令和6年度「探究学習実践型」モデル校に指定

本校は、令和6年度県立学校振興計画推進事業における「進学指導研究推進プログラム」において、「探究学習実践型」モデル校に指定されました。

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令和6年度 後期探Q 講座一覧

令和6年10月~令和7年3月までの期間、以下の探Q講座から選択し、探究活動に取り組んでいます。

  • NIE~身近な時事問題学習~
  • 地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント
  • 幼児教育・保育系学校への進学に向けて
  • 清掃ライド ~ごみの写真集をつくろう~
  • ドローンの活用
  • 医療人を目指して
  • マーケティングしてみよう
  • 小中学校での出前授業を踏まえた 理科の実験と指導法の研究
  • 生涯スポーツ・運動と健康について
  • 海ゴミゼロ活動
  • カブトムシを育てる ~「指先から伝わる感動」~
  • スポーツを活用したまちづくり
  • 小さなまちの小さなアート
  • 音楽表現探究及びコンサート企画運営探究
  • 書道がつなぐ世界
  • nudge理論から考えた生活改善
  • 国際ボランティアと国際平和
  • グローカルなまちづくり
  • はだか麦プロジェクト
  • Scratch教室を開こう

探Qブログ

【探Q】12月10日「地域のリーダーから学ぶーダーシップとマネジメント」講座

2019年12月16日 13時00分

 

 「地域のリーダーから学ぶリーダーシップとマネジメント」講座です。

 今日のテーマは、「質問項目を考えよう!」です。2人ないし3人一組、3チームに分かれ各チームで企業を分担し、インターネットを活用して企業研究を行い、それらの情報を基にどのような質問をするかについて考えました。

 ・・・速報です!!
 次回12月17日(火)の探Qの時間に、株式会社 龍宮堂 代表取締役社長 三好 様からお話を伺うことができることになりました。

 (次回のホームページ更新では、実際にどのようなお話をしていただいたかをお知らせできると思います。)

 

 まずは・・・ということで、龍宮堂の主力商品「ベジリコ」を講座の生徒で食べました。「おいしい!」「食べやすい!」という感想だけでなく、「これならいくらでも食べられるよね」「なんでいりこと野菜を合わせようとしたんだろう」など実際に食べてみることで、新たな疑問もわいているようでした。

 次に、質問項目を考えました。前回に取り組んだ情報も踏まえながら、質問内容を考える中で、その企業の特徴や取組に応じた質問項目を考えることの難しさや、本当にその質問は聞かなければならないのか(インターネット等で調べることができないか)などを確認することの大変さを実感しました。一方で、前期講座から継続的に取り組んでいる生徒は、前期に作成した報告書の内容や、自分の聞き取りメモを参考にしながら質問を考えることができていました。また、愛媛県教育委員会まなび推進課の岡本先生による講演で教えていただいた「質問の仕方で答えが変わる」ことに意識を傾けながら質問項目を考えている生徒もいました。

 この「地域のリーダーから学ぶリーダーシップとマネジメント」講座での活動で学んだ内容を現在の行動に生かすという成長を見て取ることができ、大変嬉しく思いました。

 


【生徒の感想】
○今回2時間を通して私は、龍宮堂さんについて調べました。龍宮堂さんは、5時間目の初めに食べた「ベジリコ」や、龍宮堂という名前にちなんだ「玉手箱」、「うらしま」など珍味の詰め合わせ等を販売しています。社員の4分の3が女性であることや、明治から続く老舗であることなど、龍宮堂さんにしかない魅力がたくさんありました。特に私は、龍宮堂さんの商品の幅広さに驚きました。小魚珍味などはもちろん、最近ではくるみやナッツ、ドライフルーツなどを使用したものも販売しています。そこから、幅広い年齢層に受けるような工夫があるんだと感じることが出来ました。まだまだ調べたりていないと思うので、お話を聞く下準備としてもっと調べ、まとめてからご講演に望みたいと思います。

○今回は取材させて頂くことになった企業について深く調べる学習をしました。実際にインターネットを用いて調べた上で、いざ質問を考えようと思った時に、難しいなと感じました。どこの場所でも聞くことの出来る、いわゆるありきたりな質問は、頭の中でポンポン浮かんでくるのですが、その企業の質問となってくると、意外と質問の内容に言葉が詰まるということに一つの「壁」を感じました。企業について、しっかりと理解した上で、では何を聞くのかというところに焦点を置くと、インターネットの情報というのが純粋な質問心を遮っているのではないかなと思いました。一度知り得た情報はどこかには残っているので、考えるに考えられなかったなと思います。なので一度考え方を真っ白にして、この企業を知らない人がどんな質問をするのかという風に、質問を考えてみようと思いました。

○企業について詳しく調べてみてその企業を設立した概念などをよく知ることができました。どの企業もやはり信頼や安全を意識していることがわかりました。私は龍宮堂という珍味加工会社について調べました。このお店の商品を実際に食べてみて、どの年代に食べてほしくて製造したのか、野菜が嫌いな人を目当てに食べてほしくて製造したのか、沢山の疑問が出てきました。そういった疑問を実際にその企業の方に聞けたらいいなと思いました。

○私は、龍宮堂について調べました。私は、龍宮堂について、よく知りませんでした。調べてみると、たくさんの珍味を開発・販売していることが分かりました。また、海だけのものでなく、くるみやナッツなど、時代の流れに合わせて商品開発をしているそうです。なので、たくさんの方に食べてもらうように、色々な工夫がされていることが分かりました。食べ物のこと以外にも、職員の方もどんな方がいるのかを調べました。すると、男女の比率が1対3と、女性の方が多いことが分かりました。そこで、私はなぜ女性社員の方が多いのかが気になりました。実際にお話を聞けるので、聞いてみたいと思います。直接聞くと、その方の大事な意見が聞けるのでたくさん聞けたらいいと思います。しかし、聞き方一つで返ってくる答えが異なると思うので、そこも心がけたいと思います。