3月5日(火)、美術表現探究のメンバーが地域の方々との勉強会で、3月に開催するイベントについてプレゼンテーションを行いました。
私たちの講座では、美術を通じた地域活性化をテーマに『空き家を活用して松前町の魅力の発信拠点を作る』ことを目的とした展示イベントを、3月23日(土)、24日(日)に開催予定です。松前町の自然素材から絵の具を作り、展示や体験コーナーで住民の方にも楽しんでいただける内容を企画しています。
勉強会ではイベントの趣旨説明を行った後、地域の方々から御意見や御質問をいただいたり、松前町の空き家問題の現状を知ることで、自分たちの活動の意義や課題を改めて認識しました。また、今後の活動のヒントとなる御提案もいただけ、大変有意義な時間となりました。
今後、イベントの情報はホームページ、インスタグラム、YouTubeで順次発表していきます。ぜひ、楽しみにしていてください。
「地域のリーダーに学ぶリーダーシップとマネジメント」講座です。
2月13日(火)の活動では、松山大学に行き、経営学部麓先生の講座を受講しました。
テーマは、「『ちょうどいい』リーダーシップを見つけよう」です。
経営学においてリーダーシップがどのように研究されてきたのか、近年注目される変革型リーダーシップやサーバントリーダーシップ、シェアドリーダーシップとはどのようなものか、などについて学びを深め、シェアドリーダーシップを体験できるワークショップを行いました。
ワークショップでは、経営学部の学生さんも参加してくださり、大学生と交流しながら体験的に学ぶことができました。
ちなみに、交流した大学生の一人は、本校の卒業生でした。卒業後も成長し続け、積極的にチャレンジしている様子を見ることができ、大変うれしく思いました。卒業生との交流もまた、伊予高生にとって大変有意義な学びになりました。
入学広報課の職員による大学概要説明やキャンパス見学も行い、大学生気分も味わうことができた、充実した授業になりました。
【生徒の感想】
・今まで学んだ以上にリーダーシップについて詳しく学ぶことができ、新たな発見がたくさんあった。特に、状況に応じてそれぞれのリーダーシップを発揮する必要があるのは知っていたが、具体的にサーバントリーダーシップや変革型リーダーシップなど、目的も方法も全く異なるリーダーシップの種類を具体的に知ることができてとてもわくわくした。
・どのリーダーシップも違っていて、「こうでなきゃいけない」というのがないとわかりました。グループワークの後、自分はグループの中でどのような役割を果たしたか、を考えました。意見を率先していう人、メモを取る人、意見をまとめる人、意見を聞く人、たくさんの項目があり、これらすべてがリーダーシップであるのなら、どんな人にも必ずリーダーシップはあるんだなと思いました。私なりのリーダーシップの在り方を見つけていきたい。
・今回松山大学に行って他者と協力することの重要さがとても分かりました。特に、大学生とのグループワークが印象に残りました。情報を共有しながら答えにたどり着くまでの過程で一人一人の役割が見えました。私は最初なかなか自分のリーダーシップを出せず、周りの人に任せがちになっていましたが、大学生が進んで話しかけてくれたり、情報をうまくまとめている姿を見て後半は自分から話し出せるようになりました。大学生はチームをまとめて事を進めていく力、皆が話しやすい雰囲気を作る力が備わっていると思いました。これから学校での探究活動でも必要になってくることだと思うので、私も意識して取り組みたいです。
卒業式の後に、3年生の先輩方をご招待して、お茶席を設けました。
先輩方は明るく、優しく、楽しく導いてくださったので、初心者で始めた私たちも安心してお稽古に取り組むことができました。
先輩方、卒業してからも顔を見せに来てください。今までありがとうございました。
3月1日 本校第39回卒業証書授与式が行われました。
本年度の卒業生は106名、卒業生一人ひとりが真剣な眼差しで臨みました。
門出の言葉にて、代表生徒が「コロナは私たちの大切な青春の時間を奪っていきましたが、日常のありがたさや大切さを教えてくれました。また、伊予高校で将来の夢を明確にすることができ、新たなスタートラインに立てることに希望を膨らませています。」と、述べました。
卒業生の退場時には、在校生と教職員から伝統の「第九」の演奏と合唱があり、会場は厳かなムードに包まれつつ、心温まる感動的な式となりました。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
卒業生の皆さんが、これから大きく羽ばたいていかれることを期待しています。