【2回目】愛媛大学教職大学院「チーム学校スペシャリスト養成講座」に参加しました!(教員養成コース プレ事業)
2024年10月11日 12時00分
本校は、県立学校振興計画に基づいて、令和8年度より普通科に教員養成コースを設置いたします。
愛媛大学教職大学院や教育学部等と連携し、愛媛の教育の将来を担う人材育成に取り組みます。
10月6日(日)、愛媛大学教育学研究科教育実践高度化専攻(教職大学院)が主催する
「チーム学校スペシャリスト養成講座」に、教員志望の生徒が参加しました。
「チーム学校スペシャリスト養成講座」は、
全てのキャリアステージの現職教員、再任用教員、退職教員、学部4回生、教職大学院生の参加による、実践的に学ぶ協働型研修です。
当日の様子は、こちら!(愛媛大学教職大学院のホームページにジャンプします。)
テーマは「教育相談」です。
不登校のモデル事例に対して、学級担任や保護者、養護教諭など様々な立場の人がそれぞれどのように対応したらよいか、グループ別にじっくりと話し合いました。
登校できない理由を追及するのではなく、色々な立場の人がチームで関わって対応策を考えることの大切さを学びました。
☆☆☆参加した生徒の振り返り☆☆☆
・今回の実習は、不登校について深く考えるいい機会となりました。 私は比較的学校は好きなほうで、学校に長期的に休んだことはありませんが、不登校について考えてみることで、意識が変わったと思います。基本的には養護教諭目線の話でしたが、矢野先生が工夫されながら保健室登校の子どもに寄り添っているお話が印象に残りました。教室に行きにくい子どもには、保健室を安心できる居場所にしてあげたり、児童自身に目標を決めさせることで頑張りを視覚化するなど、たくさんのことを行っていました。矢野先生自身は、不登校気味な生徒に笑顔で接し、この先生なら大丈夫だと思ってもらえるように、信頼づくりをしているしているようです。 養護教諭の先生は学級担任の先生との情報共有が大切らしく、毎日日誌をつけてることでした。 途中のクループ活動では、普段関わることのない年齢層の方と意見交換などを行いました。 自分から発言を積極的に行えなかったので、次回こういう機会があれば、高校生であっても大人との会話に入っていきたいと思います。 前回の松前小学校での実習と、今回の講座を通して教師になりたいと思う気持ちが強くなりました。 教師になった場合は子ども一人一人にしっかり寄り添い、毎日学校がたのしい!と思ってもらえるような学校を作っていきたいと思います。 矢野先生のような養護教諭にもなりたいと思ったので、これからこのような勉強会に積極的に参加し、色々な知識を今のうちに身に付けたいと思います。 すごく充実した一日となりました。(1年生)
・不登校生徒に対しての対応について、様々な立場から自分の考えに意見をいただくことができ、とても有意義な時間を過ごすことができた。 最初は不登校生徒に対して、登校の意思を見せるまで生徒にアクションを起こすことはNGだと思っていた。しかし、ある程度は必要である、何かアクションを起こすべきであるなどの意見を聞いたり、不登校生徒に対する先生からの連絡頻度についての希望アンケートの結果などを見て、自分の中で考えが深まり、講座を受ける前と比べて不登校生徒に対する関わり方の考えが変わった。 特に印象に残っているのは、子どもに自信を付けさせることが重要であるという考えや、子どもの自己決定をさせる場面を作るという考えである。 不登校生徒との接し方を見つけたいと目標を立ててこの講座に参加したが、次は不登校生徒に限らず生徒自身に自信を付けさせるためにはどうすればよいかについて考えていきたい。 そのベースとして、今回、先生の話にあった「手伝ってもらうこと」「子どもとつながること」を覚えておこうと思う。(3年生)