R07-0305 掲載 芸術科概要

R07-0313 芸術科学びのイメージ

Q

書道専攻の学びを教えてください。

A

3年間を通して「再現力」「鑑賞力」「深化力」の3つの力を磨きます。

書は二次元の芸術ですが、その再現・表現には筆を立体的に用いる動きが不可欠です。また、その習得において作品の美しさを言語化したり分析したりする技術が有効です。

さらに、書の起源や発展の歴史的背景、手紙や紙幣など表現媒体などの文化的な視点は、書をより深みのあるものにします。

 

3つの力を身に付けるために、

1年生では「再現力」の習得に重点を当て、「漢字」「仮名」「漢字仮名交じり」の書を制作します。

2年次には、「鑑賞力」に焦点を当て、芸術作品を理論的に分析し、感覚的に味わうことができるよう、作品の鑑賞にも力を入れます。

3年次には、書道史を学ぶとともに、書を装飾する表具や表装などについても学び、3年間の集大成である卒業制作をより魅力的なものにします。

 

このカリキュラムで学ぶと、大学で書道を専攻する際に求められる確かな実力だけでなく、学問を探究したりビジネスで活躍したりするのに必須である「言語化」や「自己内省」ができる技術も身に付けられます。

したがって卒業後は、「芸術系大学」だけでなく、人文・経済・経営学などを学ぶ「四年制大学」「専門学校」などに進学しても、その学びを広げられます。

芸術科

【芸術科】書道専攻実技講習会「行書に調和する仮名」を行いました!

2025年11月8日 12時22分

 本校は、県立学校振興計画に基づいて、令和8年度より芸術科を設置いたします。

 令和6年7月17日(水)、普通科にある芸術クリエーションコースを改編し、音楽、美術、書道の各分野に特化した教育課程で、愛媛県の芸術教育のフラッグシップ校を目指す『芸術科』を令和8年度に新設することが愛媛県教育委員会から発表されました。

 

11月8日(土)に書道専攻実技講習会を実施しました。

テーマは「行書に調和する仮名」です。

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自分の名前に含まれた平仮名や、「の」「す」「わ」「れ」など結びや折れのある仮名について、繰り返し練習しながら、「行書に調和する仮名」の習得を目指しました。

後半の講習は、例題「流れる雲」に挑戦しました。

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休憩時間は、芸術クリエーションコース(書道)の生徒や書道部の生徒とも交流し、本校芸術科書道専攻の魅力を知っていただくことができました。

 

次回の実技講習会は、音楽・美術・書道の3専攻合同で、12月20日(土)に実施する予定です。

ぜひ、本校を希望される皆さんは御参加ください。

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