伊予高校『服のチカラプロジェクト』⑥
2024年3月25日 12時00分
3月23日(土)・24日(日)の2日間にわたり、伊予高校探Q「美術表現探究」講座の生徒たちによる「美術を通した地域活性化実現のための新しい地域の観光スポットづくり」の一環として、松前町の空き家を活用した展示会を行いました。
重信川や塩屋海岸で採取した石を粉砕して作った絵の具や砂、泥などを利用し壁画を描いたり、日用品を利用した海の生き物づくりに取り組んだりしました。
鑑賞、体験していただいた方からは
「無人のお宅がワクワク楽しい場所になりました。」
「岩絵具は、特殊な鉱石のみで作ると思っていたのですが、石ころでも味わい深い色がでることに驚きました。」
「地域の活性化を若い世代が考えてくれるのは地域住民として嬉しいです。」
「空き家を使ったり地域の石を利用したり、松前と美術を繋げる良い活動だと感じました。」
などのご感想をいただき、活動の意義を感じることができました。
イベントを企画した私たちも、自然の豊かさや街並みのおもしろさだけでなく、住民の方の温かさを感じ、町の魅力を再発見することができました。
御来場いただいた皆様、企画に御協力いただきました松前町の皆様、大変ありがとうございました。今後も美術を通して地域の良さを発信していきたいと思います。
3月19日終業式の後、1・2年対象に「合格体験座談会」、午後から2年希望者対象に「志望理由書の書き方講座」を実施しました。
座談会では、卒業生14名(公務員4名・専門学校1名・大学9名)と大学スクールサポーターの2名が在校生の質問に答える形で受験や部活動・探究活動について話をしてくださいました。それぞれが、受験先を決めた時期、本格的に勉強を始めた時期、高校時代にやっていて良かったこととやっておけば良かったことなどについてお話をしてくださり、在校生も自分のこととして熱心に聞いていました。
また、昼食時に地域の産直市のお弁当を他校生と一緒にいただいたり、今治里山スタジアムや桜井漆器店等を見学したり、地域の活性化活動への理解を深めることができました。
来年度は、大学や多方面の団体の方々に御協力をいただき、更に充実した内容の探究活動を行いたいと思いました。