令和6年度「探究学習実践型」モデル校に指定

本校は、令和6年度県立学校振興計画推進事業における「進学指導研究推進プログラム」において、「探究学習実践型」モデル校に指定されました。

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令和6年度 後期探Q 講座一覧

令和6年10月~令和7年3月までの期間、以下の探Q講座から選択し、探究活動に取り組んでいます。

  • NIE~身近な時事問題学習~
  • 地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント
  • 幼児教育・保育系学校への進学に向けて
  • 清掃ライド ~ごみの写真集をつくろう~
  • ドローンの活用
  • 医療人を目指して
  • マーケティングしてみよう
  • 小中学校での出前授業を踏まえた 理科の実験と指導法の研究
  • 生涯スポーツ・運動と健康について
  • 海ゴミゼロ活動
  • カブトムシを育てる ~「指先から伝わる感動」~
  • スポーツを活用したまちづくり
  • 小さなまちの小さなアート
  • 音楽表現探究及びコンサート企画運営探究
  • 書道がつなぐ世界
  • nudge理論から考えた生活改善
  • 国際ボランティアと国際平和
  • グローカルなまちづくり
  • はだか麦プロジェクト
  • Scratch教室を開こう

探Qブログ

【探Q】「地域のリーダーから学ぶリーダーシップとマネジメント」講座

2020年1月20日 11時40分

 

2020年1月14日(火)「地域のリーダーから学ぶリーダーシップとマネジメント」講座です。

 今日のテーマは三つあります。一つ目は、「三好様のお話を聞いての振り返り」です。前回(12月17日(火))に株式会社 龍宮堂 代表取締役社長 三好 正次郎 様からお話を伺うことができました。その反省と振り返りを行いました。「準備していたからこそ、素早く次の質問へと移ることができた」という意見がありました。その一方で、質問の声のトーンが低かったり、聞くときに下を向いてしまいうなずくことができなかった、前の質問とつなげて自分で考えながらより深い質問ができるとよかったなど改善すべき点もありました。今回の反省を生かして、次回の取材活動もよりよいものへと高めるために、「もう少し詳しく教えていただけませんか」という聞くことや、質問する順番を整理しておくことといった改善事項も明確になりました。

 

 二つ目は「三好様のお話の内容を文字に起こす」ことです。3人一組になり、当日自分たちが書いたメモや音声記録をもとに、文字に起こす作業を行いました。少しずつしかできず、なかなか進みませんでしたが、必死で耳を澄まして音声を聞いたり、協力してより分かりやすい、伝わりやすい表現に直したり、誤りのないように確認作業をしている姿が見られました。話した内容を文字に起こすことはとても大変な作業です。ただ、「あえて」大変な作業を行うことを通して、三好様の話から思いや願いをより深く理解することができたり、報告書をまとめる=誰かに読んでもらうということを強く意識したりすることができると考えています。きっとよい経験になると思います。

 


 三つ目は、「エス・エス・ピーへの取材に向けて」です。次回(1月21日(火))に、(有)エス・エス・ピー 代表取締役 三木 隆浩 様への取材を行います。そこで、事前に調査していた内容に加えて、インターネットなどを活用しながら改めて情報収集を行い、質問事項の選定を行いました。前回の反省を生かしながら、質問する順番を考えるだけでなく、龍宮堂とエス・エス・ピーを比較してその特徴に応じて質問内容を改善するなどを行いました。来週に向けてしっかり準備することができていたと思います。

 次回もより多くの学びが得られ、生徒たちが大きく成長してくれることを期待しています。

 

 


【生徒の感想】
○文字起こしをパソコンでしたのは初めてでした。思ったより話し言葉を文章にするのが難しいことがわかりました。今まではスマホでしか文字を打つ機会がなかったので、パソコンで打つのがとても遅くアルファベットを探すのに一生懸命になってしまいました。聞きながら打てるようになるとかっこいいなと思いました。また、話し言葉だとその話している相手にしかわからないような内容もあったので、それをどうやって読む人にわかりやすく文章にするかなど、改めて普段使っている言葉にも目を向けることができたと思います。
 そして次回にお話を聞きに行く会社を調べました。普段私たちが観ているテレビなどにも関係しているところなので、前回の反省を活かして身近なところで活躍しているということを頭において元々ある質問からどんどん発展させてたくさん質問ができるようにしたいです。

○今日は発表の準備として、資料を作るために前に来ていただいた三好さんの話を録音したものを聞いて、タイピングをしていきました。実際やって見ると、上手く聞き取れない部分があったり、早すぎて一文くらいで止めないとタイピングするのに追いつくことが出来ませんでした。また、普段パソコンを触ってないためキーボードを打つのがとても遅くて効率が悪かったです。相手の話をタイピングする上で打つのに間に合わない場合は大事だと思うキーワードをタイピングしとけばいいのだと思いました。そして、日頃からタイピングの練習をしたら就職した時でも、役に立つのではないかと思いました。
 質問を考える上でもその企業によって、今まで聞いてきた質問が合わない場合とかがあるので、工夫しておかしくない質問を作ること、また、質問の順番も似たようなやつは固めるなどの工夫をしたらいいことが分かりました。

○今回は前回の三好様のお話を、パソコンで聞き、打ち込む作業をしました。私は何故か打つのが早いのですが、それでも上手く聞き取れないところが多く5分間のお話されている部分を打ち出すのに、30分以上かかりました。想像を絶する作業に肩が痛くなり大変でしたが、教えてくださったことをまとめるのには適しているなと思いました。打ち出してさらに、お話を思い出し、上手くまとめられるように頑張ります。

○今回は三好様の講話を聞いての反省と文字起こしをしました。講話を聞いての反省では、質問したことにより深く聞けなかった、声の大きさが小さかった、同じような質問があったけど自分たちで考えてできなかった、などがあがりました。振り返ってみると、ほとんど準備していた質問しか聞かなかったような気がしました。なので、相手の答えや考えを自分の中である程度考えて、聞きたいことをしっかりと整理する必要があると思いました。また、声の大きさは、最低でも相手の聞こえる声で話すべきだと思いました。質問する時は、まず相手のことを考えて質問することや、もっと興味を持って話を聞くことなどが大切なのかなと思いました。文字起こしは、CDラジカセで声を聞いてパソコンに打つという作業でしたが、想像以上に大変でした。けど、とても大切な資料なので、頑張りたいです。