。また、壁を越えることでなく、壁に直面した時にどう解決するかを考えることが自分自身の成長につながるのだろうと思います。これから、部活の大会や受験に向けて、これまで以上に自分自身で考えなくてはいけないことが多くなってきます。現実から目を背けず、壁に立ち向かうこと自体を楽しめる、立ち止まることを恐れない人になりたいと思いました。

  昨年度後期に聞き取り調査を行った方々は、会社を自分自身で設立したのではなく、先代の方から継いでいましたが、向井さんも同じでした。しかし、向井さんにはまた違った魅力があると感じました。今回私は、前述したように向井さんの人柄や考え方からたくさんのことを学ぶことができました。昔からコンプレックスが多かったとおっしゃっていましたが、私も同じで、コンプレックスに悩み、ネガティブな考えに陥りがちです。向井さんのお話を聞いて、ポジティブに考えること自体が大切なのではなく、自分のコンプレックス、悩みと向き合うことこそが大切であると知ることができました。今回は貴重なお時間でたくさんのお話をしていただき、本当にありがとうございました。

 

今回の聞き取りはいつもと違い、メモを全く取らず、頭で整理しながら、どんなことを聞くか考える形でした。最初は大丈夫かなとは思いましたが、話を楽しく聞くことができ、理解が深まる形式だったのではないかと思います。
  向井さんはとてもポジティブな印象を受けました。「失敗は成功の彼方にある」という言葉がふさわしいと思うほど、失敗を失敗とは思わず全部プラスの方向でとらえられており、自分とは違ったベクトルで、なるほどと思いました。向井さんは、私たちの質問に対して一つ一つ丁寧に応えてくれたので、理解が深まりました。

  特に印象に残っているのは、全体を通してでもありますが、地域、松前町のことに対して真摯に向き合っていることです。やはり職業的にも、地域からの信頼に重きを置いていると感じました。また、意志がはっきりとしていて、何でもすぐにやることや、どんなに小さいことや苦労することでもトライする精神が、地域に根強い存在を作っていると感じました。

  お忙しい中、私たちのために貴重なお話をしてくださった向井さんには感謝しかありません。本当にありがとうございました。 

「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座③

5月25日は、株式会社ハラプレックス 原竜也 様にオンラインでの聞き取りを行いました。

原様は、中高生向けのキャリア教育冊子『ココロエえひめ』の発刊人です。社会で活躍されている方々のやりがいや志を「見える化」して、発刊から10年が経過しています。

私たちが取り組んでいる松前町のリーダーの思いの「見える化」の活動と、共通点が多いことから、お話を聞かせていただきました。

オンラインでのやり取りではありましたが、「地域や社会をつなぐプラットフォーム」を作りたいという原様の思いを理解することができました。また、私たちの取組を知ってもらう良い機会にもなりました。 

6月からは、実際に松前町で活躍されているリーダーの方への聞き取り調査が始まります。今回の学びを生かしながら、よりよい聞き取りができるようしっかりと準備したいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

【生徒の振り返り】

○ 原さんのお話で特に印象に残ったことは、仕事を通じて継続できる地域貢献をすることが大事だとおっしゃっていたことです。対価をもらうからこそ、より良いものを作ることができ、それが地域に貢献することにつながるという考えを聞き、様々な地域貢献の形があることに気付くことができました。 

また、「期待通り」ではなく「期待以上」のものを提供し、感動を与えるということを大切にされているとおっしゃっていたことも印象に残っています。原さんは「やりたいこと」よりも「やりがい」が大切だとおっしゃっていました。私は今までやりがいよりもやりたいことについて考えていたことに気付くことができたので、どんなやりがいがあるかということも考えたいと思いました。様々な視点を持って将来のことについて考え、一歩踏み出してみるという気持ちを大事にしていきたいです。 

