教員養成コース

伊予高生・愛大生と楽しむ!おもしろ科学実験!を開催しました!(教員養成コース プレ事業)

2024年8月6日 09時00分

 教員養成コース設置に係るプレ事業 第2弾!

 

 8月1日(木)に本校の理科教員が小学校低学年向けの科学実験イベントを開き、その指導補助を教職(教員や保育士など)を希望する本校生徒と、愛媛大学教育学部・教職大学院の学生・院生が連携して行いました。

 科学実験の様子です。

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 わたがしづくり をしました 

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 人が入れるようなおおきなシャボン玉づくり をしました

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 伊予高生10名、愛媛大学生・院生8名、愛媛大学教職大学院教授が協力して、充実した時間を過ごすことができ、

 地域の子どもたちに科学のおもしろさを体感してもらうだけでなく、生徒にとってもよい学びの機会となりました。

 

 愛大生と合同で行った振り返りミーティングでは、

 ・声のかけ方を工夫して、もっと子どもたちに「なぜそうなるのか」をもっと考えさせたい。

 ・火を使う実験には危険が伴うので、盛り上がってよいところときちんと話を聞かせるところをしっかりと分ける指示を出したい。特に、安全面に関する指示や指導をするときは、必ず手を止めて前を向かせるようにしたい。

 ・シャボン液がこぼれた場合はその都度、高校生や大学生が拭いて危ない状況を作らないように気を付けましょう。

 などの意見が生徒たちから出ており、将来教職に就くための気づきや学びを得ることができました。

 

 

☆☆☆参加した生徒に振り返り☆☆☆

 ・「これ違うよ!」と指示するよりかは「手伝ってもいい?」と少しサポートするような表現にすると、素直に「うん」と言ってくれ、いい流れで作業できました。 どのタイミングでも子どもが興味を引くような声掛けを意識して、挑戦心や好奇心、疑問が湧くような声掛けをすることが大切だと感じました。 全て危ないからダメというのではなく、ある程度のサポートをしながら、やってもよいことと悪いことの判断を自分で学ばせることができるようにしたいです。子どもの性格や様子に合わせ、例えば、人見知りの子には自分から質問し、みんなで楽しめるよう促すことができれば、もっとよくなったと思いました。(高3)

 ・午前中の時は声をかけるだけで話すスピードや大きさを意識できていなかったけど、午後の時はそこを意識して話したり、実験の時に次は何をするかをゆっくり大きな声で説明したりできたと思いました。また危ない画鋲やアイスピックを使った実験の時は、危険な使い方をしていないかしっかり見ることができたと思います。作業の途中に話を聞く時の切り替えや、先生が話しをしている時は静かに聞くようにさせることが大変だなと感じました。今回の科学実験の指導補助に参加して、いろいろな経験もでき愛大生とも関われたので良かったと思いました。(高2)

 ・今回の取組で、子どもに物事を教えたり、一緒に未知ののこと体験したりする楽しさを学びました。そして、僕が今回の取組の中で一番だと思った経験は、お礼を言われたことです。今までお礼なんてって思っていましたが、お礼を言われてとてもほっこりしてちょっと感動しました。教員になるためにこれからも沢山勉強していきたいです。(高1)

 

☆☆☆参加した大学院生の振り返り☆☆☆

 ・高校生と一緒に科学実験をやってみて感じたことは、高校生が子どもたちに対してとても丁寧に関わっていたということでした。子どもたちに楽しんでもらいたい、安全に実験をしてもらいたいという思いをもって関わることができていたのではないかと思いました。高校生が、一緒になってとても楽しそうに取り組んでいたことも子どもたちが科学実験を楽しむことができた一つの理由だと思うので、今後も子どもと共に楽しむ・成長するという思いを持って教育に関わり続けていってほしいと思いました。また、私も教育に関わることを目指した時の初心を思い出すことができたので、大変良い機会を頂けてよかったです。

 ・高校生と一緒に科学実験をやってみて、まず小学生低学年の児童や保護者を前にした時に、高校生が積極的に話しかけていて驚きました。そして、全体を通して児童と話す際は目線を合わせるようにして話していて、教員としての素質が既に備わっているなと感心しました。私自身、教員を目指す者として、子どもや保護者を前にして話したり関わったりするときに意識することを改めて学んだ一日でした。また、生徒・児童の安全確保や指導の難しさや大切さも同時に学ぶことができ、とても実りのある経験になりました。

 ・普段関わることのない年代の児童や保護者さんとの交流の機会を持てたことは良かったと思う。参加してくれた児童からも笑顔がたくさん見られたため、これをきっかけに科学に興味をもってくれる子がいると思う。また、講座後の振り返りの時間が良かった。大学生と高校生という違った視点から具体的な指導やその場面、安全管理等について考え、話し合う時間がとれたのは、教員志望の生徒にとっては良かったのではないだろうか。次回は、生徒に準備させ、生徒に授業をさせるという方法もあると思う。少しでも、対象児童・生徒の実態を把握しながら、人前で話す経験を積むことは、自分の適性を図る上でも重要であると考えるからだ。今回のイベントから伊予高の生徒がより一層教員や保育士等へ興味を持って勉強したり、将来の職種の候補として考えてもらえるといいなと感じた。

  

 本校は、県立学校振興計画に基づいて、令和8年度より普通科に教員養成コースを設置いたします。

 愛媛大学教職大学院や教育学部等と連携し、愛媛の教育の将来を担う人材育成に取り組みます。

 

教師のバトンリレープロジェクトを行いました!(教員養成コース プレ事業)

2024年8月4日 09時00分

 教員養成コース設置に係るプレ事業 第1弾!

