教員養成コースを選択すると教育学部しか進学できないのですか?
そんなことはありません。幼稚園や保育園、認定こども園などにも教育、保育体験に行きますので、保育学部への進学もあり得ます。加えて、教育養成コースで習得したコミュニケーション能力や課題解決能力を生かして、経営学部や経済学部など様々な学部に進学して活躍していくことも考えられます。
そんなことはありません。幼稚園や保育園、認定こども園などにも教育、保育体験に行きますので、保育学部への進学もあり得ます。加えて、教育養成コースで習得したコミュニケーション能力や課題解決能力を生かして、経営学部や経済学部など様々な学部に進学して活躍していくことも考えられます。
愛媛大学教育学部は、
令和11年度入試(令和10年度実施・伊予高校教員養成コース修了1期生が3年生になったタイミング)で、学校推薦型選抜Ⅱ『教員養成特別選考(仮称)』を新設し、将来、愛媛県の教員として活躍することを強く志望する学生を募集する入試を現在検討しています。
令和9年度入試(令和8年度実施)からは、総合型選抜Ⅰ『地域教員希望枠(募集人員10名)』を新設し、本学卒業後、愛媛県内の人口減少が著しい地域の教員として地域創生に貢献しようとする強い意志を有する学生を募集します。
詳細は、愛媛大学教育学部の地域教員希望枠ページをご覧ください。(←は愛媛大学教育学部の該当ページへジャンプします。)
本校は、県立学校振興計画に基づいて、令和8年度より普通科と芸術科に教員養成コースを設置いたします。
地域の小中学校と連携し、愛媛の教育の将来を担う人材育成に取り組みます。
その取組の一環として、10月10日(金)の午後、伊予市立翠小学校にて教育体験実習を実施しました。
将来、教員や保育士など子どもに関わる職業を志望する生徒30名が参加し、子どもたちとの交流や授業補助などを通じて教育現場を学びました。
実習では、
昼休みに校庭で児童と一緒に遊ぶ交流活動
児童ととも運動場の掃除
午後からの授業は、教室で授業観察や指導補助を行う実習
を行いました。
生徒たちは、児童と目線の高さを合わせて話す、名前を呼びながら関わる、学年や性格に応じた接し方を工夫するといった姿が見られました。
また、授業観察では教師の板書の工夫、発問のタイミング、グループ活動の指示の仕方、児童一人一人への支援方法などを細かくメモし、主体的に学ぶ姿勢が印象的でした。
「褒めて伸ばす声かけ」「子どもたちの表情」など、教育現場で見えてくる一つ一つの事象に関心を持つ様子が多く見られました。
参加した生徒の振り返りから、「教員の準備の大切さ」「子どもたちへの声掛けの工夫」「目の前のことだけでなく全体を見る」など、多くの学びがあったことが分かり、大変充実した実習となりました。
この実習を通して、生徒は「子どもと関わる喜び」を実感するとともに、「教育に携わる責任感」などにも触れることができました。
実習を受け入れてくださった翠小学校の先生方、児童の皆さまありがとうございました。
今後も本校では、教職のやりがいや教育の魅力を体験的に学べるカリキュラムを研究し、教育現場での実践的な学びを提供することを通して、愛媛県の教育の即戦力の育成を進めてまいります。
☆☆☆生徒の振り返り☆☆☆
1クラスに複数の学年が一緒に授業を受けていると聞いたので、自分たちが普段受ける授業とどう違うのかを見つけることを目標に立てました。
実際に授業を見て、1つのクラスに2学年混じっていて5,6年生のクラスを担当しましたが、学年によって学ぶ内容も違うにも関わらずどのように授業していくのか疑問に感じていました。教室に入ってみると、前後に黒板があって、先生一人が二つの黒板を使って授業をしているのを見て驚いた。また、大変さも感じた。授業の仕方から自分が受けてきた授業と全然違うと思ったし、どの学校も1学年が1クラスで授業をしていることが当たり前ではないことを改めて感じた。2学年混じっての授業では、先生がどちらかの学年を説明をしてる時に、もう一つの学年は問題集に取り組ませるなど、どちらの学年にも先生の説明待ちの時間がないよう工夫して授業をされていた。
今回の講座を通して授業の仕方を知ることができ、生徒たちとも積極的に話すことができたと思います。生徒と話す時はきちんと顔見て話すことが大切だと思いましたし、当たり前のことですが意外と顔を見て話せてなかった時もあったので、当たり前のことだからと言って無意識にできるわけではないと感じました。今回の実習を通して生徒と上手くかかわることは大切ではあるが、先生側の立場としてでも参加させていただいているので、翠小学校の先生方が児童の見ていないところで準備や片付けをされていることもあるので、先生方が授業以外でどういうことをされているかも知っておくことが大切だと思いました。
今回は先生方の動きについて、あまり注目できていなかったので、次回参加する機会があれば先生の動きを意識し、どのようなことをされているかを発見できるように参加したいと思った。(高3)
今回初めての教育体験実習で、イメージだけでは補えなかった部分がたくさんあり、改善点ばかり見つけました。今日私がうまくできなかったことは、自分の意見を伝えることと、もっと効率よく行える方法を考えていなかったことです。次、また教育実習体験に行けることができたら、その二つを意識して取り組んでいきたいです。そのために、日頃から、周りの意見に共感するだけでなく、よく考えて、自分の意見を持つことを目標として頑張っていきたいです。(高1)