○ 特に印象に残ったのは、『ココロエえひめ』を発刊するための準備段階のお話です。私たちは、昨年度企業リーダーの思いを中学生へ伝えるリーフレットの作成・配布を行いました。その中で、スケジュール管理や内容をまとめることの難しさを体験しました。4か月に1回の発刊のため、その期間内のスケジュールは細かく決めているそうです。私たちだと、探Qの時間を通して進捗状況の確認等は行っていましたが、すべての見通しを立てていたわけではありませんでした。この点は、改善できると思います。

「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座②

5月11日、18日は聞き取り調査を行う企業の選定と質問事項の検討を行いました。

 今期も、松前町商工会に御協力いただき、2社のリーダーの方から聞き取りできることが決まりました。地域の方々の御理解と御協力のお陰で、私たちの活動が成り立っています。本当にありがとうございます。

 積極的に意見を出し合い、私たちの目的や目標につながる質問事項を考えることができました。

聞き取り調査の報告もホームページで行います。楽しみにしていてください。

 

「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座①

令和元年度4月から始まったこの講座も、今期で5期目となりました。

次のような活動に取り組んでいます。 

〇 松前町で活躍されているリーダーの方々に、社内でのマネジメントやリーダーシップなどに関わる取組や考えについて聞き取りを行う。

〇 聞き取り内容を基に、リーダーの方々の松前町に対する強い思いを「見える化」し、町内に広く配布する。

 

 これまで取り組んできたことを継続しながら、一層充実させていきたいと思っています。

 

「スポーツ新聞などを作成して情報発信力を身に付けよう」講座(ハンドボール新聞)

探Q「スポーツ新聞等を作成して情報発信力を身に付けよう」講座の生徒が作成した初めての新聞です。今後も発信していく予定です。

なお、ハンドボール部新聞はPDF形式です。クリックしていただくとご覧になれます。

4月24、25日に女子ハンドボール部が中予総体に出場しました.pdf

探Q(地衣類・コケ植物の世界講座)

 探Q「地衣類・コケ植物の世界」講座です。二つのチームに分かれて活動しました。一つ目のチームは[地衣類で染物をしよう]、二つ目のチームは[苔テラリウムをつくろう]です。まずは、見よう見まねでやってみました。まだまだ、探究が必要です。

探Q(地衣類・コケ植物の世界講座)

 探Q「地衣類・コケ植物の世界」講座です。今回は、学校内に生えている地衣類やコケ植物を観察しました。地面だけでなく、石やブロック、木の幹にも生えていることが分かりました。これらを観察して何かを調べるか、これらを材料として何かをするか・・・どんなことができるか、その可能性は無限大です。まず、育ててみます。

【探Q】3月13日「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座

「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座です。

 

3月13日(土)、松前総合文化センターで「後期探Q成果発表会」を行いました。

 

2時間の成果発表会の最後を任されたこともあり、三つのチャレンジをしました。

 

一つ目は、活動のすべてを伝えないことです。

半年をかけて多くのことに取り組み、多くのことを学んできました。しかし、その活動や学びのすべてを発表時間の7分間に詰め込むと、羅列的にプレゼンテーションを行うことになってしまい聞き手が飽きてしまうと考え、重要なことをコンパクトに伝えることを意識しました。

 

二つ目は、英語で発表することです。

大学等へ進学するためにも、企業への就職を目指すためにも、学びをより多様にするためにも、英語は重要なツールになると考えています。そこで、成果発表会をよい機会に、自分たちの学びを英語で伝えることに挑戦しました。ただ、7分すべての時間を英語で伝えることはハードルが高いと考えたため、全7分を英語2分+日本語5分に区切って全体のアブストラクトを英語で行いました。

 

三つ目は、全体で伊予高の現状を理解することです。

日本語のプレゼンテーションのスタートに「0.49」という数字を使いました。来年度の伊予高校の入学定員に対する志願者の割合です。一部の人だけが問題意識を持ったとしても、この現状を解決することはできません。伊予高校の抱える志願者減という課題を全員が理解し、一人一人が志願者増という課題解決に取り組むという一連の流れは、「リーダーシップやマネジメント」に通じると考えています。

 

