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【アクティブラーニング】第一回相互授業参観週間

2018年6月13日 21時05分

○開催日時 6月4日(月)- 8日(金)
○開催場所 本校

 本県では昨年度に引き続き、アクティブ・ラーニング推進事業を実施しております。3年計画の3年目に突入しました。事業最終年度の本年度も本校はアクティブ・ラーニング(以下AL)に先進的に取り組むAL拠点校に指定されました。2年間の実績、課題を踏まえながら本県並びにわが国の未来を拓く人材育成に努めていきたいと教職員一同気を引き締めております。今年度も、その取組を随時このHPを利用して掲載していきたいと思います。

 6月4日(月)から8日(金)まで第一回相互授業参観と銘打って、先生方が互いに授業を参観しながら研鑽に努めています。特に7日、8日は授業公開ということで、多くの保護者地域の方にも参観いただきました。流石3年目、確実に授業改善がなされています。先生方はしっかりとその時間の目標(めあて)を明確にし、付けようとする学力がはっきりと分かる授業、授業構成です。グループ活動有り、ICT活用有り、講義でしっかりと基礎を押さえる授業有り、多様な授業の一端を掲載します。

 3年生理系クラスの地理Bの授業では、「世界の人口問題」を学習した後、日本の人口問題について課題学習に取り組んでいました。

 現高3生は、平成12 -13年生まれ。第2次ベビーブーム世代のご両親、第1次ベビーブーム世代付近の祖父母をもつ生徒も少なくありません。しかし、自分たちの世代は、「少子化」の真っただ中にいます。
 授業では、自分たちの両親、祖父母が10代後半だった頃の時代背景を調べつつ、なぜ、第3次ベビーブームは起こらなかったのか、さまざまな資料をもとに分析していきました。

 授業の後半では、自分たちが今度は高校生の親になっているかもしれない2040年代、日本社会や世界はどのようになっているだろうか、日本はどのような人口問題に直面しているだろうか、という問いにも積極的な議論がなされていました。

 また、本校の卒業生6名が、教育実習生として授業実践に取り組まれていました。実習生の先輩からもいい刺激を受けて、頑張れ、伊予高生!!