 

 7月31日(水)、子どもに関わる職業(教師や保育士など)を希望する本校生徒や近隣中学生を対象に、教職の魅力を伝える「教師のバトンリレー」プロジェクトを行いました。

 

 具体的には、

 愛媛大学教職大学院教育実践高度化専攻出身で小学校で働いている2名の先生を講師としてお招きし、子どもたちの関わりから感じる教職の魅力」についてお話いただいたり、

 松山市立荏原小学校 篠原亘輔 教諭

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 松山市立潮見小学校 大城春菜 教諭

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 愛媛大学教職大学院 城戸 茂 教授のコーディネートに基づいて、2名の現職の先生と「なぜ教師を目指そうと思ったのか」「教師のやりがいは何ですか」などについて意見交換を行ったりしました。

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 本校は、県立学校振興計画に基づいて、令和8年度より普通科に教員養成コースを設置いたします。

 愛媛大学教職大学院や教育学部等と連携し、愛媛の教育の将来を担う人材育成に取り組みます。

 (当日の様子はテレビ愛媛で放送されました https://www.youtube.com/watch?v=HMHQGqCKEzM 

 (愛媛大学教職大学院のホームページにも掲載されています https://ed.ehime-u.ac.jp/kyoushoku/ 「教職大学院の修了生が高校生に「教師の魅力」を伝えました!!」)

 

 【生徒の振り返り】

 ・現役で働かれている先生の話を聞く機会はあまりないことなので、とても楽しい時間でした。色々な質問に答えていただけて、リアルな話を聞けて、たくさんの学びがありました。難しいこともたくさんあるとは思いますが、子どもの成長をそばで支え、見届けられるのは教師という職業の一つの特権だと思います。私は人前で話すことが苦手だけど、大城先生も同じようなことをおっしゃっていて少し安心したし、誰かに聞いてもらうという方法も本番に近い練習なのでとてもいいなと思いました。そしていつか、篠原先生のような明るく元気で面白いと思ってもらえるような授業ができればいいなと思います。 これからも挑戦することを大切にし、色々な経験を積み重ねていきたいと思います。いつかまたどこかでお会いできることを楽しみに、教師への道を進んでいきたいと思います。(高3)

 ・篠原先生の常に笑顔でいるところに小学生六年生の時の担任の先生の面影を感じました。 今回のプロジェクトで、自分が小学校教員を目指そうと思ったきっかけを思い出すことができ、 改めて実現の為に頑張っていこうと思うことができました。(高2)

 ・今回現役の小学校の教師をしている方々の話を聞き、私は小学校低学年の頃から将来は「学校の先生になる」と言い続けてきました。一般的に知られている情報しか知らなかったけれど、現役で教員をしている方だからこその情報を聞くことができ、教員について深く知るができ、とてもためになりました。また、楽しく学ぶことが出来て良かったです。これからも自分の将来やりたいことにつなげながら、調べて良かった、頑張って良かったと最終的に思えるように頑張りたいです。また、今回のような様々な人との出会いを大切にする事を心掛けていきたいです。(高1)

理数情報科

伊予高生・松大生と楽しむ!ドローンを飛ばそう!  を開催しました!(理数情報科 プレ事業)

2024年8月6日 09時26分

 理数情報科設置に係るプレ事業 第1弾!

 

 8月5日(月)、本校探Q「ドローンの活用」講座、「Scratchを用いたゲーム制作」講座の生徒が連携し、松山大学の学生、松山大学檀教授と協働して、小学生向けドローンを飛ばそうイベントを行いました。

 サイボウズ様(https://cybozu.co.jp/)にも御協力いただき、サイボウズ松山オフィス(https://cybozu.co.jp/matsuyama/)をお借りし、実施しました。

 ドローンを飛ばそうイベントの様子

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 ☆☆☆参加してくれた子どもたちの感想☆☆☆

 ・初めてで出来るか不安だったけど、学生の人が分かりやすく教えてくれて、上手く出来て達成感が得られました!また、やれる機会があれば、もう一度、やりたいです。

 ・プログラミングが難しかったけれど、慣れたら楽しかったので、またやってみたいです。

 ・わかりやすく色々教えてくれて初めてでも簡単にできて楽しかったです。

 ・風の方向などの影響でうまくいかないこともあったけど、チームの人と協力して成功した時は嬉しかったし、楽しかった。

 

 

 ただ飛ばすだけでなく、講座終了後に、伊予高生・松大生合同で振り返りを行いました。

 チームでコミュニケーションをとりながら協力的に課題解決に取り組むための心構えや、安全にドローンを飛ばすことの大切さなどについても確認でき、これからの探Q活動にもつながるよい学びとなりました。

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 本校は、県立学校振興計画に基づいて、令和8年度より理数情報科を設置いたします。

 松山大学情報学部(令和7年度設置予定 https://informatics.matsuyama-u.ac.jp/ )をはじめとするデジタル人材育成に取り組む学部・学科等を有する県内4大学(国立大学法人愛媛大学、学校法人河原学園人間環境大学、松山東雲女子大学、学校法人松山大学)等と連携し、愛媛の将来を担うデジタル情報人材の育成に取り組みます。

芸術科

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