成果発表会を終えて、三つのチャレンジを乗り越え、プレゼンテーションをやりきることができたことが大きな成果だったと思います。私たちの活動を学校の一つのブランドに高めていくためにも、これからも成長できるよう積み重ねを大切にしたいです。

 

 

【生徒の振り返り】

○ 普段の体育館での発表とは違い、今回の探Q成果発表会は松前総合文化センターでの開催でした。いつもとは違った感覚を経験することができとても新鮮でした。私たちの講座は発表の順番が一番最後だったのですが、他の講座の素晴らしい発表を聞いていて、私たちも今までの成果をしっかり発表し伝えたいことを伝えよう!!と同時に気合いも入っていました。

  本番では5人で協力し、今までの成果と伝えたいことをしっかり発表することができました。その中で、現在伊予高校の生徒数が減少していることを数字とし、表しました。皆分かっていたことではありましたが、数字として全体に提示することで危機感を伊予高生全体で共有でき、私たちの学校は私たちで守らないといけないということを伝えることができました。また、初めての英語での発表も経験することができ楽しかったです。私たちの講座の目標、課題でもある「松前町には素晴らしい企業とリーダーがたくさんいる」ということを伝えることができました。

  この活動が、これからの松前町そして伊予高校の未来を更により良くしていくことだと信じ、今後も松前町との色々な縁を大切にし活動していきたいと改めて感じました。そして、このような素晴らしい松前町のリーダーの皆様方に出会い多くのことを学べていることに感謝を忘れないようにしたいです。この探Q成果発表会での経験を第一歩とし、これからの活動に生かしていきます!!

 

○ 私は初めて探Qの成果発表会で発表者という立場になり、また普段とは違ったステージの上ということもあって、とても緊張感を感じました。私たちの講座では、松前町の企業の方々から会社のことだけでなく、松前町への思いや今の私たちに向けた御言葉をたくさんいただきました。発表会では、活動内容だけでなく、その中で自分たちが松前町を客観的に見つめて、何を学んだか、など一人一人が考えを深めたことを発表することができたと思います。私は今回、初めて成果発表で発表者という立場になり、緊張していましたが、英語での発表だったり、いつもと違うステージでの発表で貴重な体験となりました。今、愛媛県でも地元の企業のことをあまり知らないということで、地元で就職する人が少なくなっているという現状があります。だからこそ、私たちがこの講座を通して、企業と中高生をつなぐ仲介役となれるよう、学んだことを多くの人に伝えていきたいです。

【探Q】2月16日「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座

 「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座です。

 

 2月16日(火)の活動は、「松前土建株式会社 和泉健弥様への聞き取り調査」です。

 松前土建株式会社は、70年を超える伝統を持つ松前町に根差した土木建築業をされています。近年では例えば、松前中学校の改築工事や3月に開通する町道西古泉筒井線整備など公共工事にも取り組まれています。

  

 最初に、事業内容を説明していただき、その後質問に一つ一つ丁寧にお答えいただきました。

 土建業は道路や建築物など未来に残るものを作っている仕事だからこそ、本来「誇れる仕事」であるという思いを強く持たれており、それを従業員の方々にも伝えたいと思っているようでした。その実現のために、一つは、金融機関に勤めていた経験を生かし、「つるはしを持たない土建業の社長」として従業員の意見をまとめたり、営業に回ったりするなどして、できることを行っているそうです。もう一つは、従業員が自分たちの仕事を誇るためにも公共事業などある程度大きな仕事をしなければならないと考えて事業規模を拡大しているそうです。

 

 また、「現場で活躍されている現場監督や作業員の方々への尊敬を忘れない」という思いも強く感じました。だからこそ、「自分が成長する天井は自分で決めてほしい」「『ぼくなんて・・・』とあきらめる存在は嫌」と考えて、社員の資格取得を奨励したり、支援したりする仕組みを整え、従業員がチャレンジしたり、努力したりできる環境づくりに力を入れられています。

 

