【キャリセミ12月講座②】広島工業大学 大谷先生に出張授業をしていただきました。
2025年12月7日 15時24分本校は、令和7年度県立学校振興計画推進事業における「進学指導研究推進プログラム」の「探究学習実践型」モデル校として、生徒の進路意識を高めるキャリア教育を積極的に展開しています。
令和7年12月5日(金)、伊予高キャリアセミナー12月講座を開講しました!
今回の講師は、広島工業大学 情報学部 情報工学科の大谷幸三先生で、
テーマは「Society 5.0 for SDGs ―情報技術で解決する社会的問題―」 です。
講義では、日本が推進するSociety 5.0の理念をもとに、「情報技術がどのように経済発展と社会課題の解決を両立させるのか」について、幅広い事例を交えて分かりやすく説明していただきました。
特に、
・スマートセンシングにより日々の健康状態を把握し、生活習慣病の予防につなげる技術
・人口減少社会に対し、情報工学を活用して課題解決を図る研究の取組
など、IoTやAI、ビッグデータなどの先端技術が社会の未来を支える可能性について、具体的で興味深いお話が続きました。
参加した9名の生徒の振り返りでは
「情報工学やデータサイエンスは、これからの社会に必要になる学問であるとよく分かった。」
「情報工学では、センサーやデータで得た情報を解析し、価値を見出し、その情報を活用したモノやAIの開発を行うSociety 5.0の先端技術の学びを行うことがよく分かり、興味がわいた。」
「プログラミングに興味があり情報系に進学したいと考えていたが、プログラミングだけでなくデータサイエンスにも興味を持てた。」
「ロボットフレンドリーなどの知らなかった言葉を知ることができた。大谷先生がお話しされていた尿糖センシングなどについてとても興味がわいた。」
などの声が寄せられました。
情報工学が目指す「よりよい社会づくり」について学び、進路や探究活動への視野を広げる貴重な機会となりました。
また、広島工業大学情報学部の3学科の特色について分かりやすく説明していただき、「情報」の世界の幅広さ、奥深さを実感しながら、自らのキャリアについて考えるよい機会となりました。
(本校は、令和7年度県立学校振興計画推進事業における「進学指導研究推進プログラム」において、「探究学習実践型」モデル校に指定されています。)(令和6年度~ 継続指定)