令和6年度「探究学習実践型」モデル校に指定

本校は、令和6年度県立学校振興計画推進事業における「進学指導研究推進プログラム」において、「探究学習実践型」モデル校に指定されました。

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令和6年度 後期探Q 講座一覧

令和6年10月~令和7年3月までの期間、以下の探Q講座から選択し、探究活動に取り組んでいます。

  • NIE~身近な時事問題学習~
  • 地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント
  • 幼児教育・保育系学校への進学に向けて
  • 清掃ライド ~ごみの写真集をつくろう~
  • ドローンの活用
  • 医療人を目指して
  • マーケティングしてみよう
  • 小中学校での出前授業を踏まえた 理科の実験と指導法の研究
  • 生涯スポーツ・運動と健康について
  • 海ゴミゼロ活動
  • カブトムシを育てる ~「指先から伝わる感動」~
  • スポーツを活用したまちづくり
  • 小さなまちの小さなアート
  • 音楽表現探究及びコンサート企画運営探究
  • 書道がつなぐ世界
  • nudge理論から考えた生活改善
  • 国際ボランティアと国際平和
  • グローカルなまちづくり
  • はだか麦プロジェクト
  • Scratch教室を開こう

探Qブログ

【探Q】12月8日「地域のリーダーから学ぶリーダーシップとマネジメント」講座

2020年12月15日 14時43分

「地域のリーダーから学ぶリーダーシップやマネジメント」講座です。

 

12月8日(火)は松前町社会福祉協議会を訪問し、私たちの活動について知っていただくとともに、今後の活動への協力を依頼しました。

 

 

まず、これまで1年半かけて積み重ねてきた成果を伝え、松前町で活躍するリーダーの多くが松前町に対して熱い思いを持って様々な事業活動や地域貢献に取り組んでいる実情を伝えました。

 

次に、そのような熱い思いを持って活動をされているにも関わらず、松前町で暮らす人々には見えにくくなっていると私たちなりの課題意識を伝えました。

 

そして、私たちの活動を通して、リーダーの持つ松前町に対する思いを文字に起こして見えるものにし、その成果を冊子等にまとめ、町民に広く発信したいという考えを伝えました。

 

今後は、松前町社会福祉協議会に支援をいただきながら、来年の3月に町民の皆様に私たちの活動の成果を発信することを目標に活動に取り組みます。

 

社会福祉協議会で私たちの活動について話し合うことで、松前町唯一の県立学校である本校の生徒が、松前町民と松前町で事業を展開する企業を結び付ける活動をやろうとしているという活動の意義に気付くことができました。今後も活動を通して、松前町で生活する人々がより松前町への誇りを持てるように松前町に貢献していきたいです。

 

 

【生徒の振り返り】

○今日改めてですが、今までやってきた活動や今やっている活動を形として意味のあるのものにできると実感しました。この活動は私たちたちが企業と地域の間に入り、松前町の良さを発信することを通して、社会福祉協議会の取組にも協力できる活動です。これは、私たち高校生だからこそできることだと思い、率直に嬉しいという気持ちと頑張ろうという気持ちが出ました。今までは、成果報告書を書いて終わりでしたが、今回はステップアップする取組だと思います。意味あるものにできるよう一生懸命頑張りたいです。

 

○今回の活動で思ったことが二つありました。一つ目は、きちんとした機関と協力して補助金などの支援をもらいながら活動する取組が少ないことに驚きました。たしかに、学校内の活動を発信していることは多くの学校が行っています。しかし、私たちのように社会福祉協議会などと協力して、支援をいただきながら活動を行う取組は、まだ少ないです。そのため、今回社会福祉協議会に働きかけをして、私たちの活動を松前町の方に発信できるようになったことは、第一歩を踏み出すことになったと思います。今後の活動への期待と自信につながり、良かったと思いました。二つ目は、自分たちのこれまでの活動が「よいもの」と認められたことです。二名ではありますが、大人の方に自分たちの活動の概要を説明して、地域にどのように還元できるかについてプレゼンしました。担当者の方から「こんなに素晴らしい活動をしているのですね。自分も勉強になります」と言っていただいたことは、とても嬉しかったです。今までは学校内で成果報告会をしてきましたが、他の生徒から感想などを言ってもらえる機会はあまりありませんでした。しかし、御二方の感想を聞いて、これまで活動をやってきてよかったと思うことができました。将来は、松前町だけでなく、愛媛県にも発信できるようにしてみたいと思います。

 

○私たち高校生が、松前町にある企業と地域、そして社協の方々をつなぐ手助けになることができればいいと思いました。また、自分たちが実行することと、相手のメリットを結び付け、よりよいものにしなければならないとも感じました。そのためにも、松前町の企業のリーダーの持つ思いを地域の方々に知ってもらい、更なる松前町の発展につながるように取り組んでいきたいです。

 

○自分たちが企業と社協の仲介役として、企業の方々の松前への思いを多くの方に伝えたい。自分は第4期から参加したため、直接企業の方々のお話を聞くことはできていないが、過去のインタビュー等の資料を見たマネジメントの方法や考え方は、とても興味深いものばかりだった。今日、松前町の職員の方もおっしゃっていたように、大企業ばかりでなく地元の中小企業に目を向けて学びを深めていくことは将来に生きると思う。今後も、身近な企業の方々のマネジメントや松前への思いをまとめ、発信していきたい。