 最後に、私たちに「高校生の間に恥をかいておきなよ」とメッセージをいただきました。「トライして許されるのは今だけ」「社会人になって教えてくださいはできないよ」と教えていただきました。これらは、以前に聞き取りを行った松前公益商会の神野様、アイビ広告の吉田様の御言葉にも共通しているように思えました。チャレンジできる高校生である今の時間を大切に、最大限自己成長できるようにこれからも取り組みたいです。

 

 楽しく充実した聞き取りや意見交換を行うことができ、あっという間の2時間でした。貴重な時間を割いて、お話をしていただきありがとうございました。

 

 今回で聞き取り調査を終え、次回からは成果報告に向けての活動になります。聞き取った思いをよりよいかたちにまとめられるように頑張りたいです。

 

 

【生徒の振り返り】

○今回は、松前土建株式会社の和泉様から貴重なお話をたくさん聞くことができました。社員一人一人が自分達の仕事に「誇り」を持って取り組んで欲しいという和泉様の社員に対する熱い思いや、常に社員の顔色の変化や様子を気遣っていることなどを聞かせていただき、素敵な社長様だと思いました。このように、常に社員一人一人のことを気にかけてくれるリーダーの下で働くことができる社員さんは幸せだろうなと感じました。

 また、主体性、恥をかくこと、何事にもTryすること、これらが大事だと教えていただきました。高校生だからこそ許されることもあるかもしれませんが、たくさん動いて失敗して恥をかく、この経験こそが自分を強くし、成長させてくれると思います。私も、失敗を恐れず何事にも挑戦していきたいです。

 そして、和泉様のお話を聞いて、私にはまだ、自分の価値観はこれだ!というものが固まってないので、色々と惑わされたり、もやもやしたりしていると思いました。価値観を固め、揺るがない自分づくりを今からしていきたいです。本日はお忙しい中貴重なお話をたくさんしていただきありがとうございました。

 

○今回は松前土建の和泉さんにお越しいただき、お話を伺いました。やはり、どの会社でも「前向きな姿勢」が求められていることを一番感じました。物事に積極的に取り組むことで、自分の成長だけでなく、会社への貢献にもつながります。もともと私は、得意なことはとことん積極的にやろうとしますが、苦手なことには一歩下がってしまいます。先日の吉田さんのお話でもあったように「今のうちに恥をかいて、そして、今しかできないことをする」そうすることで、その先に自分にとって大切なものが見えてくると思います。どうしても、成功することよりも失敗した時や、うまくいかない時のことなど、リスクを考えてしまいます。しかし、いろんなことに関わったり、触れたりすることで「今までとは異なった視点で物事を多面的に考えられる」という、自分の成長につながるよう前向きに考えていきたいです。

 また、全体の場で意見を求められた時、率先して自分から発言することを心がけようと思います。だからこそ、人の目を気にしたり、「私なんて、、、」という考え方ではなく、「とりあえずやってみよう」とすること。そのような前向きなチャレンジを今からしていくことで、社会に出た時のプレゼンなどの場で自分の意見をスムーズに伝えることにつながると思いました。また、和泉さんは「同じことをしても、今しか学べないことがある」とおっしゃっていました。私は海外への留学に元々興味がありましたが、漠然としか考えていませんでした。しかし、留学することにより、自分にとって足りない部分を知るだけでなく、留学先の現地の人と関わり様々な価値観に触れることで、違った視点から自分自身を見つめて、今後の自分へのステップアップにつなげていきたいと、具体的に考えるようになりました。

 

○今回は、松前土建株式会社の社長である和泉さんにお話をしていただきました。和泉さんは、5、6年前に社長になられました。元々金融関係のお仕事をされていたという異例の経歴を持つ方でもあります。元々松前土建株式会社は、東レに木材を下ろす仕事をしており、そこから加工も請け負うことになり工務店となりました。それから長い間、東レ関係のみの仕事を続けていましたが、和泉さんが継がれた際に、このままでは将来的に危ういのではないかということで、東レに限らず様々な仕事を行うようになったそうです。

 和泉さんに、松前町に対する思いを伺うと、今の松前町の都市計画の在り方について、強く話されていたことが印象に残っています。50、60年前からそのままになっている都市計画について変えていくために、様々な場所で、様々な人に訴えているそうです。立場上、町長をはじめとした町のトップの方と直接お話される機会も多いようで、それらも和泉さんの思いを語る大切な場所の一つであるのだろうと思いました。

