【探Q】地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント 魅力ある商品を発信するデザインについて学びを深めました。
2025年10月7日 17時00分探Q「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座は、
愛媛新聞社「ハーベスト」と協働して、松前町の魅力ある産品を選べるカタログギフトカードの制作に取り組んでいます。
広告デザイン事務所カンカクの本間さんに御協力いただき、
魅力ある商品を発信するデザインについて学びを深めました。
まず、色数を減らすことで全体の見やすさが増し、情報がよりスムーズに伝わることを知りました。
さらに、文字の大きさや角度に注意することは、単なる装飾ではなく、効果的なデザインにつながります。
デザインは、年代や立場によって受け取り方が異なるため、誰に向けて表現するのかというターゲット層を意識することが重要であると学びました。
ポスターやチラシを制作する際には、伝えたいことの優先順位を付けて取り組みたいです。
一方で、インターネットで拾った画像を無断で使用したり、キャラクターやデザインロゴを勝手に使用したりすることはしてはいけない点、透かしの入った画像の利用や、他者のデザインやキャッチコピーの模倣など禁止されている点などの注意点を教えていただきました。
デザインの分野で欠かせない他人の著作権やオリジナリティを守る姿勢を理解した上で、制作に取り組みたいです。
今回の学びを通して、デザインは、単に見た目を整える作業ではなく、誰に何をどう伝えるかについて常に考え抜く姿勢が求められていると強く感じました。
色や文字の工夫一つで印象が大きく変わることや、ターゲット層を意識することが効果的な表現につながることなど、今後、自分が何かをデザインする際の指針になると思います。
実際に、ラフ画を描いてみましたが、ゼロからアイデアを生み出す難しさを体験することができました。
著作権を守り、安易に他人の成果に頼らず、自分の発想を大切にすることが重要です。
今回の経験を通して、プロのデザイナーの方々が、日々どれほどの試行錯誤を重ねて作品を仕上げているのかを想像することができ、デザインの奥深さや責任の重さを理解するきっかけとなりました。
本間さんの「デザインは、『どうすれば伝わるか』『どうすればよくなるか』を考えることが大切」という言葉は、非常に印象に残っています。
今後は、学んだことを生かして、相手にしっかり伝わる表現を心がけたいです。
(本校は、令和7年度県立学校振興計画推進事業における「進学指導研究推進プログラム」において、「探究学習実践型」モデル校に指定されています。)(令和6年度~ 継続指定)