人権・同和教育


◯ いじめ防止に向けて

 いじめは、冷やかしやからかいなどのほか、情報機器を介したいじめ、暴力行為に及ぶいじめなど、学校だけでは対応が困難な事例も増加しております。また、いじめをきっかけに不登校になってしまったり、自らの命を絶とうとしてしまったりするなど、深く傷つき、悩んでいる生徒がいるのも事実です。いじめ問題への対応は学校として大きな課題です。

 

 

 そこで、生徒達が意欲を持って充実した高校生活を送れるよういじめ防止に向け、日常の指導体制を定め、いじめの未然防止を図りながら、いじめの早期発見に取り組むとともに、いじめを認知した場合は適切に且つ速やかに解決するため、 いじめ防止対策推進法 第13条及び、「 愛媛県いじめの防止等のための基本的な方針 」に基づき、「愛媛県立伊予高等学校いじめ防止基本方針」(いじめ防止全体計画)を定めます。 (愛媛県立伊予高等学校いじめ防止基本方針本文より)
 伊予高校学校いじめ防止基本方針(令和4年改定).pdf

◯ 人権デーについて
 本校では、月に1回「人権デー」という日を設けています。この日にはSHRで、自分たちの人権意識を見直し、誰もが幸せに生活できる社会を目指すため、いろいろな話題を取り上げ、全員で考えています。

 

 

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人権・同和教育 松前町いじめSTOP子ども会議

2019年8月23日 13時29分

 8月22日(木)、松前町総合文化センターで令和元年度 松前町いじめSTOP子ども会議が開かれました。この会議は、松前町教育委員会が主催して、町内小・中・高等学校の児童生徒の代表が集まって、いじめ問題への取組を話し合う会議です。
 本校からは、町内3中学校出身の生徒3名と総合司会の生徒1名が参加しました。それぞれの学校での実践発表のあと、校区別話し合いに移りました。校区別話し合いでは、北伊予・岡田・松前の校区ごとに7名ほどの班に分かれ、小・中学生各2~4名と伊予高生1名が、いじめをなくすための話し合いをしました。
 今年は、「スマホのSNS上でのいじめにどう対応するか」という課題を話し合いました。「送られた立場に立って書く」、「相手と直接話し合う」、「そのときの感情で書かないようにする」、「送る前に必ず確認する」などの意見がありました。また、「いじめでどうにもならなくなる前に、親しい友達やきょうだいに打ち明けて相談する」という意見がありました。さらに、先生へも「いじめられた人から相談を受けたら、いじめた人にだけ指導するのではなく、クラス全体で考えてもらいたい。生徒一人ひとりと相談してほしい。」と意見もありました。
 この会議で話し合ったことを、本校で行う9月の人権デーで全校生徒に伝え、いじめについて認識を新たにしたいと考えています。