保護者懇談の期間を利用して実施している「親子で学ぶー〇〇」シリーズ。今年は、河原学園の先生方をお招きし、理学療法と歯科衛生について学習しました。

理学療法の講座では、「リハビリとは何か」「理学療法士の仕事」について詳しく説明をしていただいた後、可動領域を広げるコツを教えていただきました。

歯科衛生の講座では、「歯科衛生士の仕事の内容と重要性」について説明していただいた後、本校卒業生の3名の学生さんに充実した専門学校生活についてお話していただきました。その後、歯の模型を使って正しい歯磨きのコツについて教えていただきました。
皆さん、オープンキャンパスや学校説明会等に参加し、自分の進路実現に役立てましょう!
「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座です。
12月12日(火)の活動では、メンバー14人が4グループに分かれペーパータワーに取り組みました。
目標は、「とにかく高いタワーをつくる」です。

「作戦タイム」→「1回目の勝負!」→「2回目に向けた作戦タイム」→「2回目の勝負!!」→「活動の振り返り」
という手順で行いました。
一人一人が真剣に取り組み、コミュニケーションを図りながら目標達成に向けてチャレンジする姿は、リーダーシップを学ぶ意欲が行動として表現できており、すばらしいと思いました。
振り返りを通して、コミュニケーションやチームワーク、状況に応じたリーダーシップの大切さに気付くことができていることからも成長を感じることができます。
一人でリーダーシップを発揮することはできません。人と関わりを通して、よりよく成長してほしいと思います。
【生徒の感想】
・話し合いの時間に、班の皆が自分の意見を言い合えていたので雰囲気は良かったと思います。また、誰かが案を言っている時にはしっかり聞いて、そこからまた新しい意見に繋げられたので班での協力性も見られました。一番良かったと思ったことは、1回目の反省を活かして2回目に臨めたことです。話し合いもより良いものになったと思うし、1回目よりも高くペーパータワーを積められました。皆と仲良く活動できたので良かったです。
・1回目は焦ってしまって、具体的な良い策も少ししか見つからないまま本番が始まってしまいましたが、2回目はその反省点を生かしながら役割を分担し、作戦を変えて、班の人たちと効率的に制作を進めることができたと思います。初めてのペーパータワーづくりでうまくいかないことだらけでしたが、班のみんなと協力して楽しく活動できたので良かったです。
・ペーパータワーを作ってみて感じたことは、みんなの意見を聞いてまとめて作ることも大切だけど、今回は時間制限があったので素早く判断して実行することも大切ということが分かりました。日常生活でもみんなの意見を聞いて慎重にまとめる時と、素早く判断する必要がある時があると思うので、しっかり考えて状況に応じて使い分けていきたいです。
今年も「いっしょに読もう!新聞コンクール」に応募し、2年連続で「学校賞」をいただきました。先日、12月5日に取材がありましたが、その時の様子が12月13日(水)の愛媛新聞に掲載されました。
皆さんが読んでいる「伊予高校NIE TIME」の記事は、「NIE 身近な時事問題学習」講座のメンバーが選んだ記事を基に作られています。
今後も、身近な社会問題に目を向ける機会を多く設けようと思っているので、皆さんも新聞を活用してください
掲載許可番号d20231213-03

「美術表現探究」講座では、美術を使った人や地域の課題解決方法を探究しています。
今期は、「空き家を活用して松前町の魅力の発信拠点を作る」プロジェクトを企画しています。松前町の素材(石や土、農作物など)を使って顔料を作り、一から作品を制作することで、違った角度から松前町の豊かな自然を表現したいと考えています。

先日、12月9日(土)、新居浜市のあかがねミュージアムさんに御協力いただき、拾ってきた石を絵具の材料にできるように粉石機で砕きました。(さらにこれから細かく砕きます。)


あかがねミュージアムでは、女子美術大学名誉教授で、NPO法人富士山からはじまる天然顔料と粉砕の研究会員の橋本弘安先生のお話をお聞きしました。
内容は日本画の岩絵具に代表される天然顔料(実際には世界中で石を用いた天然顔料が作られている)や、粉体工学についての講義で、奥深い顔料についての知識を得ることができました。
また、同じ石から異なる大きさの粒を分けて違う色彩の顔料を得るための分級の方法や、天然顔料を1から作ることで感じられる地球や他分野とのつながりについてなど、大変興味深いお話で、創造力が掻き立てられました。
作品を通して、松前町の方々にもその魅力を伝えたいと思います!