【アクティブ・ラーニング】インタラクティブ・ティーチング アカデミー
2019年1月10日 11時50分「インタラクティブ・ティーチング」アカデミー『第4回アクティブ・ラーニングの技法』
〇開催日時 8月4日(土曜日)9時 - 16時
〇開催場所 東京大学 本郷キャンパス
〇講師
栗田佳代子(東京大学 大学総合教育研究センター准教授)
吉田塁(東京大学 教養教育高度化機構特任助教)
中村長史(東京大学 大学総合教育研究センター特任研究員)
〇日程
1 9時00分 - 9時35分 趣旨説明・事前学習の内容確認
2 9時35分 - 10時00分 ワンポイント講義「よい問い」の作り方
3 10時00分 - 12時00分 ALの技法を用いたワーク改善演習
4 13時00分 - 15時30分 ALの技法を用いたワーク作成演習
5 15時30分 - 16時00分 まとめ
アクティブ・ラーニング型授業の実践を目指していて、しっかりとした理論の勉強の必要性を感じ、「インタラクティブ・ティーチング」アカデミー『第4回アクティブ・ラーニングの技法』に参加してきました。河合出版から出ている「インタラクティブ・ティーチング ―アクティブ・ラーニングを促す授業時づくり―」、および、東京大学ファカルティ・ディベロップメントHPの動画視聴による学習が事前課題となっており、十分に予習してから、東京大学本郷キャンパスへ。
研修資料では、表紙から「受けっぱなしの研修は終わりにしよう!」、趣旨説明でも「アクティブラーニングは目的ではなく」、「『じぶんごと』への意識」といった、自分の中で課題となっているワードがたくさん。事前学習の復習・確認をしつつ、アクティブ・ラーニングの効果や学習を取り巻く状況を目的やデータを踏まえて確認していきました。事前学習で一通り理解しているつもりでも、細やかな解説を聞き、グループごとに他の受講者と意見交換をしていると、考えが深まり、新たな発見も見えてきます。内容ももちろんですが、栗田先生の解説・指示が丁寧かつ的確で、スムースに学習・作業が進めていくことができました。このような雰囲気づくりも、授業実践において非常に重要な要素となると感じました。
演習を通して、アクティブ・ラーニング型授業を実践することはもちろん大切ですが、それ以上に学習のねらいの明確化し、授業を通じて何を学ぶのか、どのような発問が適切なのかを考えることの大切さを再確認しました。そのうえで、授業の中でどのような学習形態が適切であるか、どのような技法を用いることで授業のねらいが達成されるのか熟考すべきであると感じました。研修を通じ得られたものを生徒に還元すべく授業研究に励みたいと考えています。