 また、自分が率先して行動するために取り組んでいることなどについて尋ねると、松前町の土木関係の御仕事の弱さを指摘されていました。伊予市は、山が多いため災害なども多く、同時に土木関係の御仕事も増え、力のある土建業が育つそうです。しかし、松前町には山が無いため、土建業が育たず、弱いということでした。その中で、一つ一つの仕事を丁寧に行い、町内で評価を貰うことが出来れば、町内のトップレベルになることができます。自分の会社が頑張ること、生き延びて存在することが、松前町の貢献にもつながるともおっしゃっていました。

 一番心に残っているお話は、最後に伺った「高校生のうちにやっておいた方がいいことやアドバイスなどありますか?」という質問への返答です。高校生の間はとにかく、色々な価値観を身に付ける時間だとおっしゃっていました。したいことを見つけることが大切だ、とも言われていました。恥をかくことを恐れていては何も新しいことには挑戦できません。どんなことにも挑戦する姿勢こそが大切だと実感しました。

 お話を聞いている時、私はモノづくりをしたいという、自分のしたいことを見つけられているなと感じました。モノづくりをすること自体が本当に大好きですが、趣味で始めたものが、友達や家族に見せると褒めてもらえたり、プレゼントすると喜んでもらえたりして、何より人の喜びにつながっていることが本当に嬉しかったです。将来、モノづくりとまちづくりをつなげる何かが出来ないかと考えていますが、それが何なのかはまだあまりに漠然としていて、自分自身でも掴めていません。これから進路実現に向けて、本格的に取り組む時期になります。前向きに自分自身を見つめ直す一つのきっかけだと捉えて、自分が本当にしたいことは何なのか、それにどんな価値があるのか、今見つけているものよりも、もっともっと多くのものを見つけていきたいと思いました。今回、和泉さんにお話していただきましたが、何か自分の中の迷走していた部分に軸を持たせるような、そんな機会になったと感じました。お話していただき、本当にありがとうございました。

 

○今回は松前土建の代表取締役の和泉健弥さんにお話をしていただきました。お話を聞いて一番に思ったことは、和泉さん自身がものすごくハキハキとしていて、御自身でもおっしゃるようにポジティブ思考の強い方だと強く感じました。ポジティプがもたらす効果について、相手の緊張をほぐすことや接しやすくして、相手の本意を探ることができるなどを挙げられていました。これらは、以前勤められていた金融機関での経験が生きているのではないかと思いました。どのお話も大切でしたが、特に印象に残っていることは、最後に高校生へ向けたメッセージを話された部分で、「高校生のうちに努力すること、高校生のうちに恥ずかしい経験をしておくことが大事である。今、何にでもトライして、自分に何ができて何ができないのかという価値観を固めることが大事である」とおっしゃられていたことです。今までお話を聞いてきたどの社長もおっしゃられていたことでもあり、改めて自分の中で意識しようと思いました。「自分の天井は自分で決める」、「努力しない人はならなくていい」という言葉を胸に、あと1年の受験へ向けて、これからも頑張っていきたいと思います。

動画でみる地域講座-ふるさとCM大賞inえひめ-

 後期の探Q活動「動画でみる地域班」です。試行錯誤を繰り返し、松前町をPRするCM作品を作成しました。作品は、「―ふるさとCM大賞inえひめ―」に応募し、2月21日に審査会が行われました。

 

 今回は「再び活気のある松前へ」をテーマに作品づくりに取り組みました。

「はんぎり」を題材に30秒の動画を作りました。

 

 3月27日(土)13:00より愛媛朝日テレビで放送されます。

 また、放送後には各市町村のCM作品が愛媛朝日テレビのホームページから閲覧することができます。ぜひご覧ください。

 受賞はなりませんでしたが、地域の新たな魅力を発見し、発信する力を学ぶことができ、この活動を通して良い経験ができました。